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心身から見た陰陽虚実②

キラメキ内臓占いとは内臓が心身を作るという東洋医学の考え方に基づいています。

その中でも陰陽とは東洋医学の考え方の一つで、全てのものを二つに分けて考えます。

人間を動かす原動力となるのは肉体と精神になり、陰陽に分類すると陽が肉体となり陰が精神となります

陽に分類される人は身体が強く本能的になりやすく、陰に分類される人は精神が強く理性的になりやすいのです。

また陰陽は時間の変化も表す概念で、若い時は陽が高まり30歳を過ぎると陰が高まるので肉体と精神の旺盛な時期を表します

陽虚(0~15才)⇒陽実(15~30才)⇒陰虚(30~45才)⇒陰実(45~60才)となります。

陽虚は瞬発力があり新しいことを始めやすく変化に強い少年のような精神と身体で、陽実は持久力が高まり長時間動ける体力がつく青年の精神と身体です。

陰虚になると体力は落ちますが集中力が高まり閃きなどもある最も充実している時期で、陰実になると体力は少なくなりますが根気強くなり何事も長期間に渡って続けられる精神力が身に付きます。

陰陽には中間のタイプである中庸(ちゅうよう)という人もいて、他のタイプの特徴を少しずつ併せ持っています

心身ともにバランスがとれているので安定しており、目立ちませんが一緒にいると落ち着けるタイプです。

東洋医学ではバランスの良さを重視するので中庸のタイプが良いと言われます。

大きな成果を残せるタイプではありませんが、どの分野でも比較的に率なくこなせるタイプが陰陽虚実の特徴を併せ持つ中庸なのです。


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