umaya

本を読んで、考えたこと。

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「語彙力を鍛える」「文章は接続詞で決まる」を読んで考えたこと

今年は自分の文章と向き合ってみようと決めて、最初に手にした本が日本語研究者である石黒圭さんの著書だったのは正解だった。専門的な内容であることは間違いないのに、理解がちゃんと追いつく分かりやすさ。読書苦手な私が、サクサクと二冊も読んでしまった。 私は母国語が日本語で、英語も話せるようになり、そして現在は第三言語として手話を習っているのだけど、どれを使っているときにも「やっぱり言語は面白いなぁ」と思う。個人的に日本語は″話し言葉″にかんしてはとても簡単な言語だと感じていて、たと

    • 「一汁一菜でよいという提案」前半

      私はつくづく、土井先生の文章が好きだなぁと感じた一冊。いや、そんな言い方をしたら土井先生が書いた本はすべて読んでるみたいな感じだけど、すみません、『一汁一菜でよいという提案』が初めてです……。土井先生の文章と出会ったのはTwitter。なんとなくフォローして、なんとなく流れてくる日々の食と文章を見ているうちに、ファンになったのだ。 お赤飯はきれいなぁ ともだちのお祝いにつまが朝からふかしたよ ほら、これだけでなんかもう吸い込まれちゃうでしょ、癒されちゃうでしょ。日本語の持

    「語彙力を鍛える」「文章は接続詞で決まる」を読んで考えたこと