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10人の夜

#わたしの旅行記

2023年、夏

女10人で山梨県へ旅行。


メンバーは
お笑い芸人「3時のヒロイン」福田麻貴さん
と、
9人組アイドルグループ「つぼみ大革命」の9人全員

の10人。

なんと、麻貴さんが私たち9人を旅行に連れていってくださりました。
サラッと言っていますがとんでもなくデカいこと…
感謝してもしきれないです。
スケジュールが合ったことも奇跡。
本当にありがとうございました!!!!爆感謝
早く恩返しがしたいと思う今日この頃です。






一泊二日で
一日目は山中湖の近くでBBQからのお泊まり
二日目は富士急で遊園地を楽しむ

という最高の二日間。

小さいことから大きいことまで沢山の思い出があるので、今回どのことについて書こうかなと迷いましたが、やっぱり個人的にとても思い出深い部分を抜粋します。
(きっとみんなもだけど)








一日目のBBQが終わったあと、全員で星を見るために真っ暗な山中湖まで真っ暗な道を10人でテクテクと歩いて行きました。

到着すると、とっても綺麗な星空。

最初はみんなしゃがんで首を真上にあげて星を見ていたけれど、思ったよりしっかり見たくなってきて

もう服なんて気にしない、えいっ!

と、思い切って地面に仰向けに寝転がりました。

隣にいた麻貴さんを見ると、麻貴さんは寝転がらなかったので、大人だぁ。と思いました。


私は、ポニーテールをしていたせいで髪が邪魔で完璧には仰向けになれなく、頭だけを少し浮かせるという
まさかの腹筋の筋トレ体制で見ていました。
思い切り寝転がれる人いいなぁ、と、ちょっと(結構)羨ましかった。


都会ではなかなか実現しない、電線なんかで視界を邪魔するものが何一つない広い星空を見つめ続けた。
ずっとずっと見ていた。



そうしてみんなで空を見ていると、
流れ星を3回も見れたメンバーや、1回だけ見れたメンバー、1度も見れなかったメンバー、
同じ空間で同じ空を同じだけ見ていても差が出て、不思議で面白かった。


スマホを使うのも禁止して、一切光のない空間を作る。
そしたら更に星がくっきりと見えた。

たまにミスってスマホをつけてしまった人は焦って謝った。

わ!ごめんなさい!

あ!流れた!

いいなぁいいなぁどこ見てた?

どこ見てたら見えるかな?

わからんけど一点集中じゃなくて、ボヤッと全体を見るねん

意識せんと、ぼーっと見てたらいつかまた来るよ

そろそろ首痛いかも

みんな今どれ見てる?

どうやって伝えたらいいねん

あれ見てるよ、あの星

一番光ってるやつ?

なんかあの星、チカチカしてない?

してないよ

ほらあれ!

あれ飛行機じゃない?

えー違うよ

まさかのUFO?

あ!また流れた!

え?!また見逃した!

もう3つめ〜♪

えーまだ一回しか見てない

一回でも見れてたらいいやん

寒いな〜

綺麗やな〜

(ここまで一言も発言せず黙って見続ける天体観測メンバーも)


まさに十人十色




私は流れ星が見れることを期待し、ずっと空を見つめながらも

楽しい、辛い、悔しい、面白い、緊張、嬉しい、など

どんな時でも日々一緒にいろんな瞬間を過ごしているメンバーだけど、みんなでこんな風に一つの同じ空を(空は一つしかないけど)見るなんてことは初めてだな、
今この瞬間のことは一生忘れないだろうな、みんなは今何を考えてるかな、としんみりしていた。(筋トレの体制で)

結果としてこの時、私は一つも流れ星は見れなかったけれど、なんだか最高の雰囲気だったのでまぁいいや、と心残りはなかった。


麻貴さんは、首が痛いという理由で割と早い段階で空を見るのを諦めていました。

その代わり、きっと
星を見つめるメンバーを見ていました。




あと1分したら帰ろか〜


いつかどこかで終了の合図を出さないと、流れ星不確認組が諦めきれずこのまま永遠に見続けてしまいそうだったので、誰かのこの一言により1分後、きちんと宿へと帰った。



時間にすると1時間弱くらいでしょうか。

ただ星を見ていた、それだけの時間なのに

今きっと自分はすごい時間を過ごしたんだろうなという気持ちでいっぱいになりました。


そんな素敵な一日の締めくくりでした。





そんな麻貴さんが歌詞を書いてくださり、
私たちつぼみ大革命が歌っている、
この旅がベースとなっている楽曲
18:48」という曲があります。

是非聴いてみてくださいね。

あと、これについては麻貴さんが素敵な記事を書いてくださっています。

こちら


まだまだ思い出のシーンがあるのでまた書ければいいなと思います。




お読みいただきありがとうございました!

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