他人軸と自分軸(他人軸で生きるのは楽)
自分軸
あらゆる選択肢に対して自分の感覚で選び、結果に対しての責任は自分で取る。
他人軸
それ以外の生き方。
と、私は定義づけしています。
なので
「お医者さんに相談したら飲みなさいって言われたから薬を飲んでる」
「このお菓子のカロリーは高いから食べない」
「こんな食事じゃ栄養が足りないよ!」
「中卒だと就職でき無さそうだから高校に行く」
「お店の人に似合うって言われたから買った」
「今の流行りはピンクだから、セーターはピンクを選んだ」
なども全部、他人軸。
お医者さんに何を言われても、カロリー表示がどうであろうと、栄養学が気になろうと、学歴が気になろうと・・・
自分の感覚で決める。
そして、その結果に対しての責任は自分で取る。
これが自分軸。
* *
先日、こんなハガキが届いていました。
近所のスーパーでも「ふく育割がどうの~」というのぼりを立ててる事があります。
よく見ると宛名の保護者のマイナンバーカードが必要で
マイナンバーカードを持っていて、何かに登録すれば
子供一人当たりトータル4000円分のクーポンがもらえるそう。
こうやって、私たちは身の回りで〇〇すれば△△が手に入る、みたいな人参をばら撒かれていて
その人参を得る為に私たちは自分軸という大切なものを失う結果になるわけです。
ジワジワと人参をばら撒いては自分で考える力を失わせ、
その結果、考える力がないので誰かの言いなりになることを選ぶ
都合のいい人間を増産しようとしてるんだろうなぁと思うのです。
でも、そうやって他人軸で生きる結果、心からの安心感や満足感を得ることは出来ません。(心からの安心感と満足感は自分が自分の魂と共鳴して生きることで得られるので)
常に不安と不満足を感じることになる。
そして、その不安と不満足を解消するために、また誰かに指示してもらう事を求める。
何かを得る事を求める。
でも、誰かの指示や得たものによって得られた安心感の持続時間は短い。
そして、解消されない不安感や腑満足感を解消するために、戦争、虐待やら搾取は起き続ける。
私たちが他人軸で生きること、責任を放棄して楽して生きることは、決してこの世界を幸せにすることは無いのです。
* *
でも、やっぱり他人軸で生きるのはとても楽で簡単。
何しろ、全部誰かが答えであり正解を教えてくれるし
誰かの指示のもと選択すれば、その結果が不都合であっても誰かがきっとなんとかしてくれる。
究極に幸せや安心は得られなくても「平均的」な人生を送れる。
なので、他人軸で生きることは魅力的、ゆえに選びたい人が多いのも現状です。
その生き方に心から満足してるなら、それでいいと思います。
その生き方もアリでしょう。
でも、その生き方に魅力を感じないのであれば、自分軸を取り戻す努力をしてください。
他人軸から自分軸を取り戻すのは数年という時間を必要とし
上手く行かない時期も長いため、精神的にも大変ではありますが可能です。
まずは自分の感覚で決める。
自分の人生の責任は自分で取る。
ここから始めてください。
安保先生の講演、お時間のある時にぜひ。
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