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韓国の謎ブランド。

仁川空港からのKTX乗車中。
明洞散策中。
ロッテマートで買い物中。

韓国で主に若者が着ている、あるファッションブランドが目についた。
いや、僕が知る限りファッションブランドではないはずだ。

ブランド名は ”National Geographic"
ロゴもそのまま。自然や文化を発信する硬派な雑誌である。

韓国ではファッション展開しているのかな?
奥さんに聞いてみると、
「韓国では今、ファッションと全く関係のない有名企業の名称使用権?的なモノを買い取り、全然関係ない会社がブランド展開する謎のムーブメントが起きている。」
とのことだ。

なるほど。
確かに、一からブランドを立ち上げるより皆が知っている名前を使う方が効率良いかもしれない。ナショジオはきっと知名度と使用料のバランスが良かったのだろう。

「他にもイエール大学とかも名称つかわれてるよ。」

そう教わった帰りの電車の中で ”YALE” のロゴ入りのリュックを見た。

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何故、我々は意味不明な他国の言語、文字に憧れるのか。

黒歴史を鮮やかに彩る謎英語散らかしTシャツ。
外国人の肉体に鎮座する謎漢字や梵字のタトゥー。
庵野監督作品に出がちな片言の外国語を流暢に話す謎キャラ。

悔しいがわかる。
アジア人からすると欧米の文字、言語はカッコいいの塊だ。
特に筆記体は中二殺し。

しかし、YALEなどはただの大学名のはずなのに何故惹かれるのか。
ソウル大学や東京大学ではだめなのだろうか。
アジアだって最近はクールなはずだろう。

欧州の古着屋で日本の学校ジャージが人気って聞いたことがある。
「○○中学校」や「山田大五郎」とかのクソださ文字でも意味がわからんおかげでクールなのかな。

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僕はと言えば、奥さんに韓国で買ってもらったストリート系の謎英語ロゴブランドのスエットを着て本雑記を書いている。

ブランド名がSttusy的なフォントなので一文字も読めなくて非常にカッコいい。

以上










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