方丈記は私の悩みに寄り添ってくれた
鎌倉時代より日本で受け継がれている「方丈記」。
それを記した鴨長明には、根源的な人間らしさの魅力がある。
きっと、方丈記を読めば、多くの人が、人間の普遍的な悩みに鴨長明が寄り添ってくれている感覚となるであろう。
彼こそが、自分自身の悩みや孤独を追求し続けた者であり、そんな彼の思いは、人々の悩みと深く共鳴する。
そして、そんな私も、鴨長明と同じように、「孤独」という名の人間的な課題と向き合っているんだな〜と方丈記を読みながら考えていた。
第10章 理想の住処はどこにある