見出し画像

それは、「魚介とペンネのジェノベーゼソース」みたいな感動でした。

44年も生きてきたのに、高級なお店で食事をした回数は片手で数えるくらいしかない。だからこそ印象に残っている。

もう6年も前の話だけど、母の誕生日にちょっぴり高級なお店でランチをしたときのこと。イタリアンのお店だったのだけど、「魚介とペンネのジェノベーゼソース」を注文した。

まっ白な丸いお皿は中央がへこんでいて、そこに少量のペンネがのっていた。やっぱり高級なお店は、量が少ない。

ジェノベーゼソースだから、全体が緑色だった。その魚介のペンネには仕掛けがされていた。食べてみて初めて気づいたのだけど、食材の色が白で統一されていたのだ。

ペンネ
イカ
ホタテ
松の実
ジャガイモ

全ての食材が白色で統一されているのは、食べてみて初めてわかる仕掛けになっている。なぜなら、ジェノベーゼソースの緑色で隠されているからだ。

もう一つ、おもしろい仕掛けがあった。

ジャガイモとホタテが小さなサイコロ状の同じ大きさに統一されていて、口に入れるまで、ジャガイモかホタテかがわからない仕組みだ。

この料理を作ったひとは、イタズラ心がある、ユーモアがあるひとだ。わたしは、料理でこんな仕掛けがされていたことに驚いた。

食べ終えたころ、すっかり作ったひとのファンになっていた。だけど、シェフにお礼を〜なんて言える柄でもないから、ふつうにお会計をして帰宅した。

高級店で食事をしたのはその1回だけ。
印象深い体験だったので、6年経っても覚えている。

そんな感動をすっかり忘れていた今年の6月のこと。
まさかnote内で同じような体験をするとは思わなかった!!

6月のはじめ。

noteのフォロワーさんがいきなり、「なんのはなしですか」というオチをつけた投稿を始めた。それも1人じゃなくて複数人。

フォロワーさん、いったいどうしちゃったんだろう?

のぞきに行ってみると、コニシ木の子さんという人が流行らせていることがわかる。そして、あつーいメッセージで呼びかけていた。

「なんのはなしですか」を叫び続けていたこと
「なんのはなしですか」に対する信念

それに賛同したフォロワーさんたちが「なんのはなしですか」のタグを付け、「なんのはなしですか」のオチをつけて、noteを投稿していたのだ。

「なんのはなしですか」とタグを付けると、コニシ木の子さんがやってきて、コメントして回収される。ほんとか?!

忘れもしない6月7日。はじめてnoteに「なんのはなしですか」のタグをつけて投稿してみた。そうしたら、さっそくコニシ木の子さんがやってきて、コメントと共にマガジンへ回収された。行動早すぎん? コニシ木の子さんはAI?
(後ほど、ご本人から手動ですとお返事いただきました)

それだけでも嬉しかったのに、更なる驚きがあった!

なんと、月曜日の朝に「なんのはなしですか」の、まとめ記事noteを発行されていたのだ。それをコニシ木の子さんは毎週発行されていた。すごい! ジャンプやマガジンみたい!

わたしは二重の喜びを味わった。コニシ木の子さんて、すごいな。

わたしも創作大賞のnoteを読んでコメントをしたり、感想を書いたりしたけど、コニシ木の子さんは圧倒的な数をさばいていた。

風のウワサでコニシ木の子さんが腰を痛めたと聞いた。コニシ木の子さんは土日にキャンプに行くときいた。すごい話題にされている!

あっという間に人気noterになったコニシ木の子さん。noteという場所で、コニシ木の子さんに会って、あの「魚介とペンネのジェノベーゼソース」を食べたときと同じ感動を味わった。

noteに面白い仕掛けをつくって、noterのみんなを楽しませてくれるコニシ木の子さん。きっとあのときのようにずっと忘れない。

さいごに一層うれしかったのは、この壮大な「なんのはなしですか」をエッセイ部門ではなく、オールカテゴリ部門で応募してくれたことだ。「みんなでいっしょにつくったもの」そんなメッセージを受け取った。

遊びごころに隠された、コニシ木の子さんの努力がどうか実りますように!

創作大賞のオールカテゴリ部門で、コニシ木の子さんが入賞することを願っている。


コニシ木の子さんへ

腰の痛みは大丈夫ですか?
わたしもちょうど腰を痛めました。
40代だからでしょうか。

土日はキャンプとのこと。
月曜日の朝、発行が終わっているタイミングを見計らって、予約投稿しましたよ〜
(この記事は7月12日に作成しています)

なんのはなしですか?


#創作大賞感想
#なんのはなしですか

仕事を辞めて専業主婦になってから「お金」のことを考えるようになりました。「応援」や「御礼」のためのお金は、会社員で得た収入の100倍くらい嬉しいです。あなたの勇気や心づかいに感謝しています。