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100点の私になるために 自己評価靴を購入して約1ヶ月

こんにちは、さやです。
自己評価靴としてPRADAのローファーを購入してから、約1ヶ月が経とうとしています。
今回のnoteは糖衣を脱ぎ捨てる練習として、今まで出さなかった・出せなかった濁った気持ちも書ければいいなと思っています。
お付き合いいただけたら幸いです。


自己評価靴と1ヶ月を過ごしてみて

案外平日にも履いている

購入時はブランドロゴがドーン!とあるローファーなので「休日しか履けない」ことを覚悟していたのですが、買ってみたら案外、イベントに寄り道する平日にも履いています。
でもまだブランドロゴがはっきり見える形で平日を過ごすのは躊躇われる気持ちがあって、裾でロゴが隠れるパンツスタイルで履いています。

愛と狂気のマーケットで
あきやさんに撮っていただいた足元写真
平日はこんな感じです


気づく人は気づいてくれるし、気づかない人は放っておいてくれる

PRADAのローファーを履いていることに、気づく人は気づいて褒めてくれます。自問自答ガールズを始めとしたX(旧Twitter)での繋がりでお会いする人や、アパレルの販売員さん、最近受診した骨格診断の先生も褒めてくださいました。
つい最近の思いがけず自己紹介鞄を手に入れた日もこの靴を履いていて、基本「ご自由にご覧ください」なイメージのあるアウトレットの販売員さんが熱心に接客してくださって驚きました。おそらくPRADAを履いていることに気づかれたからだと思います。

そして気づかない人(気づいてるけど気づかないふりをしてくれているのかもしれませんが)は、他人の目を気にしている私の自意識過剰を放っておいてくれているように思えて、それはそれでありがたいです。

足に馴染むのはまだ時間がかかりそう

どうも足の薬指と小指の干渉(?)が悪く、パンプスを履くと小指の爪が薬指に食い込んで血が出るタイプなのですが、まだ自己評価靴で流血沙汰にはなっていません。よかった。

こちらの記事を参考にして、出かける前にはキャッチャー座りを何回かしています。(靴を揉むのは勇気が出なくてまだやっていません)
購入直後に比べればマシになってきましたが、まだまだ靴擦れを起こすので、もっと慣らしていかないとですね。

ふとした瞬間、幸せ

外出中にふと足元を見た時とか、帰り道で(足痛いな〜)と思っている時とか、帰宅後すぐブラッシングしている時とか。ふとした瞬間、この靴が手元にあることが幸せだなとじんわり感じます。
もうコーデを組む度に(あの靴があれば…)と思うこともないですしね。思い切ってよかった。

購入noteはハッピーに溢れすぎていた

靴を手に入れた後は、本当に今までうじうじ悩んでいたことのすべてが吹っ切れて、なんでもできる気分なマリオのスター状態だったのは間違いないのですが…。
今から読み返すと、私、購入するまでの濁った気持ちを全くと言っていいほど出してないな…?と。

キラキラインフルエンサーと私


X(旧Twitter)のほうでは濁った気持ちを小出しにしていました。

↑購入3週間前のポスト

↑購入当日のポスト

はい、キラキラインフルエンサーのキラキラ✨にやられております。
PRADAのローファーが欲しかった理由が大小さまざまある中で、彼女達への羨望の気持ちがなかったとは言い切れません。羨ましいからこそ、私なんかが欲しいと思うのはおこがましいという悪循環に陥っていました。

せっかく手に入れたのだから、体重とかスタイルとか「そんなの似合うわけない!」と心の中で暴れ回る自分とか全部無視して、私も「ピタピタニット・ミニスカ・ニーハイ・PRADAのローファー」をやってみようかなと思っています🤔
多分やらないとこの濁った気持ちを断ち切れない気がしていて。この先の人生、今日が一番若いのだから。

家族でお買い物に来ている人たちが眩しかった

こちらも上のようにポストしていました。

私の家はハイブランドの路面店に家族でやってきて「これ欲しい」と買ってもらえるような子育て方針の家ではないので、(本当にそういう世界があるのだなぁ…😇)とほわぁ…と思う一方で、ポツンと独り、ソファーに座っているのが急に寂しく、心細く思ってしまいました。
(どなたか自問自答ガールズに同行していただけばよかったかな…、確かにうちはハイブランドを買い与える家ではないけれど、大学院まで行かせてもらってるじゃない…お金かけてもらってるよ…)とかぐるぐる考えたりしながら、ポツンと。

とても寂しかったのですが、結果的にはあのポツン…の時間が、自分の選択に重みを持たせてくれたような気がしていて、良かったと思います。やっぱり最後は自分自身で決めないといけないと思うので。

100点の私になるために

「私なんかにはおこがましい」

購入前、「PRADAのローファーが欲しいと思っている」と友達に話を聞いてもらう機会がありました。友達と色々話すうちに、ハッと気づいて、上のポストをしています。
もう購入したので金銭面の問題はクリアしています。あとは私の精神面の問題なんですね。

「自己評価靴にPRADAを選びました」
この結果だけ見たら自己評価バリ高い人間に思われそうなんですが、全然そんなことないんです。「私なんかにはおこがましい」って今でも心のどこかで思っています。

しかし、「私なんかにはおこがましい」と思っていたら、せっかく素敵なアイテムを手に入れても、いつまで経っても輝き出さないんだ、100点にはならないんだ、と。


もう一度、「主役」になろう

(あきやさんもアヅマさんも言語化の鬼すぎる…!)

なんだかずっと、意識的にか無意識的にか、「脇役」として生きてきた人生だったなと思います。小さな頃は舞台の真ん中にいてスポットライトが当たっていたはずなのに、いつのまにかスポットライトの当たらない脇へ脇へと移動してしまいました。
それは自分より優れた人をたくさん目にしたからかもしれません。私より可愛い、私より頭がいい、私より運動ができる、などなど。上を見ればキリがない。どうして、優れていなければ主役になれないと思い始めてしまったんでしょうね。

何かに優れていなくても、主役になっていい。願いを持っていいし、好きなことをしていい。

「私なんかにはおこがましい」と思う気持ちがまだある中で、それでもPRADAのローファーを手にしたのは、無意識下で、もう一度主役になろうと思ったからでは?

今はアイテムの力を借りなければならないけれど、いつか私の力だけでまた主役になりたい。自分自身を大切に扱う練習として、この自己評価靴を相棒に歩いていきたいです。



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