万年寝不足女の怖い話
このマガジン名「寝不足日記」からお察しする通り、私はほぼずっと寝不足である。
少なくとも、ここ数年、ほとんど寝不足が解消できていた覚えがない。
というのも、そもそも睡眠時間が少ないからなのである。特にここ数か月は、ブラック前職でワンオペしながら職探し、副業、副業の案件が爆死して路頭に迷うなどしていて、平日の睡眠時間が5時間を切ることが常態化していた。(まぁ、それ以前も6時間以下が多かったんだけども)
そりゃあ、誤字もバリバリ日本語あやふやになるぜってなもんで、特にツイッターをやっている時など半眠りでフリック入力などしているものだから、誤字芸人扱いをされている始末である。
一応名誉のためにいっておくが、仕事の文面はちゃんと誤字チェックしています。まず、ノーチェック即出しとかしないしね。
連載小説とかこういったnoteとかは「冷静になったらいくらでも書き直したくなるので、修正は後でもできるからリアルタイムのパッションで書け」を信条としていますので、多少誤字があっても後でしれっと直っている前提でよろしくお願いします。(他力本願)
まぁ、それはともかく、先週、本当にヤバいくらい眠い数日間があって。
もう、MAXヤバイ時は目を開けているのが困難の極みってくらいに。
でも仕事はたまっていくし、限界女すぎるから働いて少しでも稼がねば生きていけぬし、休むほど具合が悪いのかというとなんかこう「本当にひたすらに眠くてキレそう」というだけで、何だかんだ作業をすると目が覚めてはくるので、気合で乗り切ったわけなんですけど。
乗り切ったわけなんですけど……。
そもそも何で早く寝ないのかという話なのですが、私は絶望的なほどに寝つきが悪くてですね。
眠れる時は眠れるのですが、眠れない時は朝までうとうとするだけ、とかいうことが良くある程度には寝つきが悪くてですね。
しかも原稿やら仕事やらの締切が残っていたり、自分の中でやろうと決めていたことが何もおわらなかったりすると、そう言うのがどうしても気になってしまってまた寝つきが悪くなるタイプなんですね。
小説のネタも何故か寝入りばなに思いつくしな!(あるある)
だから、アレルギーと胃腸の薬と一緒に、軽めの睡眠導入剤を2種類処方してもらっているんですよね。寝つきだけ良くするタイプ。4時間くらいで抜けるやつ。
胃腸の薬は、朝、食事の前に1回……。(嫌な予感)
睡眠導入剤は寝る前に1回……。(嫌な予感)
(おもむろに薬の残数を数える)
うん。
胃腸薬と間違えて、朝っぱらから睡眠導入剤キメてたね!!!
しかも3日くらい連続で!!!
…………むしろよく起きていられましたね!?
錠剤が微妙に大きさや色似てたからね、薬類同じところにまとめてたからね。
寝坊して焦りながら&寝ぼけながら、とりあえず朝の薬を鞄に突っ込んだところまでは覚えているんですよ。とりあえず職場最寄までいって、遅刻しない安全圏に到達してから朝ごはん&お薬……ってやっていたので、即効タイプの睡眠導入剤キメて仕事していたことに……本当お前、良く起きていられたな……。
いや、色や形似ていても、危ないからちゃんと別々にしておかないと……って改めてパッケージをちゃんと見たんですけど。
…………別に色もパッケージも全然似てないな!?
本当何で間違ったんだよ、という話なんですけど「寝ていなかったから」としか言えないので、今日は早めに寝ます。(と書きながら日付をまたいだ)
あんまり早く寝すぎても「いつもこの時間に寝ないでしょ?」みたいな感じで熟睡できないまま朝(睡眠導入剤ちゃんと飲んでコレ)とかやるので、もうじわじわと歩みよるように睡眠時間を調整するしかないんだな……。(そしてやっと調整が整った頃に、めちゃくちゃ夜更かしするハメになるコース)
ついでに余談の小話。
そもそも、私は不眠症とまではいかないまでも、子供のころから非常に寝つきが悪かった。
どれくらい寝つきが悪かったかというと、夜中の1時とか2時に度々「寝られない~」とギャン泣きして母のところに行ったので「そんなこと言われてもお母さんにはどうしようもないので黙って寝ろ!」とキレられたほどである。
一応、母の名誉のために擁護しておくが、我が家は牛飼い農家だったので、牛乳の集荷サイクルによっては連日朝4時に起きるとかが当たり前であり、そんな状態で家事とか色々済ませて夜の11時とかにやっと寝たら夜中に娘がたたき起こしにくるわけである。多分私が母でもキレる。
ちなみに我が家の男性陣は全員寝つきがクソ良いので、一度寝るとテコでも起きない。
そのため、別に寝起きも良くはなかったが、睡眠の浅さゆえか「一応いくつも目覚ましをかけたら、起きるには起きる」私が、いつも兄を起こしていた。何でだよ。お前めちゃくちゃ快眠してんじゃねーか、自分で起きろよ。
学生のうちは、どちらかが起きないと二人で遅刻する。
前述のとおり、私も「起きれる」というだけで、寝起きが良い方ではなかったので、年に2、3度は寝坊する。ちなみに兄が先に起きることは1年に1回もない。自力で起きろよ、てめえ。
ド田舎なのでスクールバスの時間に間に合わないと親に送ってもらうしかないし、高校に行くには親が車で最寄りの町営バス停(※10キロ先)に送ってくれるので、未然に防がれていた。
私が覚えている限り、学校のある日に兄が先に起きて私を起こしてくれたのは、たった1回である。てめえそういうところだぞ。
兄が高卒で地元に就職すると、当時私はまだ高校2年だったので、どうせ行先の途中だからと出勤途中にバス停に放り捨てていくスタイルになった。つまり親の送迎が兄に変わったわけだが、前述の通り私も年に2回程度は寝坊する。
兄は、寝坊したとわかると、私を放り捨てて自分だけ車に乗ってぶっ飛んで行った。
そういうとこだぞ!!
この件は、さすがに農家ゆえの長男優遇主義であった我が家でも若干の問題視がされ(ちなみに父が車だしてくれて無事に遅刻せず済みました)、兄の寝坊癖についてもその後はやや改善の余地が……なかったんですけど。
でも、再び寝坊をした時、さすがに妹をぶん投げていくのは不味いと思ったらしく、兄はキレながら車をトバした。
時速200キロで。
※絶対にマネしないでください(普通に違反です)
本当に絶対マネをしないでください。マジ怖かった。
バスを追い越して、その先のバス停でバスに乗った時のクラスメイト(中学まで1クラスの学校にいたわけなので、本来いつものバス停で一緒に乗るはずだった生徒は全員幼馴染である)が「お前……お前の兄ちゃんヤバ……」みたいな顔をされた。(世間の狭い田舎なので車でバレる)
兄はドヤってたけど、お前が自力で起きればいい話しなんだよなーー!!!
私が札幌に進学した後は、しばしママンや彼女()に起こしてもらっていたようですが、実家が離農する少し前くらいから隣町にアパートを借り手一人暮らしをするように。
お前、自力で起きれるんやないかい!!!
何故か兄は妹に夢を見ているところがあるので、頼れる兄貴だと思いたいところがあるというか、妹という生物は無条件で兄を慕ってくれるものと思っているフシがあるのですが、むしろ10年以上お前が遅刻しないように起こしてやったおかげで皆勤賞もらったんだから、私に1000万回感謝してほしい。
まぁ、札幌にいってからは兄とはほとんど話す機会もないので、どうでもいいといえばいいのですが、何でこんなに寝つきも寝起きも悪いのに「朝だけは一応起きれるのか」と考えた時に、兄を起こさなければどうやっても自分が巻きこまれて遅刻するという地獄の連帯責任制度だったことを思い出して、思春期&反抗期で済ませられるうちに3回くらい本気で殴っておけばよかったな、としみじみ感じました。
兄貴は普通に私を蹴ってきたので、私も普通に蹴り返しても許された気がする~~。今からでも蹴っていい~~?(反抗期だけど父は怖いから一番立場が弱いと思い込んでいる私を蹴る。でもヘタレなのでけがをしな程度に蹴る。ので、面倒なので放置していた)
余談の小話の方が微妙に長くなってしまったのが今回の反省点です。
兄は私に対して死ぬほど反省してくれ。
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