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マスク警察、遂に現ル!!

先日、近所のスーパーで
ある一人の女性がレジで会計を済ませた。

その女性はマスクをしていなかった。

会計を担当したレジのおばちゃん(推定60歳前後)が、その女性が店を出た直後に

「非ッ常識よねーーーー!!」
と、店の外まで聞こえる大きな声で言い放った。


——————(ほ、本当だ!これが噂のマスク警察!?あの言い伝えは誠であった、、、。)


最初この状況に出会った時、
ん?何おばちゃん業務中に大声でおしゃべりしてどうしたの??
と、思ったぐらいだったが、


数秒してそれが世に言う「マスク警察」の行動だと気づいた。


*  *  *  *  * 


このおばちゃん、改め高年女性のキモチ、うん、わかる!わかるぞー!

「これだけ世間でコ◯ナの感染者が増えている中、
 マスクで感染拡大を防がないなんて非常識でけしからん(→自分は常識人)!」

って「常識」に沿って行動している人の様だから、おそらくそう思った可能性が大。
(「常識人」の思考回路って、多く世間一般の認識・テレビマスコミの「常識」に合わせて推定すればいいから大変読みやすい💡!)


そんな「常識人」の彼女は、
ノーマスク女性に何かマスクをつけていない事情や理由があるとは考えが及ばなかったのだろうか?

又は
自身のあずかり知らない情報をノーマスク女性は知っていて、
その上でマスク無しなのかも?とか考えられなかっただろうか(——マスクで酸欠気味の中、考えるのは困難?!)。

自動車でスーパーに来て、車内でマスクを外していたままウッカリ店内に入ってしまい気付かなかった、という事はよくあるし、

マスク着用で側頭部の筋肉の緊張が起こり、頭痛を起こしてしまう人もいるし。
他にもマスク着用のデメリットは多い。

一人で来店して特に会話もなく、咳くしゃみをしないのであれば
マスクで防ぐ対象である飛沫は出さない。

あと、そもそもウィルスってマスクの布目のスキマからは入ってこないの?防げるの??(^◇^;)

そもそも厚生労働省は
「症状等ある方が飛沫によって他人に感染させないために有効」
「感染している人からの飛沫を防ぐ効果はあまり期待できない」と言っている(って、えー!!)
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/cough_etiquette.pdf
(↑下部の「マスクについて」の所参照)
ノーマスク女性はこの厚生省の情報を見て判断した上でのマスク無しなのかもしれないし。


—————さまざまな理由や事情が考えられる。


*  *  *  *  * 

人の考えている事って、当然人それぞれ。

同じ感染症への認識も、自分と他の人と違って当然。


自分と違う考えや行動の人を非難、バッシングするって、
これだけ多様性に富んだ時代に、もう時代遅れだと思ってた。

けれど、まだ時代に移行してない方、居たわ〜(^^;;


こういう方に出会う、目に付く、というのは私自身にそういう面があるということなんだと思いマス、、

自分と違う考えに出会った時、頭ごなしに否定拒絶しないで
「そういうのもあるのかも?」と一旦少し受け取ってみる。保留する。
相手を理解する余裕を持つべし、と
(理解する余裕がない、と言うのはこういうことですよ、と)
身をもって教えてくれた出会いだったのだと思う。


一見自分にとって「悪人」に見えてしまった人に対して(今回のケースではノーマスク女性)
陰口言うのは素敵では無いな、と。
(——ウン、私言ってました!!今まで沢山! (>人<;)恥ずかしい、、)

自分の無知や理解不足せいで悪人ジャッジしてしまっているだけかもしれないし、。

また、
この高年女性は自分のお孫さんや周りの小さな子ども達に
「悪い奴には陰口言ってよし。言われて当然。」と教えるのだろうか?とも思った(言いたくない〜)。

口先だけで「人の悪口は言ってはいけませんよ」と説教するより
子どもは親の背を見て育つ。

うっかり言った大人の発言や行動が
子供には「大人がやってたからこれはありなんだ」と無意識に刷り込んでしまう可能性が大。
(うっかり、と言っても言葉はその心から発せられるものだから、心を正すが第一だナ!)

嗚呼、言葉大事!心持ちも大事!
悪口、ダメ!ゼッタイ!!


恥ずかしいほど自分の欠点に気付かされた出会いでした。



【追伸】
その後ノーマスクの女性、
帰宅後にはちゃんとマスク着けてたみたいですよ!
安心してね♪レジのおばちゃん!

以下、その様子の写真です。

画像1

マスクっていうかMask→仮面だけどナッ♪


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