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東洋医学から見た瞼(まぶた)から分かる体質

瞼(まぶた)の皮膚はからだの中で最も薄く、しかも皮膚の下に脂肪がなくてすぐ筋肉がある構造です。

そんな瞼には酸素や栄養を供給する細い血管がたくさん伸びていて、疲れていたり体調が悪かったりする時は血流が滞ります。

眼の下にある涙袋は下瞼と呼ばれ、眼輪筋と呼ばれる同じ筋肉の影響を受けます。

瞼が腫れるのは時は体調が悪いサインなのです。

基本的に血流が悪くなりやすい人ほど、上下の瞼は腫れやすくなります。

一重瞼と二重瞼の差は皮膚の厚さや脂肪の量だと言われます。

皮膚が厚く脂肪が多くなるのは寒冷地に住んでいる人の特徴で、二重まぶたの人は温かい土地に住んでいた名残だと言われます。

一方、東洋医学では瞼の浮腫みの原因を西洋医学とは違う視点で考えています。

東洋医学では瞼と関連している臓器に問題があると、まぶたが浮腫むと考えています。

瞼の浮腫みの原因と考えられているのが肝臓で、顔の全体的な浮腫みなら肺の影響があると考えられています

肝臓と瞼(まぶた)が関係している理由として、ストレスが多い時ほど瞼が痙攣するからです

ストレスホルモンを分解するのは肝臓なので、ストレス過多によりストレスホルモンの分解が遅れると関連している瞼に影響が出るという事です。

肝臓の機能が亢進していれば目が充血し、肝臓の機能が低下すればかすみ目になると言われています。

肝臓の機能を整えるには、栄養をとるよりも休息が大切です。

基本的に肝臓は強い臓器なので、きちんと睡眠がとれていれば回復するように出来ています。

瞼が腫れたりピクピクと痙攣するようなら、まずは睡眠時間を長くしてみましょう


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