何故か思い出せない本の話
たまに思い出してはツイッターに流してみたりするのだけど、未だにタイトルがわからない本がある。
私の地元は限界集落で、小学校の図書室にある本などたかがしれていた。ので、2週間に1回、町立図書館の移動図書がやってきた。
マイクロバスの移動図書館なので、あんまり長期間借りていられないし、借りなおすのも難しい。
確か、その移動図書館で借りた本で、学校の図書室にはなかったはずだ。
とりあえず、外国の本だったのは覚えている。
内容も結構詳細に覚えているのに、全く手がかりがない。
主人公は少年で、両親の仲が悪い。
ある日、両親がケンカした夜にベッドにこもっていると、ベッドが部屋の窓から飛び出して、夜空を旅することになる。
様々な国を見た末に、非常に寒い国について、ベッドから落ちてしまう。
ベッドからおちて凍えてしまった少年を、偏屈なおじいさんが拾う。
おじいさんは偏屈だけどやさしくて、風邪を引いた少年を看病してくれる。
(なんか豆のスープかなんか作ってのませてくれた)
少年はおじいさんと仲良くなる。
何か色々あって少年は両親の元に戻る。
多分表紙はベッドと少年。
大体こんな話なんですけど、割と特徴的なシーンをいくつも憶えているにも関わらず、全く手がかりがない。
ベッドのまま空を飛んでいくので、少年の格好ずっとパジャマか何かだった。
いくつかそれっぽいのは見つけたけど、どうにも「それだ!」というのに巡り合えず……。
もしこの本に心当たりがある方がいらっしゃったら教えてください。
私が手に取った時期と、移動図書に出されるくらいのもの(少なくとも新刊ではない)と考えると80年代~90年代には発刊済の本だと思われます。
いや、まじで15年くらい思い出す度に言ってるんだけど、まるで答えがみつからないんだな……。
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