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睡眠の質を上げるために

以前、当時のクライアントさんから「眠りが浅くて困っている」という相談を受けたことがありました。

当時の私自身、寝つきもよく、それなりの時間寝ているのですが熟睡感がなくて「なんだかなー」と思っていた時期で
それを私も解決したいと思っても「これ」と言う解決策が見つからず、私自身が模索している状態だったため
私がその方のご質問に答えることは出来ませんでした。

そこからいつか、その方の質問に答えられるようになりたい。と思って試行錯誤してきました。

*    *

ここ最近、体のことを学び始めて、先生から関節の毒抜きのパワンムクタを教わり
それを寝る前に1時間ほど実践しています。
が、私の記憶力が相当微妙なのと、眠かったりするとかなり端折られていたりしますが・・・。

それでも覚えている限り実践してから眠ると、睡眠の質が高くなっているのを実感します。

以前は朝起きても「あー疲れたな」って思って起きることが多かったのですが
パワンムクタを実践するようになってからは、起き抜け時にそう思わなくなりました。
まだまだ「よく寝た!!」とまではいきませんが
以前の「あー疲れた」が無くなったのは睡眠の質が多少なりとも改善しているからだと思います。

パワンムクタはシンプルな動きなのですが、実践すると関節が動くようになります。
っていうと、「いや今でも普通に動いてるし」って話になるんですが
パワンムクタ前は関節は動くけど、関節をほかの筋肉や部位を使って動かしているので重たいし、しんどい。
パワンムクタ後は関節そのものが軽く動く、と言う実感があります。

ちなみにパワンムクタは、瞑想前の準備体操だそうです。
アヒル先生に聞いてみると、ヨガでも実践されているようです。
内観を始める前の準備体操って感じなのかもしれません。

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パワンムクタを実践していて感じるのは
関節があるべき場所に戻り、あるべき機能を取り戻すと筋肉が緩む、ということ。
筋肉を緩ませることがリラックスにつながると思っていましたが、関節に溜まった毒を抜くことの重要性を実感します。

そして、関節があるべき場所に戻り筋肉が緩んだ結果、身体の緊張状態が抜けて、眠りが深くなるんだろう、と思っています。

結局、どんな事でもそうですが「今の自分」を温存して、今の自分の現実をどうにかしようとしても、どうにもならないんだな、と。

パワンムクタ前は、自分の身体の動きの癖が強調されますが
パワンムクタ後には、自分の身体の動きの癖が改善される
だから、あるべき姿に戻れるんだと思うんです。
そしてその改善は一時的なのかもしれないけれど、それを続けていれば徐々に「心地よい場所」に身体が戻ろうとするのではないか、と思いますが
これもコツコツとやっていかないと、どうなるのか?は分かりません。

身体でも心でも、思い癖でも何でも
自分の癖を自分で意図的にでも外さないと、あるがままの姿に戻れない
本来あるべき能力を開花することは出来ないんだろう
な、って思いました。

*     *

パワンムクタは自分でしか実践できません。
誰かにやってもらう事は出来ません。
結局、こういうところでも、自分を変えることが出来るのは自分だけなんだよなぁって思います。

今の自分を受け入れつつ、その自分が持つ癖に気づいて
それをどれだけ外せるか
それをコツコツと続けられるか・・・

感情に向き合う事も、身体を変えることも、健康を手にするにも
全て「コツコツ」につながりますね。

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