みんな「正しい事」をしたい

あくまでも私個人的は

人間の本当の根っこある魂は愛ですが、人間として生きている間に身についたエゴは愛とは反対の質を持っている。
なので魂の本質は性善説に当てはまるけど、人間としての本質は性悪説に当てはまる。

と、考えています。

そのような本質的部分があるからこそ
人間は自分の魂の本質である愛を経験したいと願うし、愛の存在に戻りたいと願い。
人間としての自分が持つ「悪」や「闇」の部分を使って悪や闇を知りながら、その反対の愛を見つけようとしているのだと思うのです。

そして、手っ取り早く「愛」に戻る方法として人間が採用するのが「正しいことをする」のだと思います。

とは言っても、ここはその人の意識の進化の度合によって「正しさ」は異なります。

まだ意識の進化が浅い場合は「みんなにとって正しい事」「一般常識に合っている事」を意識します。
そして特徴的なのは「今、この瞬間にとって良い事」を実践すること。

意識の進化が進んでくると「自分の感覚が正しいとする事」を意識しつつ「自分の行動が未来の地球を良くすること」を実践します。

一見、前者の方が愛に溢れているように見えますが、注意すべき点は
この段階の人の正しい事は「今この瞬間」の話だけで「自分の行動が未来にどのような影響を及ぼすか」まで考えていません。（というか、そこを理解していない）
そして、このようなその場しのぎの行動は、未来にとっては悪影響になることもあるのです。

後者は一見、自己中心的でワガママのように思われますが
「自分の愛のメッセージである感覚」がゴーサインを出さないと選択しません。
この段階に入ると考えて決めたり、外側の常識や当たり前に沿った行動が何の役にも立たないことを経験上知っているからです。
そして、意識の進化が進むほどに自分の行動が未来の地球に大きな影響を及ぼすことも理解しているため（バタフライ効果）
自分の愛からやってくる感覚に従うことで、未来の地球にとって良い事をしようと思っているのです。

田村淳さんの「マスクをしなきゃいけないデータってあったんでしたっけ？」という質問に、家でもマスクをつけ、もう当たり前になっているので気にならなくなったと話すアナウンサーが、「一応富岳の映像はよく見てましたけどね」 pic.twitter.com/5sAxH93yMw

— 付箋 (@KDystopia) April 25, 2022

動画内でアナウンサーの男性は「みんなのためにマスクをする。家でもマスクをしている」と話します。
まさに「今」にしか意識が向いていません。

小学生のお子さんがいらっしゃるとのことですが、お子さんは学校でも家でもマスクしている大人に囲まれてています。
目しか見えなくて、善と悪しかない生活の中で大事な子供時代を過ごす子供の未来にどのような影響があるんだろう？と考えてしまいます。

みんなにとって正しい事をしたい。
その思いは人間の共通点なのだと思います。
でも、今回のコロナの事で正しさの定義が意識の進化のレベルによってガラリと変わったのでしょう。

正しい事をしたい、その思いが未来の地球に良くもなれば、裏目に出ることもある。
切ない時代だな、と思います。