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「砂の器」を読んだ感想

はじめ

なんかタイミング的に微妙ですね笑

『中島健人』って検索したら「砂の器」って出てきて何だろう、と調べて行った結果がこれです

原作を読もう!

って事で、読んだ感想を述べていきたいと思います

なお、読んだ前提で話を進めていきますので、ドラマも映画も本も知らない人は要注意です

感想

(順番前後しますが、ご了承下さい)

和賀英良の殺人動機が悲しすぎる

宮田は置いておいて、三木謙一の方です


父がハンセン病だったことを唯一知っている人だった

だから自分のいまの輝きに傷をつけたくなかった


和賀英良、すごく小さい時から苦労していたようですね


彼は母親に捨てられ、父とも離され(しかも父はハンセン病で)

風評被害に悩まされ、やっと手にした栄光を邪魔されたくなかった


これは当時のハンセン病の差別意識が強いことがわかります

でも、この種の差別意識、この状況でも一緒じゃないでしょうか

コロナにかかった人が差別される

これ、状況的には一緒ですよね

強さは違えど差別しているのは同じです

自分を危険(だと信じ込んでいるもの)から遠ざけるための行動ですね

今も昔も人は進化していないってことです

残念ですねー


ちょっと話逸れましたね

戻しましょう

彼が三木謙一を消したかったのはすごく分かります

東京に会いに来られて、地元に戻った時に言いふらされたりしたら…

「悪い噂は千里を走」りますからね

苗字も戸籍も偽ったのに、全て無駄になる

この殺害事件、誰が悪いんでしょうか?

殺害を実行したのは和賀です

でも、100悪いかと言われたら、違う気がしません?


ハンセン病の風評被害の恐ろしさが分かります



まとめ

これは、私が最初に読んだ時の感想です

正直、最後の方の音の話は全然わかんなかったです

ですから、また日を空けて読もうかな、と思っています

ありがとうございました ペコッ



追記

あの…砂の器の感想あったらください!

なんか世の中に対する皮肉みたいなところがあったりもしなくもないので…

そこが気に入らない人は

ごめんなさい



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