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外側の人間であるということ

日々のちょっとした出来事で
私は外からの人間であることを認識させられます。

お読みいただきありがとうございます。

アトツギ嫁×パーソナルスタイリストの
しげまつさやかです。

あなたは、人の輪があるとしたら、
どのあたりのポジションにいることが多いですか?

私は、気が付いたら外側から輪を眺めていることが多いです。

移住してきた身であるということ

この冬で、松山に来て丸6年になります。
この期間中に様々なことがありました。
コロナもあって、思ったように動けないことも
多々ありましたが

色んなご縁をいただき、
たくさんの方と知り合うことができました。

その分、人間関係で悩むことももちろんありました。

人間なので、行き違いはあります。
お互いの認識齟齬で
うまく意思疎通ができていなかったこともありました。

ただ、そういう場面に直面したときに
自分が外からの人間であることを
否応なしに見せつけられる瞬間というのもあって
一時期はSNSを見るのがつらかった時もあります。

まるで、小中学生のときに
自分だけ誘ってもらえなかったことを
後から知った時のような悲しさが
私を襲って来たからです。

まさか30も半ばになって
こんな子供じみた気持ちになるなんて
思いもしませんでした。

外にいるからこそ、わかることもある

輪の中心にいたいけど、なぜかいることができない。

色々学ぶ中で、そうなってしまうのはある意味
仕方ないものなのだな、と思えるようにはなってきました。

そのうえ、外側の人間だからこそ
わかることや、役割があることも
なんとなく理解できるようになってきました。

そのうちの1つが、視点を変えて見る、ということ。

内側にいると、どうしても視野が狭まってしまって悩むこともありますが
外に出ると、その悩みの見方には色々あって
他の角度から悩みを眺めて見ると
意外な解決策が見つかったりすることもあります。

私は、そんな視点を変えて見る、ということを
お話させていただくことが非常に多いです。

それはきっと、小さなころから
色々な土地に住んで
ある土地の常識は別の土地の非常識であることを
肌で感じてきたからなのかもしれません。

半強制的に、輪の外側に出されることが
多かったからこそ、見える景色があったのだと
今なら思えます。

だから、自分が外の人間であることを
SNSなどで嫌でも認識させられても
なんとか自分を保つことができています。

中にずっといることも、大きな強み

私が県外出身者であることを伝えると
「私は県外にでたことがないからな~」と
仰る方がいらっしゃいます。

まるで、それが悪い事かのように。

でも、私からしたら、
ずっと同じ土地に居続けられることって
奇跡みたいなもので
本当にうらやましい。

仲良くなった人と、長く付き合いを続けられるって
ものすごいことなんです。

時々、「友達や知り合いが依頼してくれるだけだから」と
仰る個人事業主の方もいらっしゃいますが
それも本当にうらやましい。

親戚以外の友だちや知り合いが
ゼロの状態からスタートしている人からしたら
友だちや知り合いが近くにいることは
大きなアドバンテージです。

存分に頼らせてもらったらいいのにな
なんて、お話を聞くたびに感じます。

輪の中に居られる方は、
それをもっと大切にしてほしい。
そして、それを同じくらい
輪の外に行きがちな私自身も
そのことを大切にしなければな、と我が身を振り直します。

数年でここまで来れた自分を褒めよう

この数年、SNSやブログで発信を続けてきました。

始めた当初は、知り合いもほとんどいないアカウントで
しかもコロナ禍。

少しずつオンラインでの繋がりを増やしていったので
なかなか今住んでいる地域の方は少なかったのですが

少し前から「インスタ拝見していました」と
言っていただけることが増えてきました。

まだまだですが、知り合いゼロからスタートした
外からの人間としては
まずまずの成長なんじゃないかな

と自分で自分を褒めてあげたいと思います。

外からでも、内からでも
どちらでもそれぞれの強みはある。

その強みを活かして、これからもやっていけたらと思う
移住6年目の秋なのでした。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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