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小さな天使達の初めての長い旅 Step4:出発までの日々

部屋が決まり、後は帰国(?)するだけ、
我が家のお馬鹿ちゃん...じゃない、天使達は
元気にもうすぐおさらばする家の中を
走り回っていた...

そんなある日、

私は書類の見直ししたら、ん?

180日間待機??

うそ!?

行けないじゃん!?

直ぐ様お父さんに伝えた

父「仕方ない...お前だけ、6月に帰国にしよう」

これが私の悲劇

仕方ないのでマンションの入居予定が遅れることを不動産屋さんの担当に伝えたら、

「それは出来ない。もう3月に入居予定は言ってあるので」

と答えが返ってきたが、その後、提案で

「いない間の家賃を払って頂ければ、取り消す必要はないし、保護者が鍵さえ受け取って頂ければ大丈夫。ちゃんとした契約は成人になった6月に来て頂ければ、ご本人様だけで可能です。」

と言って下さったので私は不動産屋さんの言う通りにしました。

3月に父親と弟が学校の入学に合わせて帰国をするので父親にお願いして私はインドネシアに残ることになった。

結局弟は本人の精神状態が良くなかったため、入学前に学校を辞め、通信制で勉強することを決め、一旦父親と供にインドネシアに戻りました。

4月末、日本に向かう飛行機の便を探しはじめました。

シーズーは口から鼻にかけてが短い犬は、気圧の変化に弱いため、一瞬連れて行くのをやめようとしたが、何があっても頑張って生きた時に勇ましいと名付けた時勇くんことじゅうべいは頑張ってくれると信じて飛行機を探しました。

少しでも地上にいられる時間を与えようと
直行便ではなく、バリ島で一旦降りる
ガルーダインドネシア航空にしました。
当時の記事を読むととても手厚く動物達を
扱ってくださると言うレビューをあったので
そちらに決めました。

そんなこんなで弟が学校を卒業し、5月中旬
関西国際空港の動物動物検疫所に書類提出。

時間かかるかなと思ったら、2日で
届出受理書が返って来ました。(あら!ビックリ👀)

その後、輸出前検査とインドネシア政府機関発行の証明書を取得し、Groovyさんは航空会社への手配をしたのち、空港での手順書を渡してそこでサポートは終わりました。
(終わったものの、メールで質問したら、サポートしてくれていました。)

これで一先ず、準備は一通り終わったが、
問題はゲージと給水器と
じゅうべいちゃんの精神だ。

じゅうべいちゃんは私が何時間か
離れていただけでもすぐ私を探そうとし、
鳴きわめくのです。

なんとか、ならないのか

Groovyさんが精神が安定するスプレー型精神安定剤を紹介。

試しに使ってみましたが、私が数時間離れても
落ち着いていました。

やったね!じゅうべいちゃん!

ゲージは数時間同じ体勢じゃ辛いだろうから大型犬に使うものを用意し、
給水器はあまりたくさん水を持ち込めないので
小さめの給水器をゲージに取り付けました。

後はダニノミ予防とちょっとした診察して

2010年6月29日

いざ、天使達が日本へ旅立つ日がまいりました

つづく

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