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「待ち合わせをしなくても集まってしまう場所」のつくり方

こんにちは!さとけんです。

外に出れなくなって、人と会って話すっていうのができなくなったので、今週から積極的にnoteとかで発信していくことにしました。とりあえずnoteでもやるかー!みたいな感じだったんですが1回目から結構たくさんの人にリアクションもらえたから、やってよかったなーと思いました。

ですが、引き続きあまり気合を入れずにやっていこうと思います。

今日伝えたいこと

今日は、自分の愛するコンテンツのコミュニティが長く続いていくために、どんな場所があるといいのかを考える「場作り」について、最近の仕事とこれまでの自身の趣味の経験の中で気づいたことを書こうと思います。

僕は採用担当の時からそうなのですが、手段よりもどういった考え方をしていたからその結果にたどり着いたのかということに重きを置いているので、今回も考え方に関するお話になります。

長く愛されるコミュニティを作っている人は何を考えているのか

僕の仕事はゲームのトーナメントを管理するサービスのコミュニティマネジャーです。死ぬほどざっくりいうと「ゲームの大会を主宰している人」にひたすら会うのが仕事です。

ゲームの大会を主宰する動機は人それぞれですが多くの方は

「自分の好きなゲームタイトルのコミュニティを盛り上げたい」
「自分の好きなゲームタイトルが長く愛されて欲しい」

そんな、想いを持っています。ですが、ゲームは次から次へと新しいタイトルが生まれますし、ほとんどの人がいつかは飽きてしまうものなので、コミュニティを長く続けていくというのは非常にハードルが高いことだなーと感じています。

ですが、そんな中に、何世代か前のゲーム機のタイトルであるにも関わらず、自身でブラウン管テレビまで保管してまで大会を続け、多い時には100人以上の参加者を集めてしまう主催者さんがいます。その主催者さんと話していた時に

「同じ様な趣味の仲間がいて会おうってなった時に究極、待ち合わせをするのがめんどくさい。だから、待ち合わせなくてもそこにいけば誰かがいるっていう場所がいい。」

そんな話をしていました。コミュニティづくりに関わっている人から「待ち合わせ場所をつくりたい」という話を聞いたことがあってその時もなるほどなーって思ったんですが、僕的には「待ち合わせをしなくても集まってしまう場所」はもっといいなーと思いました。

待ち合わせをしなくても集まってしまう場所

その会話をしている時に、僕自身も人と予定を合わせるっていうのがとにかく嫌いだなーということに改めて気付きました。だから、友達と旅行に行くなんていうのもほとんどしたことがない、なんか思いついても予定を合わせている時にテンションが下がりイベントがポシャるなんてことが多々ありました。

ですが、そんな僕が高校時代から今も変わらず通い続けている場所がライブハウスです。とくに誰と予定を合わせるわけでもなく、ライブのその日のスケジュールを見て、どんなバンドが出ているのかをチェックし、んじゃ行くかってフラッと行くと、そこには仲間がいる。ライブハウスで出会った仲間は結婚式、あるいはお葬式にも行った事があるくらいに大切な仲間だけれど、その仲間と予定を決めてどっかにでかけたりしたことはほとんどない。

改めて考えるとライブハウスは僕にとって「待ち合わせなくてもいい場所」だなーと気付きました。

待ち合わせなくてもいい場所の条件

僕の好きなライブハウス、ゲームのコミュニティイベント、といった待ち合わせをしなくてもいいそれぞれの場に共通することは何か改めて考えてみると

①自分の好きなジャンルで尖っている場所である
②狂った人が来る/狂った事が起きる場所である
③帰るのが嫌な場所である

となりました。これに関しては、超僕の趣味・趣向・主観が入っているため参考にならないと思いますがw 

①は言わずもがなですよね。例えば、僕なんかはハードコア・パンクが好きですが、そういったバンドが出演するライブハウスをチェックすれば、きっと自分たちと同じ趣味を持った人たちが集まる場なのだろうとわかりますよね。

②もライブハウスの経験ですが
・ド平日なのになぜか当日券だけで超満員
・その場にいる全員が暴れ出し、走り回る
みたいな、予定されていなかった狂ったできごとが起きるという経験を何度も経験していると、通っていればいつかそういう奇跡みたいなことが起こるであろう、そういうのがみれるであろうと思えるとまた行こうと思えますよね。

いつかこういうことが起きる日が来る

③については、どうその空気を作るかわからないですが、逆のケースはあって、トーナメント終わった瞬間にみんなが

「お疲れ様でした!」

って、さっそうとDiscordから居なくなってしまって、そういう大会はやはり継続しないなーという気がしています。

問題はオンラインでどう「待ち合わせをしなくても集まってしまう場所」をつくるか

結局のところ、そういう場所って自分の中でも浮かぶのがオフラインで集まれる場だけなんですよね。だけど、今このタイミングでそういう場所にはいけない。だから、オンラインでどう待ち合わせなくてもいい場所を作れるかっていうのが、これからは大事になってくるんじゃないかなーと思っています。

ですが、今日この記事を読んでいたんですけど

その中にこのような分がありました

「オンライントーナメントは、継続は力になるという自分の信念を貫く助けになっているんだ」
オンラインはプレイヤーの興味を引き続け、格闘ゲームコミュニティが日常を取り戻した時に戻れる場所を用意できるようにするために必要な手段なのだ。
「僕がオンライントーナメントを続けている最大の理由は、活動を止めたらどうなるのかを見てきたからなんだ。プレイヤーたちが来ては去る様子を長年見てきたけれど、シーンから誰かが消えていくのを見るたびに悲しくなる。だから、プレイヤーが頼りにできるプラットフォームを維持することを重要視しているんだ」

要はあれですよね

とにかくトライしてみて、あとはひたすらそれを継続する

そうすれば、後になって答えはついてくる、そういうことなんじゃないかなーと思ってます。今、僕のジムがZOOMを使ったオンラインのレッスンを始めたんですが、ジムの予約できるレッスンの中に「現役プロ格闘家とのオンライン飲み会!」みたいな、もうそれトレーニングじゃないじゃんみたいな、新しいコンテンツも生み出されていて、なんかこういうタイミングだからこそ、始めてみて、それを続けていればこれまでになかった新しい場所が生まれてくるんじゃないかなーと思ってます。

今日は以上です。記事を読んでよかったなー!と思ったら、ぜひTwitterのフォローもお願いしまっす!


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