新しい薬
遠い耳鼻科
1月11日。
この日は耳鼻科の受診日だった。
朝一の9時からの予約だったので、寝坊しないように朝頑張って起きた。
朝起きるのしんどいのになんで9時から予約したんだ、俺は。
相変わらず車の運転に不安があったので、この日も嫁に半日休暇を取ってもらい、付き添いをお願いした。
8時半頃、嫁が家にやって来たので、一緒に車に乗り込んで出発した。
運転は私だ。
運転するのも不安だったが、助手席に乗るよりまだ酔いにくいと思った。
一応7時半に起きて、朝食後の8時過ぎに酔い止めを飲んだが、車を運転しだして5分後には酔い始めた。
病院までは車で約15分掛かった。
到着する頃にはすっかり酔っており、あと3分も乗っていれば一線を越えていただろう。
酔い止めが効いている感じはない。
病院に入り受付をして、待合室で順番を待った。
すでに4組くらい待っていたので、しばらく掛かりそうだった。
が、なんといきなり順番が回ってきた。
おそらく他の人たちは、初診か予約なしで来た人たちなのだろう。
診察室に入ると、先日紹介してもらった精神科の先生からお手紙が来たと言われた。
おそらく初診の内容だと思われるが、その後に薬の副作用があり、大変な事になった話をした。
詳細は前回の記事をご覧ください。
そして、最近恒例になっている眼球の動きの検査で、ゴーグルを装着され首を捻ったり。
そのまま椅子の高さが上がり、背もたれが倒れる。
その時、まだ車酔いが抜けていなかったので、猛烈な吐き気に襲われた。
腕に付けていたApple Watchから聞いたことのない音がした。
ちらっと見たら心拍数の警告だった。
「安静にしてるのに心拍数が120以上だよ~」的な内容だった。
変な汗が出てきたので、着ていたダウンジャケットを脱ぎ、嫁に渡した。
もう何をしていても気持ち悪かったので、どんな体勢の時でも「気持ち悪い」と言った。
ようやく検査が終わり、15分車を運転しただけでこんな状態なことや、精神科で飲んだセルトラリンが合わなかった話をした。
さらに、薬を止めた後もめまいが酷く、毎日酔い止めを飲んでいることも話した。
その結果、吐き気止めと酔い止めを処方してもらった。
吐き気止めは前回の精神科でもらったメトクロプラミド、酔い止めはトラベルミンだ。
診察が終わり、病院を後にする頃になって口が渇いてきた。
ようやく酔い止めが効き始めたのだ。
10時前だった。
薬を飲んでから1時間半経っていた。
ちなみに普段はアネロンという酔い止めを飲んでいる。
以前はよく効いていたが、飲み続けていたためか中々効かなくなってきた。
新しい薬
そして本日、精神科受診の日だった。
耳鼻科を受診して薬を処方してもらった事を伝え、セルトラリンの効果が切れた後は酷いめまいで、車の運転もままならないという話もした。
逆に、薬を飲んでいた間はめまいを感じず、全く眠れなかったことも伝えた。
結局のところ、薬が合っていないという結論に達し、他の薬を試すことになった。
その薬とは、パキシル。
そう、人生で初めて精神科を受診した時に処方された薬だ。
2度と飲みたくないと思った薬。
酷く怠く眠たい。
何をするにしてもやる気が出ない。
まるで見えない力で押さえつけられているかのような感覚。
でも、当時は吐き気はしなかった。
動くことはできたので、生活できなくなる訳ではなかった。
今と比べればまだマシなのかもしれない。
それだけ状況は悪化している。
前回処方されたセルトラリンとよく似ている薬ということなので、このパキシルが処方された。
という事は、同じようにめまいに対する効果が期待できる反面、吐き気などの副作用が現れる可能性があるということだ。
以前飲んだ時は大丈夫だったが、念のため、前回と同じくモサプリドクエンという胃薬も処方してもらった。
今最初の1錠を飲んでこの記事を書いている。
まだ何も変化は無い。
明日朝起きてどういう状態になっているのか。
ひょっとしたら、また数日音沙汰が無くなるかもしれない。
診断書についても、書いてもらうことができた。
まだはっきりとした病名が断定できないが、職場に出せる内容にはできるとのこと。
診断書を書いてもらったので、内容を確認した。
「めまい症候群および抑うつ状態」と書かれていた。
これが今の私の状態。
現状自分で会社に持参できる状態じゃないので、そのまま郵送した。
受け取った側から見たら、この診断名はどういう印象なんだろう。
正直インパクトに欠ける感は否めない。
仮に「うつ病」と書いてあれば一言で済むのに。
自分でも他人に説明する時に困るわ。
「いや~、今めまい症候群および抑うつ状態なんで体調悪いんすよ~」
なんて言える訳ないだろうが。
言われた方もリアクションに困るわ。
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