今年見た映画の一言感想

今年も映画マニアほどではないが、そこそこ映画を見たので、1つずつ10点満点で満足度をつけて、軽い感想を交えて振り返ろうと思う。
言うまでもないが個人の感想なので、参考程度に留めてもらって、気になる作品が有るなら自分の目でどんどん見てほしい。

それではサクっと行こう。

・ 艦これ 1/10
今年見た最初の映画で、見た時に「これは今年暫定最下位の映画ですわ」と冗談を言っていたが、まさか更新されないまま独走するとは思わなかった。
艦娘が綺麗な絵で動いてるのが見たいのなら見てもいいかもしれないが、おすすめはしません。

・ ドクター・ストレンジ 8/10
3D映画は好きではないのだが、これは3Dで見たら相性が良くてとても面白かった。CGスタッフがすごすぎる。話はまあ王道だけど、個人的には好きだし格好良かった。
やっぱり扇子が武器ってのはイカしてるよエンシェントワン。

・ 傷物語Ⅲ冷血篇 3/10
三部作全部見たんだが絵が綺麗以外の感想がない。

・ ラ・ラ・ランド 5/10
アカデミー賞とかで話題になっていたので観に行ったが、いろいろな要素が中途半端な作品でちょっと残念だった。
導入のミュージカル部分がピーク。
ミュージカルというほどミュージカルでもないし、ストーリー映画というわけでもないし、TVで深夜にやってたら家でゆっくりみられるかなって感じの感想。

・ アサシンクリード 3/10
アサシンクリードの原作ゲームはほとんどやっているんだが、予想通り説明不足でタダのスタントショーになってしまった。
映画オリジナルストーリーとはいえ、ゲームやってる私が何とかついていける描写不足の連続なので、全く原作を知らないと本当に置いてきぼりを食らうと思う。

・ トリプルX再起動 6/10
前作を見ていないので話を全く知らなかったが、普通に映画館で楽しめるアクション映画という感じでよかった。
ロック様は相変わらず強いしドニー・イェンはキレッキレだし。
ただやはり全体的にどこかで見た作品かなという印象。
アクション映画としての基本は抑えているので悪くはないが、普通と言ったところかな。

・ モアナと伝説の海 7/10
とにかく絵が綺麗。
やはりディズニーのマネーパワーを実感させられた。
話は雑に言うと子供も見られるマッドマックスFR的な感じ。
ごめんそうでもない。
これも王道アクションヒロイン映画という感じで、ディズニーの女性をガンガン活躍させようという意志が見える。
娯楽作品としては見やすくてとても良い。

・ SING 8/10
吹き替えが豪華なことで話題になったが、歌が日本語訳になっていたりしたのが気に入らなかったのでアンチと化していたが、冷静に考えるとそれの方が子供もわかりやすいしよかったと思う。
まあ私は字幕版を見たんだが。
結構シビアな話ではあるが、基本的には誰でも楽しめるいい作品。

・ GHOST IN THE SHELL 5/10
スカヨハのぴっちり全身タイツがエロい。
攻殻機動隊はそこまで詳しくはないんだが、いうほど悪くなかったとは思う。
まあ面白いかと聞かれたら正直人には勧めづらい作品だが。
北野武の滑舌が悪すぎて、日本語で喋ってるのに英語の字幕で何て言ったかを確認するという逆字幕現象が起きていた。
スカヨハを見たい人にはおすすめ。

・ キングコング髑髏島の冒険 8/10
ゴジラで反省したのか冒頭の入りから割と出し惜しみせずコングが出てくるし、終始迫力があってよかった。
日本刀がすげー強いタイプのハリウッド。
「不名誉より……死……」ってセリフが外国人なのに上記のたけしよりうまかったと思う。
続編も楽しみ。

・ ハードコア 10/10
合法ドラッグ

・ ガーディアンズオブギャラクシーリミックス 9/10
前作もよかったが、これも相変わらずおふざけの多いドタバタアクションSF映画って感じだった。
ストーリーライン自体はありきたりではあるが、スタイリッシュなアクションとこれでもかと詰め込んでくるユーモアパートで飽きることなく見られた。
多少人を選ぶところは有るかも知れないが、かなりいい娯楽作品だと思うのでおすすめ。

・ BLAME! 6/10
原作は全く読んだことがなかったので不安だったが、それなりに楽しめた。
原作ファンからは賛否両論らしいが、それでも原作未読の私からしたらこれにコアなファンがつくのも納得行く世界観の構築の旨さだった。
重力子放射線射出装置とかシャキサクとか長身サイボーグヒロインとかたまらないよね。

・ 美女と野獣 8/10
元になったアニメ映画の方の美女と野獣は幼い頃に何回か見たことあったはずだが、詳細は覚えていなかったので、意外と新鮮な目で見られた。
そしてさすがディズニー、背景美術や脚本に音楽、何から何まで品よく丁寧な仕事をしている。
「普通に良い映画」という感想がまさに当てはまる作品だと思う。

・ キングアーサー 4/10
スラムのガキから王になれ!
なってた。

・ パワーレンジャー 6/10
戦隊シリーズとは別物。
ハリウッド映画化したせいでよく見るB級ヒーロー物といった感じだった。
特に何が悪いというところはないのだが、特段して褒めるところもないかな。
CGはさすがにすごいが。
最後に緑がちらっと出てきましたがやっぱり死ぬんですかねえ……。

・ トランスフォーマー最後の騎士王 7/10
正直今年の個人的ダークホース。
TFシリーズ自体毎回悪くはないんだが良くもないみたいな微妙なラインを進んでいたので、最後のこれも期待していなかったんだが、そのおかげかかなり楽しめた。
結構長いので途中で飽きてきたりはするんだが、マイケル・ベイが吹っ切れた感が有る作品なので割とところどころキレてるところがあるので、面白かった。

・ ノーゲームノーライフゼロ 4/10
アニメも原作も見てないし設定すら知らないが友人の付き添いで観に行った。
一応本編よりも昔の話らしいので時系列的には原作の話知らなくてもわかるらしいが、さすがにちょっと無理が有るだろって思った。
見てる人からの評判はそこそこいいので、ファンの人はいいんじゃないでしょうか。

・ スパイダーマンホームカミング 10/10
今まで数多に有るスパイダーマンの映画だが、わりと個人的にはそんなに好きな作品はなかった。
しかしこのスパイダーマンは最高だった。
これはMCU時空のスパイダーマンなのでロバートダウニーJr.のアイアンマンも出たりするし、スパイダーマンも一応シビルウォーで出てるので正確には初登場ではないのだが、単純に一本の映画として見てもとても良く出来ているし、
今までのMCU作品を見ている人はより楽しめる作品でもあった。
アイアンマンがやや情けないところはあるが、スパイディの未熟なところも合わさって今までの割と完成されたヒーローみたいなのが多い中、そこら辺がうまく新鮮味を出せていてよかったと思う。
今年見た映画の中で一番出来が良かった作品はこれだと私は思う。

・ きみの声をとどけたい 7/10
これも割とダークホース。
ややマイナーなアニメ映画、という感じで正直全く知らなかったのだが、友人に試写会に招待されたので観に行ったところ割と普通に良い作品だった。
新人声優達もこれから売れるといいですねえ。

・ ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 6/10
全く期待してなかったことを考えれば結構楽しめた作品だと思う。
セリフ周りが「これからあのセリフ言いますよ〜」って感じだったり、全体的に尺が間延びしてる感じはあったが、CGのスタンドは結構良かった。
特にバッドカンパニーは「こりゃ強いわ」って納得させられる感じだった。
まあ、時間が有るなら見てもいいんじゃないかな。

・ ワンダーウーマン 7/10
私はマーベルとDCなら断然マーベル派なので、DCの映画は見るたびに「うーん……悪くはないんだけど……」って感想になりがちだったが、この作品は今までのに比べたら「とっつきやすい」映画ではあったと思う。
これも話としては単純ではあるので、普通には楽しめるアクション映画だと思う。

・ 仮面ライダーエグゼイド トゥルーエンディング/宇宙戦隊キュウレンジャー ゲースインダベーの逆襲 8/10
実は映画館で始めてみたニチアサ映画。
キュウレンジャーはまあTVスペシャルみたいな感じだったが、悪くなかった。
エグゼイドの方は、TVもかなり楽しんでいたので、真の最終回としてとても良く出来ていたと思う。
相変わらず神はキレッキレだし。
エグゼイドファンなら必見。

・ プリズマ☆イリヤ雪下の誓い 8/10
プリズマ☆イリヤシリーズは未見で詳しいことは友人に聞いたりしていたが、これはプリズマ☆イリヤ/ zeroみたいな作品で、原作を知らなくてもかなり楽しめた。
この士郎マジで格好良かったのでFGOで実装してくれませんかね……。

・ ベイビードライバー 9/10
どんな映画か知りたければYoutubeにある冒頭6分のシーンを見よう。
それで面白いと思ったらたぶんこの映画は普通に楽しめる。
カーアクションもすごいが、もうひとつの重要な要素である音楽の使い方もかなり面白くて、私は終始ニヤニヤしながら見てしまった。
これも今年のイチオシです。

・ Fate/stay night Heaven's feel 7/10
原作ファンからしたら待ちに待ったアニメ化と言ったところか。
まあ私は古いファンではないので待ちに待ったとまでは行かないが、UBWやzeroを楽しんで見ていた身としては、期待して観に行った。
で、期待通りではあったのだが、まだ1章なのでなんと言うか点数をつけづらくて半端な点数になってしまったが、ファンなら普通に楽しめる映画だと思う。

・ 猿の惑星:聖戦記 8/10
猿の惑星の最新三部作の最終章にふさわしい出来だった。
終始猿視点で話が進むので、「未来の『猿の惑星』の住人たちが自分たちの始まりの伝説を映画化したらこうなった。」といったような印象を受けた。
考えさせられる……とまでは行かないが人間としてはちょっと複雑な気持ちになるのでよく出来ていたと思う。
おすすめ。

・ ブレードランナー2049 6/10
ブレードランナー自体にあまり思い入れもなかったが、やはり名作の続編ということで気になって観に行ったが、正直冗長でいまいちだった。
映画を観に行ったあと私と友人含めて4人で感想を話し合ったのだが、どうやら映画のどの部分を見るかの個人差が強く出る作品だったらしく、各々違う感想を言っていたのが印象に残ってる。
というわけで一度自分の目で見て、自分で考えてほしい作品では有る。

・ マイティソーバトルロイヤル 8/10
マイティソーシリーズはいまいち評価が芳しくないので実は見たことなかったのだが、監督が変わって全然違うソーになったとか割といい評価が聞こえてきたので観に行ったところ、楽しめるアクション映画になっていてとてもよかった。

・ ゴジラ 怪獣惑星 6/10
アニメゴジラ。
感想としてはよくあるSFアニメという感じだったが、続編次第ではもっと面白くなるかも知れないので、そこは期待している。

・ スターウォーズ Ep.8 最後のジェダイ 7/10
スターウォーズ本編は一応全部見ているが、個人的な感想で言うとめちゃくちゃ面白いと思った作品は特にないので、この『最後のジェダイ』も面白さで言えば「いつものスターウォーズ」という印象だった。
話としては小ぢんまりしていて、感想を見るにかなり賛否両論らしいが、私としては何だかんだ映画を見ている時一度も飽きずに見ていたので悪くない映画だとは思う。

・ 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL 7/10
ビルドとエグゼイドをメインに、何人か平成ライダー本人が出るという作品で、何だかんだ平成が終わるのかとしみじみしてしまった。
作品自体は可もなく不可もなくと言ったところだが、私はオーズが好きなのでオーズとアンクが尊い空間を形成しているのを見てちょっと笑いながらも懐かしくていい気分になった。
劇場の箱が小さくて私以外は小さい子供連れが4組ほどしかいなかったが、ふと冷静に考えるとこの子たちはオーズをやっている時にはまだ生まれてなかったかどうかといったところで、自分としては「こないだやってた」『オーズ』がそんなに前なのかと老化を実感してしまった。


というわけで相変わらず文量が多くなってしまったが今年私が見た映画の感想でしたとさ。
総評としては今年はマーベルが強いといった感じですかね。
あとハードコアは危険なので注意してみてください。

それでは。

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