オタク女、年齢不詳になりがち問題
コミケに参加された皆様がた、お疲れ様でした。私は委託のみの参加だった上に、コミケの日程のほぼ前日を大阪で過ごしていたので、一般ですら行っていないんですけど……。どうにもコミケの日程と相性が合わない。
それはともかく、今回のお題はコミケと全く関係なく、オタク女が何故年齢不詳になりがちなのか、というお話です。
というのも、先日、職場の忘年会にて新卒ちゃんに、ふとしたきっかけで年齢を聞かれたからです。
彼女の名誉のために言うと、とある話題から彼女の中の私の年齢イメージと、私の実年齢が著しく食い違ったため、実年齢を確認する流れに至ったわけであって、飲みの席だからと女性に年齢を聞きだそうとするぶしつけなことをされたというお話ではありませぬ。
新卒ちゃんA「え? 何歳なんです? 私の2、3こ上だと思っていたんですけど」
私「…………昭和の女だが?(๑・̑◡・̑๑)」
この時点で、自分の年齢が壮大なる勘違いをされていることに気が付く。
私「ねぇ、私何歳に見える?」
新卒ちゃんB「え? 25歳?」
私「………………昭和の女だが???(๑・̑◡・̑๑)」
YABAI。
私、新卒の子にちょっと年上くらいだと思われてた。
そして私もそこまでバカではないので「若く見られちゃった❤」などとは思わない。これはアレだ。
オタク女年齢不詳になりがち問題だーーーー!!!!
オタク女は、基本的に服装やメイクにこだわりまくるか、全然こだわらないかの両極端である。
そして、こだわりまくるタイプはゴスロリやバンギャなどのジャンル縛りや、自分の推しブランドなどを持っている傾向にあり、自分の年齢層と自分の推しファッションが一致していようがいまいが関係ないのである。
メイクにおいても同じことがいえ、特にレイヤーさんは顔を「作る」技術に卓越しているため、年齢が顔からログアウトするのである。
そしてこだわらないタイプの人間(私はこっち)は、最低許されそうな無難な服を選びがちである。つまり、GUやユニクロやしまむらやハニーズなどの安めのお店で、何となく時勢に乗り遅れない程度の、しかし冒険は絶対しない服を選ぶのである。結果、いつでもどの年齢でも一人くらいはいそうな無難な服装になりがちで、年齢感が消し飛んでいく。
そして、そのタイプは大体の人間が「メイクも冒険しない」ので、流行の色などは追わずに何となくハズレてはいなさそうな地味メイクをする上に、コスパを重視してキャンメイクやセザンヌなどのプチプラコスメで固めるため、何となく地味な若見えメイクになりがちのである。だが、顔が老けないわけではないので、足して2で割って年齢不詳になる。
ついでに言うと、オタク女は基本的に友人関係が固定の年齢層になることが少ない。
自分の娘ほどの年齢の友達もいれば、自分の親ほどの年齢の友達もいる。
年齢差最大30歳前後が、平然と混ざりあう集団を形成しているので、世代によるファッション感覚は空中分解するのである。
ましてやオタク女は推しにこだわる種族である。
そう、年齢やファッションセンスやメイクよりも重要なものがあるのである。
推し取り入れファッションである。
推しの色、推しのナンバー、推しの身に着けているアイテム、推しが推しているもの。
自分の実年齢、センス、似合うかどうかなどを大気圏の彼方に放逐してでも、無理やり推しっぽいグッズやファッションをキメてしまうのがオタク女なのである。
そして年齢不詳のオタク女ができあがるのだ!!!
新卒ちゃん「マジ若くないっすか? ホントにその年齢なんですか?」
私「オタク女は一見年齢不詳になるようにできてるんだよ。あと実際全然若くねえし、よくみたら毛穴と肌荒れがやべえよ(๑・̑◡・̑๑)」
私のメイクはキャンメイクでできています。
服は大体GUとかです。