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ロックダウン中のロンドンで誕生日を迎えて思ったこと

こんにちは、COVID-19(通称コロナ)の影響で現在ロンドンで引きこもりを余儀なくされています。

そんな中、4月27日に誕生日を迎えました。

もちろんどこにも行くことはできず、誰にも会えず、1人で静かに過ごしましたが、これがとても良かったです。

最初は「今年の誕生日はどこも行けないのか、最悪だー、この時期で運が悪い!」と思いましたが

普段なら考えもしないことに気がつきました。

ロックダウン中で引きこもり+誕生日
の組み合わせだからこそ気づいたことです。

自分で自分を...

まず、仕事もできずに1ヶ月以上家に引きこもっている状況が精神状態に及ぼす影響はネガティブなことが多いです。

私も最初はコロナに関するニュースを読んで気が滅入ったり、仕事ができずにお金が減っていくことばかりを考えていました。

わざわざ自分をネガティブにするような行動はまず断ち切って余計なことを考えないように忙しくなろうと思いました。

でも映画やYoutubeを観ていて気づいたらぼーっとしていたことがあったので、もっとエネルギーを使うこと、読書かブログを書くのがいいと気がつきました。そして自分自身に半ば強制しました。

ネガティブから遠ざかるのと同時に、楽しいと感じることも必要です。

誕生日に話しを戻すと、こんな時に誕生日なんてと悲観的に考えるのはやめて、1人でどう楽しく自分を満足させるかを考え始めました。

数ヶ月前までホテルで働いていた時に、実績が一定レベルに達するとAmazonのギフト券をもらうことができました。

余っているギフト券で自分に誕生日プレゼントを買おう!と思いつき、自分へのプレゼントを選び始めました。

今までホテルで働いていたので、泊まるゲストをどう喜ばせるか楽しんでもらえるか考えていましたが、その時に使った全てのエネルギーを自分に注ぎました。

他の人にしていたように自分を喜ばせてあげよう。と

自分で自分を楽しませる大切さに気がつきました。


Make it 〇〇 !

そして、誕生日当日にカナダ人の友達のメッセージで

"Happy birthday! Make it wonderful!"

受け身ではなくて(自分で)素敵な1日にしてという気持ちを受け取り、まさにこれだ!と思いました。

これはロックダウン中じゃなくても、誕生日ではなくても大事なことだと思います。

どんな時でも Make it wonderful, make myself happy. をするべきですね。

自分で自分をコントロールする、自分で状況を少しでもよくする。

忙しい日常の中で気がついたら感情や状況に振り回されることがあるので、意思を持ってmake it 〇〇!と心がけようと思います。

make it good (良くする)のは難しくても少なくともMake it better(ましにする)ならいつでも出来るはずなので。


その時の嬉しさを噛みしめる

誕生日おめでとうメッセージを送ってくれた人たちへの感謝の気持ちはいつもより大きかったです。同時にその人たちが無事でいると知り安心しました。

世界中から届くメッセージを見ながら、こんなに色々な国に知り合いがいるのか...と思い、自分の数年を振り返るいいきっかけでもありました。

Line, Facebook, Instagram, Twitterと様々なSNSを通じてメッセージを受け取りました。中には会ったことのない人も、顔も本名も知らない人もいます。心がこもったメッセージは嬉しくて1日かけてみんなに返信しました。

一緒に住んでいる大家さんがケーキを焼いてくれたことも嬉しくて、忘れられない素敵な1日になりました。


世界中で不安が渦巻くこの状況の中でも、誰かが自分のことを思ってくれる気持ちの一つ一つも噛みしめるように味わいました。

そしてこれがどんなに幸せなことか、考えさせられました。

外出できずに引きこもりを余儀なくされた誕生日だからこそ、色々と思いを巡らすことがあったので、今回の誕生日はロックダウン中で良かった!とさえ思いました。

いえ、正直に言うと、今までで一番良い誕生日でした!

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