セールスレターはお金を生みだす魔法の呪文であーる
セールスレターというものについて、言い得て妙だなぁ…と思わず膝を叩いた面白い例え話をある本で見つけました。
これはライターの方にはもちろんのこと、モノが売れなくて困っているという方にとっても「何じゃそれ!?」って、頭をパコンとやられるお話です。
自分の実績について、云々かんぬん
本題に入る前に、一応は信ぴょう性を付けるため、私の実績について簡単に数字ベースで書いておきたいと思います。
そもそも私は物を書くという職業を志したことはありませんでしたが、29歳の頃、必要に駆られて書いたセールスレターがたまたま運良く成功したところから、流れ流されやって来ました。
スキルはどうやって身に付けたかというと私の場合は独自スタイルも甚だしく、本や講座で真面目に勉強するというよりも、成績の良い会社のセールスレターをとことん分析してオリジナルに落とすことで数字を出して来ました。持論は至ってシンプルで、「成功しているものを徹底的に真似れば成功して当たり前」ということです。笑
29歳の頃、初めて書いたセールスレターは平均で月300万円、マーケティングが上手く回れば月に1000万円の売上を出していて、そのレター1本で累計1億5000万円以上の売上を上げました。
それ以降に書いたレターも基本的には成功していて、ランディングページ(LP)ならば転換率(CVR)は最低でも20%、上手くいって50%弱。セールスレターは昨年過去最高のCVRを記録しまして、締切日に18%という我ながら信じられない数字が取れました。
・・・自分の実績をつらつら書くのも少し気が引けるので。笑 私の話はこの辺にして本題に入ります。
セールスレターはお金を生みだす魔法の呪文であーる
これは言い得て妙だわぁ…なんて上手いこと言うんだコノヤロー!って思わず唸ったお話ですが、これこれ、この本のプロローグに書いてあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1716720230217-0o5NNhy4xY.jpg?width=800)
ええぇー、全然コピーの本じゃないじゃん!
そーなんです!コピーの本とかじゃないんです、これが。(そこがよい!)
しかし、天才の発想というものは物事の真理を突いてしまうらしく、そのあまりにも卓越した表現に、同じ箇所を何十回と読んでしまいました。それがこちらです。
ハリーは、正しい呪文を唱えることで、魔法の力を解き放つ。もちろん、呪文を見つけてちゃんと使うことは、決して簡単なことではない。ハリーと仲間たちは、文句の順序や手順を間違えないようにして、強調すべき言葉を強調しないといけない。こうしたプロセスは、まさに、テクノロジーで必要とされるものと同じだ。テクノロジーで呪文に相当するのが公式やアルゴリズムであって、現代の魔術の基礎となっている。正しい順序になっているからこそ、コンピュータが、本を読み上げたり、音声を理解したり、心臓発作を予告(もしくは防止)したり、株の売買の好機を予測したりする。呪文が少しでも間違っていれば、魔法の力が一挙に弱まるか、あるいはまったく効かなくなってしまう。
さらに続けてこのように書かれています。
たったひとつの公式をわずかに変更しただけで大きな改良がなされる、ということも少なくない。
これは、現代のテクノロジーがいかに驚異的であるかということをハリーポッターの魔法に例えて解説しているのですが、読んだ瞬間、「これセールスレターのことじゃん!」と思ったらなんだか気持ちが昂ってきて、その日は会う人会う人に「これ読んで!すごくない??」というウザムーブをかまし続けていました。そう、そのウザいムーブをこのnoteでもやっているわけですが。笑
いやぁ、でもすごくないですか?全くその通りなんですよ。例えば!
「正しい呪文を唱えることで、魔法の力を解き放つ」
この一文なんて、呪文っていうのはまさにセールスレターのことですね、正しいってのがミソです。ほいで、魔法の力っていうのは、それはまさしくキャッシュディスペンサー!お金を生み出す魔法の呪文ってところです。
ダメだなんか興奮してきた・・・。次!
「呪文を見つけてちゃんと使うことは、決して簡単なことではない」
ほんそれ!で、分析が甘い段階で真似をして書いても、全然数字は出ないです。呪文なんてたくさんあり過ぎて見つけるのも大変だし、見つけたとて、きちんと効果が出るように使うのって意外と難しいらしいんですね。
次っ!!
「ハリーと仲間たちは、文句の順序や手順を間違えないようにして、強調すべき言葉を強調しないといけない」
そうそう、何をどんな順番で言うか、どの言葉をヘッドラインに持ってくるか、最後の押しの一手は何?とか、基礎中の基礎です。
ネクスト!!!
「呪文が少しでも間違っていれば、魔法の力が一挙に弱まるか、あるいはまったく効かなくなってしまう」
ここもまったくその通りです。これ以上言うことはございません。
人の心とは本当に自由なものなのか?
テクノロジーについて書かれた本にある解説が、そのままピッタリとセールスにも当てはまるということが、何とも皮肉だなと言うか、面白いと言うか。
テクノロジーは人工的なものを扱う分野で、対してセールスは人の感情に訴えかけるものですよね。結局、人の心や感情は自由に見えて、その反応についてはパターンがほとんど決まっているとも言えます。
だがしかし、人の心は自由である!
知識は幅と深みが大事よなぁ、とは思う
いやぁ、面白かったですね。興奮しましたね。私だけでしょうか?
このように、全く違う分野の話に共通点を見出せることは、私にとってとても面白く興味深い体験です。思ってもみないところで点と点が繋がる瞬間って、多分アドレナリン的な何かが脳内で分泌されているはずです。それを見つける瞬間が最高に楽しいのです。
「これは面白い」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、是非ぜひスキをください。必ずお返しに参ります。笑
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