「こみゅリポAdvent Calendar 2021」についてと、Tonamelのコミュニティマネジャーになって2年目の振り返り
こんばんは。さとけんと申します！
普段は鎌倉にあるインターネット企業で、『Tonamel』というトーナメントプラットフォームのコミュニティマネジャーをやってます。
今回は、僕が色んなゲームタイトルのコミュニティの人とやっている"こみゅリポ"というイベントの番外編として行われる"こみゅリポAdvent Calendar 2021"の1日目として書かせていただくことになりました。
昨年同様、僕の記事では
・「こみゅリポ」とは？
・「こみゅリポAdvent Calendar」とは？
といった、イントロダクションをメインに書かせていただき、おまけ的にTonamelのコミュニティマネジャーになって2年目の振り返りを書いてみたいと思います。初めましての方もいらっしゃると思うので、Tonamelって何？さとけんって誰？ってところから書いていこうと思います。
「Tonamel」とは？
Tonamelはゲームを始めとした、トーナメントのエントリー〜進行、大会スポンサー募集までを行えるプラットフォームです。（※12/1現在、スポンサー機能を御利用いただけるのは一部のユーザーの方のみとなっております）
コミュニティを盛り上げてくれる大会主催者さんの作業的な面の負担、大会の実施やクオリティを担保するために発生する金銭的な負担を解消し、コミュニティにとって価値のある大会を継続、成長し続けられる環境を生み出すことを目指して、プロダクトを運営しています。
2017年に「Lobi Tournament」という名前で生まれましたが、本格的にマーケティングを開始した2020年からは「Tonamel」というサービスに名称を変更。Twitter,Googleを始めとした様々なアカウントで御利用いただけるようになったことをきっかけに、多くの方にご利用いただけるようになりました。また、日本語だけでなく、英語/韓国語/ミャンマー語に対応し、海外の方の利用も少しづつ増えてきています。
自己紹介とコミュニティマネジャーについて
そんなTonamelというプロダクトの「コミュニティマネジャー」をやっているのが、私「さとけん」です。2015年にTonamelを運営する、面白法人カヤックに中途で入社し、元々は人事部で中途・新卒を含めた、採用全体の責任者をしておりました。そのほか、採用のスペシャリストとして様々な活動をしていたのですが、採用担当の頃の活動に興味があるという方は、こちらに、過去にメディアで掲載されたインタビューとかもまとまってます。もしよろしければご覧くださいませ。
細かい経緯は割愛しますが、2020年にTonamelに異動し、現在はコミュニティマネジャーを担当しています。
Tonamelの利用シーンは大きく分けて、企業主催の公式大会と、コミュニティ主催の非公式大会に分かれますが、僕がサポートしているのは後者の主催者さんで、日々の業務としては、ざっくりと以下のようなことをおこなっています。
①利用者拡大の為のマーケティング
②Tonamelのユーザーに限らず、大会の成功に向けて「主催者」さんの力となれるように、導入〜利用のサポートや大会運営に関わる困りごとを一緒に解決
③主催者同士の繋がりを深める
ゲーマーとしては、スマブラSPのみをプレイし「ガオガエン窓」に所属。対抗戦やトーナメントに参加したり、時々、Twitchで配信をしていたりします。
ご覧の通り、ガオガエンしか使うことができません。ゲームが苦手すぎて、スマブラ以外のほとんどのゲームがチュートリアルで挫折します。Tonamel異動の提案を受けた際には、間違いなく人選ミスですよと会社に伝えました。
「こみゅリポ」とは？
Tonamelのコミュニティマネジャーのさとけんと、いろいろなゲームコミュニティのイベントオーガナイザーが集まって、ゲームコミュニティの魅力や謎を、プレゼン/ディスカッションを通じて明らかにしていくイベントが「こみゅリポ」です。
「こみゅリポ」は現在、1〜2ヶ月に1度くらいのペースでイベントを行い、主にTwitchで配信を行なっております。
なぜ、こういった取り組みをおこなっているのかについては、以下のnoteにまとまっているので是非読んでいただきたいのですが、タイトルを超えて主催者同士がつながって試行錯誤が共有されたり、主催者と大会を育てていく上で重要な役割を担うクリエイターとの繋がりが生まれることで、ゲームコミュニティ全体がより発展するのではないか？その繋がりを生み出すことができるのは、様々なゲームタイトルのコミュニティとの繋がりがある、Tonamelの人にしかできないことなんじゃないか？と考え、活動を始めました。
「こみゅリポAdvent Calendar 2021」について
昨年も、トーナメントの主催者を始め、大会に関わる様々な方々が12/1~25日までの期間、毎日日替わりで記事を書いてくださり大好評でした。終了後にも、ayuhaさんが考察を記してくれたり、今でも、昨年の記事が時々タイムラインで話題になったりしています。
そんな、「こみゅリポAdvent Calendar」を2021年も開催することになりました。トーナメントの主催者を中心に、今年は配信技術/デザイン周りでゲームイベントに関わられている方々も参加し、12/1〜12/25まで
・大会/イベント運営で心がけていること
・みんなに知ってもらいたいノウハウ
・おすすめのツール
・自分が所属しているコミュニティの紹介
・大会に関連する技術
…etc
といったテーマで、1日1記事づつ公開していきます。これだけ、様々なタイトルの方々が一度に集まるイベントは中々無いと思いますので、皆様是非お楽しみに。
Tonamelのコミュニティマネジャーになって2年目の振り返り
ここまでで、結構長くなっちゃいましたので、ここはおまけくらいの感じで。
Tonamelのコミュニティマネジャーとなって2年が経とうとしていますが、おかげさまで今年もサービスとして成長し続けることができました。
昨年続いていた体調不良についても、今年は大きく問題になることはなく、なんとかこのまま年も越せそうです。で、この記事を書くにあたって、Tonamelのコミュニティマネジャーとしての1年を振り返っていたのですが、個人的に1番印象に残っているのは、今後も最重要テーマになるであろう「スポンサー機能」のリリースでした。
こちらは主催者が任意に設定した金額で大会ページの広告枠を販売し、それを購入することで、誰でも簡単に大会スポンサーになれるという機能です。
冒頭でも触れた通り、一部のユーザーの方に限定して公開という形をとらせていただいたので、まだスポンサー募集が行われている大会は一部ですが、活発に支援が行われている大会がいくつもあり、ズラリとスポンサーが並ぶ大会を見て「いや〜、本当に良いコミュニティなんだな〜」と、改めて認識できたのも良かったです。
スポンサーがズラリと並ぶ山田哲子さんの大会
中でも、ささBATTLE ARENAという大会で、目標金額の30万円に対して、58万2000円集まったという出来事には衝撃が走りました。
こういった機能のリリースを経てですね、色々考えるわけですよ。
「この機能は誰の、どんな為の機能なのか」
「コミュニティマネジャーの役割はこれからどうなってくるのか」
とかとか。これに関しては、会社からの期待だったりとか、そういうのも色々あるんですが、それでも僕個人としては
「この機能は、コミュニティ大会の"成長"に不可欠な機能である」
「コミュニティマネジャーの役割は、コミュニティ大会の"成長"を促し、世界的な大会を日本から生み出すことである」
といったような感じにしていければなと思っています。じゃあ"成長"ってなんなのよっていったら、僕は「小さな改善の積み重ねの結果」なんじゃないかって思ってます。
例えばですけど
「高音質のマイクを買うことができて、大会配信の視聴体験を改善することができた」
「照明を買うことができて、今まで以上に選手をかっこよく映せるようになった」
…etc
こういうことが積み重なり、舞台に憧れるプレイヤーが増え、観戦を楽しむ観客/視聴者が増え、大会を応援してくれるスポンサーが増え…etc といった循環が生まれるんじゃないかと思っています。そういう循環を生み出すエンジンにTonamelがなれたらいいし、コミュニティマネジャーはそういう成長を後押しできる存在になれたらいいなと思っています。
全ての大会、主催者がそこを目指している訳ではないと思いますし、なんならごく一部じゃないかと。いや、本当にそんな人いるかな？w と、書きながら思ってしまったのですが、来年はそういう人たちが現れて、世界が注目するコミュニティ大会が生まれる状況にできたらなと思っております。
あと、仕事としての大きなチャレンジはこれを最後にしたいなーと思っています。超個人的な話なのですが、新卒から人の何倍も働いてきた自負があり、それで家族とかにも迷惑もかけてきたから、そういうのはもう辞めたいなとw
なので、自分が辞めても成長し続けられる土台を作るというのも、来年の自分に課したいなと思っています。なので、コミュニティマネジャーの仕事に興味がある人がいたら、是非ご応募ください！求人票ないけど！w
では、私の記事はこの辺でおしまいにさせていただきます。長文を読んでくださり、ありがとうございました。
明日のAdvent Calendar2日目は、ポケモンの大会主催者として活躍中のきおすさんです！昨年のnoteも超名記事でして、今回僕が書いた内容も結構影響を受けていたりします。今年はそれを軽く超えてくることでしょう！
みなさん、明日からの投稿もお楽しみください。
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