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もし私がザビエルになったら?

日本人であれば一度は聞いたことのある名前「ザビエル」

彼はバスク人で、宣教師としてポルトガルを船で出発し、日本でキリスト教を普及した第一人者である。

今回の記事では、「もし私がザビエルになったら?」という問いのもと、文章を執筆していきたい。

課題:もしあなたがザビエルになったらどうする?

<課題>
もしあなたが、ザビエルのような知らない土地に行って、その土地の人々に何かを広めようとする場合、どのようなことをしますか?600字以内で答えなさい。

さて、ここで、読者のみなさんには、私の答えを読む前に一度、自分ならどうするか?ということを考えてから、私の答えを読んでいただきたい。

私も、みなさんならどうするか?とても気になります。

私の答え

私がザビエルになったら、布教活動を目的として二つのことに取り組み、地域の中での私の役割を形成するであろう。その二つの取り組みとは、日本語の習得と奉仕活動である。これらを通して、私は地域の人々から仲間としての認知を得ることを目指し、信頼を得ていきたい。

まず第一に、言語とは人間の集団意識にとって大きな役割を担っている。たとえば、私たちは見ず知らずの人でも、同じ言語を流暢に話す人であれば、自ずと「仲間である」と認識してしまう。このことは、外国人に日本語で話しかけられた時、無意識に親近感が湧く気持ちと強くつながっている。つまり、「仲間」か「仲間ではないか」を分ける一つの指標である日本語は、布教活動には必須であると考える。

しかし、言語習得には時間がかかる。そのため、私がザビエルであれば、言語習得と同時進行で奉仕活動を行っていく。奉仕活動を続けることは、新参者の私が地域社会で役割を築くことに繋がると考えるからである。つまり、奉仕活動には私自身の地域での位置付けを「他者」から「仲間」として人々に認知させる価値があるのだ。私の役割が地域社会で認められることで、私の話が人々から受け入れやすくなるであろう。

私は以上のような方法で日本社会に溶け込んで行こうと考える。実際に、ザビエルが日本での布教を一部成功したという事実を考察すると、彼は戦略的で頭の切れる人材であったと考えられるのではないだろうか。

(597 文字)

「2020年からの新しい学力」は身についていますか?

さて、この課題・・・

実は私の思いつきの課題ではありません。

2020年からの新しい学力という本で挙げられていた課題です

ザビエルという名前はこれまでの教育において、歴史上の人物として「暗記をする対象」だったかもしれません。

ですが、彼が日本に到来し、行ったこととは、正しい答えが分からない中、答えを見つけるために邁進した日々だったと思います。

そう、これからの時代は、YESかNOかでは対応しきれない、答えのない課題と面していかなければいけない時代なんですよね。

そのためには、暗記をするという教育から、考える教育へと転換すべきなんだと思います。

今後、私たちの世界はAIの技術が発達し、どんどん人の仕事がAIによって代用されていく時代となっていきます。

AIの方が精度が高く、ミスが少ないとしたら、AIにできなくて、人にできることとは何だろう?と考えると・・・

きっと、覚えることよりも、考えることなのかもしれません。

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