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努力が目に見えて、達成の感動を分かちあえる。それがゲーム、そしてゲームコミュニティの魅力。

こんばんわ。さとけんです。このnoteはスマブラのことを書くためだけに始めました。それから、色んなことを書き始めてしまったり、公私ともに色んなことが起こりすぎてなかなかスマブラに関してなかなか筆を勧められてませんでした。

ですが、今のこの状況を受けて、ムスメの幼稚園の登園時間が早くなり、朝の8時過ぎくらいには会社についていたので、そこから始業の時間までひたすらスマブラに打ち込んでいました。

いきなりですが、大事なご報告があります

このnoteでスマブラのことを書き始めてから11ヶ月。世界戦闘力で逆VIPと言われるクラスを半年近く泳いでいた僕ですが念願のVIPに到達することができました。

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達成の瞬間は、ただただ自然に涙が溢れてきました。今、振り返るとそんだけ頑張ってきたからなんだろうなって思います。少し前にガオガエンが強化されたり、アップデートでVIPのボーダーが緩和されたので、それのおかげで行けたとも言えるので、今の条件でVIPいっても喜べないかな〜とか思ったんですが、普通に泣くほど嬉しかったです。

そもそもなぜスマブラを頑張り始めたか振り返る

1番始めに書いたnoteがこれでした

確か、当時の僕は採用チームのマネジャーをやっていたり、色んなところで講演をしたり、人の成長を担う仕事についていました。だけど、いざ人の前に立ち説明しようと思っても、自分がここまでどうやって来たのかが分からない。ただひたすら、前だけを向いて走ってた。しかし、それでは人に説明がつかないし、それで頑張りますという人はそういない。

「できないことができるようになるってどういうことなんだろう」

そんな時に、自分にできない、苦手なこととして当時少しだけ触り始めた「スマブラ」というゲームが頭に浮かびました。友達の家にあった、ニンテンドー64で初めてプレイした時に、崖の外に飛ばされてはどう戻ったらいいか一向に分からず、ゲームにならないとコントローラーを奪われた、苦い思い出のあるゲームだ。このゲームに真剣に取り組み、プロフェッショナルと言われるレベルにまで到達することができ、その道のりを振り返れば、人が成長するとはどういうことなのか分かるかもって思って、スマブラに真剣に取り組む、このnoteを書いて振り返るっていうことを始めた。んだった気がする。

そもそも、ゲームが苦手ってどれくらいなのか

苦手意識っていうのは主観的な話だと思うんで、こんだけスマブラやってたら苦手とは言えんやろと言われたりすることもあるんですよね。そう言われると自分でも説明が難しい。けど、ちょっと角度を変えて説明すると、僕はとにかくゲームをやってこなかった期間が長い。スマホゲームは少し触ったけど、確かSwitchを触り始める以前に、家庭用ゲーム機を触ったのは、プレステ2だったと思う。でも、父親が買ったメタルギアソリッドを少し触って、それ以降はDVDプレイヤーとして使っていた。ゲームキューブは発売されていたという記憶すらない。テレビCMとかもやってたんだろうけど、いかんせん興味がないので、記憶から消えてるんだと思う。そんな感じなので

「何を押したら、どうなるのか」

っていう、ゲームをやり続けていたら持っているだろう感覚を僕は持っていないのだ。だけど、ゲーマーは僕に、テクニックや立ち回りなんかの説明をしてくれる。けど、僕はそもそも何を押せばどうなるかが分からない。最近、スマブラDXでいきなり「絶空」の説明を受けたんだけど、僕にはこのキャラはどのボタンを押したら何ができるかを知る時間が必要なんだ。

同時に「これをできなきゃダメ」っていう話が僕のテンションを1番下げてくれる。僕は「このボタンを押したら何ができるのか」が分からない。そうなるとこれに時間を費やすのは無駄だ。そう思ってはゲームから離れる。それは最近でも結構あることだ。

そう考えると、人に何かを教える立場の人は

・何ができて、何ができない人なのか
・どうなりたい人なのか、あるいはどうなったら良さそうか教えてあげるべき人なのか

教える前に、教えてもらうことが大切なんだろうと思う。

ここまでを振り返って大切だったと思うこと

これまで、余裕がある時は到達した戦闘力ごとに、何が良かったかとか振り返っていたんですが、大体はテクニック的なことだったんですよね。崖外に出て攻撃ができるようになったとか。

でも、今スマブラというゲームの中で「強者」とまで言われているVIPまできて

「上達するためにはとにかく数をこなす」

というのが大切なんだなーと、なんやかんやで体育会系な結論に達してしまいました。もちろん、ここから先は数をこなすだけでは無理なんですが、俺この仕事得意かもなー、俺このゲーム得意かもなーなんてラインまでだったら数こなせばいけるというの今の僕の答えです。僕がゲームをする上で最初の壁になる「どこのボタンを押せばどうなるのか」っていうのも、結局は数をこなしていけば分かっていくものの一つだと思います。いやー、でも数こなすって言ってもそれがなかなかできんのじゃけんって思いますよね。昔の僕もこれ読んだらそう思います。

数をこなすモードに入るために必要なことは

①目標を大々的に宣言する(まさにこのnote)
②目標を監視し、適度に尻を叩き、何か達成した時に褒めてくれる人に側にいてもらう

の2つだなと思います。やはり、目標って偉大だなーと思っていて。特に僕の場合、今回VIPっていうのは目標ではなく通過点に設定していたので、もし仮にVIPにしていたらもうこのnoteは終わってるし、次のゲームでもやるかってなってるはず。でも"プロになる"っていう抽象的な目標だったからこそ、プロになるには?みたいなことをあれこれ考えられたし

「相当厳しい目標なんだけど、もしかしたらワンチャンあるかも…?!」

って思えるくらいの目標がなんとなく良いなって思いました。でも、①は正直誰でもできるし、宣言しておわるやつなんてこれまでの人生沢山みてきました。だから大事なのは不特定多数ではなく、いつもこの目標をみられてる、サボってたらバレるかもっていう危機感を持てるように側にいる人に目標を宣言するのがいいかなと思います。僕の場合、会社のslackチャンネルがそれで、スマブラチャンネルというよりは佐藤の応援をするチャンネルみたいになっています。

努力が目に見えて、達成の感動を分かちあえる。それがゲーム、そしてゲームコミュニティの魅力。

僕は今でも夢に見るんですが、大学の時に陸上をやっていて「関東インターカレッジ」という大会に出場するのが目標でした。ですが、大学4年間の競技生活ではそれが叶わずとても悔しい想いをしました。その大会に出るにはA標準/B標準というボーダー記録があり、僕はそれが達成できなかったんですよね。(三段跳びのB標準が14m70で、僕のベスト記録は14m13)

だから、僕にとってそういった強さの線引きをする基準っていうのは「残酷なもの」として心に刻まれてましたし、それを達成できなかったがために、陸上をやっていたという事も自分から積極的に話してきませんでした。ですが、今回こうしてスマブラが公式に定める「強者」のラインであるVIPに到達し、目標というのは努力することの大切さ、喜びを知るために必要なものなんだなーと気付きました。関東インカレに出れなかったのは悔しいと思う一方で、努力自体もそうですし、努力の仕方も間違ってたんだろうなーと心のどこかでは思ってたんですよね。だから、今回達成してやっぱり、純粋に努力が足りなかったんだなと思えて、成仏できた感じがしました。

そして、何よりも驚いたのがTwitterでの反響。繋がっていない人からも「おめでとう」の言葉がもらえたのがとても嬉しかった。(これ書いてる時点でもいいね/RTの通知がまだきている)

努力の結果が目に見える。それだけでなく、達成した際に多くの人から称賛をしてもらえる。今、自分はゲームコミュニティの発展を支援する立場にいますが、改めてゲームにコミュニティがあることや、ゲームを競技として発展させていこうという流れがあることは素晴らしいことだなーと思いました。仕事として、そして一プレイヤーとしてこのシーンをもっと盛り上げていければなと思いました。

最後に

僕は今年で33になりました。仕事も忙しいし、家庭のことも忙しい。けど、この年でも新しいことにチャレンジすることも、なりたい自分に近付くことがまだまだ出来るんだなーと気付きました。まだ、自分はゲームが普通に出来る人になれたくらいなので、引続きプロゲーマー目指して頑張ります!

今後の活動を応援してくださる方はぜひフォローをお願いしますー!


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