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ミスチルライブで非現実がなぜ私たちに必要なのかわかった

30周年のミスチルのライブに行ってきた。

ミスチルの思い出としては、
・小学生の時車でずっとアルバムが流れてた
(曲としては、gift、HANABI)
・元彼がミスチル好き、特に終わりなき旅は彼の受験を支えた大切な曲。
また、365日はぜひ聴いてほしいと私に伝えたいことだからとゴリ押しされた。w

正直、特にミスチルのファンではないし、知ってる曲も5曲あるかないか。
ただ、ライブみたいな非日常は率先して経験していくべきだと思ってる。なぜなら、経験してみないとわからないことだし、感性の幅が広がるはずだから。親が知らない間にチケット当選して、半強制で行くことになってはいたが、結構楽しみにしてた。

結論、
曲よりも人からでる想いに心を打たれた。 
歌っている姿勢、熱意だったりMCでの謙虚な立ち振る舞いや言動、これが印象的だった。正直歌は、知ってる時だけ盛り上がってた。。

思ったこととして、30年もやっていることが本当にすごいと思う。30年、名声もお金もあるだろうに、ゴールテープを切らないでここまで走り続けて、またMCでは未来ののライブの話をしていた。
40年、50年と自分が信じるもの、表現したいものをみんなに魅せていきたいと。
今日、3回ぐらい気絶しそうになった、次はもっと万全の状態で臨みたいと思う、その時はマスクなしで。みんなの歌声を聞かせてと。
かっこいい。すごい。
その上で、曲を歌ってる姿が本当にかっこよかった。想いを届けようとしていた。心から伝わってきた。表情、声のが鳴り、動き、全てが真剣で真面目で真摯だった。
30年続けてもなお、あの熱意で私たちに届けようとする思いはどこから来るのだろう。
私の今の大嫌いな自分の、きついからやめてしまいたい、とすぐに考えてしまう逃げてしまう思考。
泥ぐさく、地道に続けるということを未だかつてやり遂げたことがない。逃げてばっかの人生。
そんな自分だからこそ、30年走り続けてもなお、あの熱意で、あの表情で、あの想いをみんなに届けようと必死になれることがすごい、その気持ちがわからないと自分は思う。

30年、あの姿勢で歌い続けてきたのなら、たくさんの人を人生を救ったんだと思う。仕事でどうしようもない、立ち直れない人、失恋で死にたい人、愛おしさで想いが溢れる人、沢山の思いを歌で代弁して心を救ってきたのだろうな。
私の周りの人は、やっぱり泣いてる人もいたし、ノリノリだった人もい。幅広い年齢層だった。一つ一つの曲に思い出や想いがつめられるって本当にすごい。

私が歌を聴いていて抱いていた思いとしては、
自分もライブで号泣できるほど何かに本気になって失敗したいし、成功したい。
溢れるほどの愛を持ってlove songを聞きたいし、辛くてどうしようもない恋を歌を聴いて浸りたい。

このような、非日常の世界に入って、現実で頑張ってて偉いよ私。普段から頑張ってるね。って思えるほど、現実で頑張りたい。

そうだ、
非日常ってそういう意味で求められる世界なんだ。

現実の私もっとがんばって。
今日は非日常で感情が動いた瞬間、元彼を思い出した時だけだったよ。

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