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キムチと腸活の話

妻情報によると、近年韓国では自家製キムチが減っており、市販のキムチを買う家庭が増えている。例に漏れずウチの妻もキムチを作らない。曰く、キムチ作りは面倒な上に日本では材料が揃え辛いとのこと。また、日本の白菜は柔らかくキムチに向かないそうだ。

別にキムチなんて無くても日常生活に支障ないし、本場のものでなくてもスーパーで売ってる「こくうま」で充分満足だ。

そう思っていた時期が僕にもありました。

出産で2週間産後調理院に付き添い入院した時、ほぼ毎食キムチが出てきた(妻は母乳出すのでキムチ抜き)。文字通り甘ったれた日本のキムチとは違い酸っぱく発酵した硬派な奴だ。日本キムチも韓国キムチも美味しく食べれる僕は、ただ旨い旨いと食べるのだった。その威力も知らずに。

翌日、便通が良かった。
翌々日も良い。
翌々々日もすごく良い。

何じゃこりゃ…
腸超超良い感じじゃん…

一足先に韓国に帰っていた妻が電話で「韓国帰って便通が良い!」と言っていたのを「へ~そうですか。よかったよかった。」と聞き流していたが、これはマジだ。キムチ食うだけでこんなに調子よくなるとは。恐るべし食物性乳酸菌の力。

さて、日本に帰ってきて2週間が経った。
僕の腸は調子が悪い。ヤクルトとエビオス毎日飲んで、野菜まみれの食事をとっているのに、てんでダメだ。腸が求めている、あの酸っぱいキムチを。日本社会に甘やかされたキムチではダメなのだ。韓国キムチ、ハナマサに売ってるから買おうかしら。義母が日本来るとき作ってもらおうかしら。

ただ、本場のキムチって冷蔵庫の食材全てをキムチ臭にする汚染物質でもあるんだよな。キムチ用冷蔵庫は理にかなっていると思った。

以上



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