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日本最強高校生が気づかせてくれたこと

タイトルにもある、「日本最強高校生」というのがまず何か?
という話しになるのだが、、、

これは、「大乱闘スマッシュブラザーズ」という格闘ゲームで、
日本最強と呼ばれている「ザクレイ」という高校生のことを指している。

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「大乱闘スマッシュブラザーズ」とは、1999年から任天堂が販売するアクションゲームで、人気ゲームソフトの主人公や主役級キャラクターが揃っている。
醍醐味は、全ての操作がプレイヤーの自由にできる故の読み合いや、
その1つ1つの操作を考えながらプレイすることにある。

コロナがまた騒がしくなって来ているので、
休日は家でゲームでもしようかなと思い、久々にこのゲームを買った。
細かい操作を忘れてしまっていたので、上手いプロゲーマーの動画でも見て勉強しようと思い、ザクレイ選手にたどり着いた。

ザクレイ選手は、現役高校生ながら、
その計算し尽くされたプレイで、多くの大会に出場している。
初の海外大会では、日本人最上位の5位、その後も数々の大会で上位の成績を収めている。

そんなザクレイ選手のとある動画を見ていた際に、
「上手くなりたいけどどうすれば良いですか?」という質問がよく来ると、そのことに対して、動画中に話していた彼の言葉にハッとさせられた。

「自分がまだ全然上手くなかったころ、ある格闘ゲームで強くなるためにはどうするかをツイートしていた人が居て、その人のツイートしてたテクニック自体は、見た目はめちゃめちゃ地味だった。でも、やってることは、そのゲームの上級者なら納得するようなことだった。
格闘ゲームって、やっぱり盛り上がるのは、見た目が派手なコンボとかで、
でも、逆に盛り上がらないところでやってる細かいことが、実は凄く大事。
ただ、この細かいテクニックは、数をこなさないと身につかない。

上手くなりたいんですけどとかよく言って来る人が多いけど、
まずこんなにも情報が溢れてる世の中で、それを一通りは調べてひたすら練習してみてから人に聞かないと、そんなもん「やれ!」としか言えない。
こっちは何千時間何万時間プレイしてる。
コツって言葉はズルい。そんなものなんてない。努力しろって思う。
何時間もやってみてそれでも出来なかったら流石に教えますw

あと、何が凄いかなんて、極めてやってる人しかわからない。
スポーツでも、羽生結弦選手のどこが凄いか聞かれても、
普通の人は適当なことしか言えないんだよね。なんかカッコいいよねで終わる。」

これを聞いて、まさにその通りでしかないなと、
そしてこれは他のほとんどのことで同じことが言えると感じた。
もちろん、仕事でも。

「営業数字達成したい」って言う人は五万といるけど、
そのためにどれだけのことを積み重ねて来たんだということ。

「何回かやっても駄目だったんですよ〜、コツとかないですか?」

と言われても、そんな何回かレベルで出来るようになんてならない。
そういう人に限って、勉強会をしても、派手なことしか覚えようとしない。
そのもっと緻密な部分にまで踏み込まない。
「コツ」って便利な言葉過ぎるし軽過ぎる。
とにかく数こなさいと、「コツ」なんて聞いても身につく日なんて来ない。

「そんなことやってるんですか〜、へぇ〜」

と呟いた後、もう数時間後には頭から消えている。

大事なのは、、、

1、まずはその人がやってることを、しばらくやってみること。
2、次に、その細かい部分まで真似してやること。
3、その上でできないなどがあれば相談をする。

あなたが凄いと思う人ほど、信じられないくらい地味でしんどいことを、
死ぬほどやってる。それを、話を聞いただけで、そんな数日でできるようになるなんて、普通はありえない。だからみんな必死こいて努力する。

やはり、その道のプロというのは、若さ関係なく、
本当に尊敬できるところが多い。
そして、話を聞けば、何故そこに上り詰められたのかに納得感がある。

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