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韓国産後入院(付き添い)日記⑥ 親馬鹿と抱っこマスターへの道。

産後11日目。

妻は身の回りのほぼ全ての事を自分で出来るまで回復し、
飯食う。授乳。寝る。搾乳。「キヨウォ~♡(可愛い)」を繰り返す育児マシーンと化していた。

一日目の「これが…うちの子…?」とはえらい違いだ。

今では「うちの子が授乳室で一番可愛い。」と断言し、親ばかと誤解される発言が目立ってきた。
だが、妻の名誉のために言わせてほしい。うちの妻は至ってまともだ。
それは妻だけでなく僕から見てもうちの子が一番可愛いからだ。
(他のパパママ達も我々と同じ症状が出ている頃だろう。)

赤ちゃんってのは凄い。
可愛いに全振りすることで生きている。
授乳する妻は「ずっとこのままでいてほしい。」とサイコに呟いた。
僕は流石に引いた。


息子を抱っこする機会が増えた。

知らんかったけど抱っこって超肩凝る。
初抱っこの翌日は肩と背中バッキバキで頭痛がするほどだった。
おそらく力み過ぎたからだろう。

抱っこをマスターすべく看護師先生達を観察した。
すると、片腕抱っこや左右持ち替え、受け渡しをいとも簡単にこなす。
それどころか、片腕で持ったまま素早く歩行までしている。
看護師先生レベルになると赤ちゃん腕に装着できるのか。

凄すぎる。

韓国滞在最終日の今日、僕はなるべく技術を盗もうと息子をこう持ったり、ああ持ったり、ゲップさせようと頑張ってみた。しかしどうにも難しい。

おまけに妻が「ああ頭が揺れてる!」とか「ああなんとかかんとか!」とか「ああせいこうせい!」とか叫んでて恐い。

難しすぎる。

一通り頑張ったが、やはり肩はバキバキで頭が痛い。
息子が日本に来る頃には5キロ程に増えているそうだ。
これは修行あるのみ。

うちの猫5キロちょいだったな。
帰って練習しよう。

以上




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