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【感想】ニディガの漫画の7話がすごい良かったというお話

はじめに

こんにちは。
今日はニディガの漫画の7話がすごい良かったという話をしようかなと思います。何故ならニディガの漫画の7話がすごい良かったからです。

ところでこのNoteには「Needy Girl Overdose」の重大なネタバレが含まれますので、ご注意ください。



↓ ↓ ↓



I need You

さて、私は「Needy Girl Overdose」というゲームに思いっきり心を捻じ曲げられてしまったのですが、その原因は「Data0」というエンディングにあります。
知っている方も多いと思われますがどんな内容かと申しますと、全てのエンディングを解放すると閲覧することの出来る隠しエンディングです。

まず前提として、あめちゃんのようなクソめんどくさい女と付き合うゲームを全エンディングやってしまうようなプレイヤーは間違いなくあめちゃんに惚れている訳です。
そしてどうしようもないゲーム内のあめちゃんを見て「こいつは俺(プレイヤー)が居ないとダメだな」と思わせてくる構造になっています。

肝心の「Data0」の内容ですが、あめちゃんはプレイヤーの力を必要とせずに生きていくことができ、そのままプレイヤーを捨ててどこかへ行ってしまいます。
そして残されたメモでピ(プレイヤー)があめちゃんのイマジナリー恋人であった事が発覚し、ゲームをシャットダウンするしかなくなる。と言ったものです。

実績名は「I Need You」。この時のプレイヤーの心情を表したものになっています。あめちゃんが居ないとダメになるのはプレイヤーの方だったのだ

ちなみにこれを見た当時の私の反応はこちらです↓

キモっ。なんだこのオタクの文章。


漫画の話

さて、漫画の話をしましょう。
今現在コミックウォーカーで連載されている「超てんちゃん! NEEDY GIRL OVERDOSE公式アンソロジー」という漫画の7話「Never Let Me Go」についてです。

とりあえず無料公開されてる(2022/12/02現在)のでまだ読んでない人はちゃっちゃと読んできてください。話はそれからだ。


「超てんちゃん! NEEDY GIRL OVERDOSE公式アンソロジー:7話」を読む


このお話の内容としては、「ヘラってどっか行っちゃったあめちゃんをピが頑張って見つけ出す」というもの。


目元がめっちゃ可愛い 目元以外も可愛い

まず原作プレイヤーであれば違和感を覚えるのが、「ピ」が存在しているということです。
そもそもピというものはあめちゃんの妄想なのでそのまま読めば7話はただのあめちゃんの妄想なのである。

が、まあそんな「原作とちげえじゃん!ちゃんとプレイしてんのかアァン!?」とかいう難癖をつけたい訳ではない
むしろすごく良かった。

原作のラスト、あめちゃんはピを置いてどこかへ行ってしまう。
この漫画も、あめちゃんはピを置いてどこかへ行ってしまうという内容になっています。

この構図が非常にリンクしており、あめちゃんを探し出すピはゲームを終えた後もあめちゃんを求めてリアルのインターネットで「超てんちゃんのはいしん」(実際にyoutubeでやってるやつ)を見たり、アンソロジーコミックをわざわざ読んだりするような、そこそこ熱心なニディガプレイヤーのようにも見えました。

漫画のラスト、あめちゃんを見つけ出したピに対して「ピの勝ちだね」と言う台詞が、「お前この作品の事めっちゃ好きだな」というような開発側からのメッセージにも取れ、なんだか救われたような気がしました。ニディガが好きで良かったなあ……なんて。

そして続けるように「ピ 見つけてくれてありがとう」「もうどこへも行かないよ」と言ってくれるあめちゃんが、本当に愛おしくて仕方なくなります。

別に考察とかそういうつもりではないですし、作者さんの意図がどうだとかは知った事ではないのですが、私にはこの台詞が「あめちゃん」と「プレイヤー」のやりとりのように感じました。

ですので、私はこれを「I need You」エンディングの後日談として勝手に決めつけて生きていくことにしました。もう知らん!お前らの意見なんて知った事か!!!俺の解釈が正しいんだ!!!!!!111



悲しいに決まってるだろ


という訳であめちゃんと復縁しました。めでたしめでたし。

†昇天†


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