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Mr.daydreamerに所属します

このたび福岡の演劇ユニット、Mr.daydreamer( 以下 : デイドリ )に所属させていただくことになりました。

今回はその理由なんかを書いていけたらと思います。

1人でぐるぐる考えた理由なんかより「これから何をするのか」の方が大切なので、あんまりたくさん書きすぎないようにしたいなあ…でも頭でっかちなのでたぶん無理です…

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【宣伝美術のはなし】

九州大学演劇部時代に宣伝美術としてデザイン活動を始めて、ありがたいことに外部からもお仕事をいただけるようになりました。

ただ、どうしても「自分の団体」の宣伝美術を作っている時が一番楽しいんです。

クオリティの面では絶対に差異が出ないようにしていますが、やっぱり作品や団体への深い理解の元で作るのが自分は好きなんです。

そういう意味で演劇部の宣伝美術を引退してしまった後、少し物足りなさを感じていました。

だからこそ、宣伝美術の人間として所属できる「自分の団体」として、デイドリを選びました。

あとデイドリの世界観ってイメージ膨らむんですよね。

夜の海とかで撮影したいな。

【客演の時のはなし】

今年の3月28日~31日にデイドリの「仮題:春、麒麟の羽音」に客演として参加させていただきました。

作品自体はなかなかに実験的だったので賛否両論、というか賛も否もなく「よくわかんない」と言われてばかり。

私も未だに言語化はできず。

ただ、一つ現象として面白かったことがあって。

実は本番中に「失神」しかけたんですね。

肉体疲労とかではなく本当に心地よくフっと。

普段の私は良くも悪くも「余裕のある」役者で、どんなに追い込まれている演技をしていても自我はほぼ冷静に保っていられるタイプです。

それなのにあの瞬間だけは完全に自我への干渉がありました。

「自我の境界を曖昧に」というのがコンセプトのお芝居だったので、それが体現されたのかな、と勝手に思っています。(いい話っぽくなってますけど本当に失神してたら役者失格です、激しく反省。)

デイドリのお芝居が大好き!!みたいな可愛いことが言える役者ではないんですが、「ここにいることで役者として新しいものが見えたりしないかなあ」という期待の元、所属しています。

【うえのんのはなし】

デイドリには上野隆樹という人がいます。
うえのん。

これまでのデイドリの公演は彼が作・演出なんですが、まあとても面白い人です。

ここからの話は、彼が真摯に芝居に向き合う素敵な演劇人である、という前提のもと聞いてくださいね。

尖っているようで、爪も何もない子猫のように見えるし

「いや、それはさすがにダサいっしょ…」と思うことも躊躇いなく舞台に乗せるし(私は演劇で全身白の衣装を見ると脳内で爆笑してしまう病気です ※多方面に謝ります)

不安でいっぱいなのにとても勇気ある選択をするし

ほんとに面白い。

遠目からではなくて、同じ団体として見ていたいと思って所属を決めました。

あと所属悩んでた時に彼からリプが来た、
「 壁|ω・) 」で。
うえのんらしいなあ。

今のところ、怖がられているのか遠慮されているのか、うえのんからは少し距離を感じるので頑張って仲良くなろうと思います。

これうえのんに全く許可とってないけど大丈夫かな。

怒られたら消します。

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と、つらつらと書きましたが、まとめると「Mr.daydreamerに固執するつもりはないけれど、Mr.daydreamerに所属するからこそできることをしてみたい」ということになるかと。

客演もデザイン依頼ももちろん大丈夫です!

ただ、デイドリには「所属しただけ」でまだ何も貢献していないので、まずは誠実に団体の仕事に向き合っていきます。

最後になりますが、こちらからデイドリのサイトを見ることができます。

宣伝美術としてまずはこのサイトをより良くしたいです。

頑張ります。

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