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「7ヶ月になった気分はどう?」

この記事を書こうと夫にipadを借りて
「パタン」と開いた音で
ふぎゃーーーーーーーーーーーーーーん

ムスメが目を覚ました
やっと一息つけると思っていたのに!
おお神よ・・・

ええい、起きてしまったものは仕方がない
止めていた洗濯機も電子レンジも動かしてしまえ!
そして抱っこ紐で強制的にお昼寝させてしまえ!
私はnoteを書くのを諦めないぞ…



ムスメが7ヶ月になった。
「7ヶ月になった気分はどう?」
夫が笑いながらムスメに問いかける。
本人は知ったこっちゃないだろう。
なんのことやら笑いかけられて笑い返すムスメ。
ありがたいことにすくすくと成長しているムスメを見ながら
毎日が新しくて楽しいことを願わずにはいられない。


最近はいわゆる夜泣きが6ヶ月後半から始まって
毎晩、夜中の2時3時ごろに一度寝ぼけ泣きをするムスメ。

あやして、時には授乳をして
当然私はそこからぐっすり眠れるわけもなく
慢性的な不眠が続いている。

睡眠不足は人の感情をも蝕む。
いつもなら許せることも、許せなくなるのだ。
器という器がどんどん小さくなって、
私に残されているのはせいぜいお猪口レベルだ。
今日は夫のシリアルを食べる音にイライラした。末期だ…。


それでも、少しマシになったこといえば
夫婦用のベットの横に布団を敷いたことである。

それまで寝室にはダブルベッドのみで
夜泣きしたムスメをベットで寝かしつけていたものの
著しく成長したムスメを夫婦の間に寝かせるには
いつの間にか手狭になってしまった。

仕方がなく、ベビーベッドで夜泣きされるたびに別部屋に避難して
小さなマットレスに添い寝をして寝かしつけていたから
私の身体はあっという間にガタガタになったのだった。

ある休日、私が早朝に外出しなければならず
一晩夫にその役目を変わってもらったところ
夫は速やかに寝室の改善に乗り出してくれた。

百聞は一見にしかず。
私の懇願よりも体験に勝るものはないらしい。

すぐ行動に移してくれる夫氏。ありがたし。




そんな、夜の根比べが始まりつつあるが
昼間のムスメはいたって上機嫌である。

早々にずり這いをマスターして
彼女の領域展開は止まらない。
もうどこにベビーゲートを設置していいものやら分からない。
新しいものを見つけたら歓声を上げながら猛スピードで突進していくのである。
(昨日は扇風機の足に到達。ボタンを舐めまわし叩くことを達成した)




同時に親の予知能力が試される日々も始まった。

実親にも義親にも散々言われていたのに
ベットから落下する事件が起きたのは
数週間前だった。

昼寝をベッドでするとよく寝てくれるので
いつも通り、授乳後に寝てしまったムスメをベットに移動させ
両脇を枕でガード。
足元には布団を積み上げた。万全だと思っていた。

起きれば泣くし、10分に1度は様子を見ていたはずだった。

「どすん!!!!!!!!!」

聞いたことのない音がして
一瞬で何が起きたのか予知した

駆けつけると、ムスメは床に頭から着地して
足がそっくりかえって逆さまになっていた。

見た次の瞬間には駆け寄っていたが
その数秒がスローモーションで脳裏にこびりついた。
心臓が止まる思いだった。

急いで抱き上げたところで
周辺の酸素を全て吸うように息を呑んで
ムスメが盛大に泣いた。

よかった。泣いた。

急いで保冷剤で頭を冷やす。
全身を触って他に痛めている所がないか確認する。

どうやら、泣くこともなく静かに起きて
寝ぼけたまま寝返りをして
私の方へ来ようとずり這いをしたところベッドから落ちたようだった。
後追いが始まったのもちょうどこの日だったのだ。

親の慢心をムスメの成長が追い抜いた瞬間だった。
これまであらゆることに気を配ってきたのに。
ムスメにとってもトラウマだったろうが
私は数日、夢でうなされることになった…


そうでなくてもムスメを生んでから
何度も悪夢を見るようになっている。

・ムスメ(生まれたばかりで自力で移動できない頃)を
 どこかに置き忘れてしまう夢
 (それもなぜか大学の講堂とか)
・ムスメと一緒に旅行に来たはずなのに気づくとムスメがいない夢
 (全力で探すとすぐ近くにいたりする)

どれだけ忘れることを恐れているのだろう。笑
忘れようにも忘れられないのだけれど。

ちなみに夫は予定日よりも早く産まれてきたムスメに
なぜ早く生まれてきたかを聞く夢を見たらしい。
「早く生まれてきたかったから!」らしい。
私もそんな優しい夢を見たい…






眠れぬ夜はまだまだ続くが
あと5ヶ月の育休はムスメに捧げる所存である。
元気に育ってくれれば、母ちゃんは眠れぬ夜をいくつ超えても構わない。

ちょっとだけ昼寝を一緒にさせてもらって
たまーーに趣味を楽しませてもらうけど。

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