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カウンセラーやコンサルタントが 相手に期待されていること

今日はちょっと、私の職業について書いてみたいと思います。

私の仕事は、会社や人の課題を解決すること。いわゆるコンサルタント。

それによってお金をいただいているので、大事なのは、情報。

視野を常に広げておくこと、

多角的にものを見ること、

そして、その会社や人が、当人が気づけない課題をみつけ、方策を考え、一緒に解決していく。

こんな流れでお仕事をしています。

さて、情報が大事、ということですが、どんな情報が必要なのか、と考えたら、世の中で起こっていること。これらは、新聞、ネット、雑誌、本で収集、でも一番リアルで正しいのは、人の話。

そして、

前提としてある原理原則の知識。学問(社会学、哲学、科学など)

そして、もう一つの情報は、課題解決する会社や人について。

キャリアカウンセリングでは、まずはそのためにその人に質問します。

企業についてもそうです。情報ないままの提案を依頼されることがあるんですが、これは私は嫌です(笑)

さて、キャリアカウンセラーはそのために、まずは相手の話を傾聴することを徹底的に学びます。

よい傾聴者は、相手の気持ちをまずは受容。一切否定しません。表面上だけで受容していると、相手に伝わります。誰だって自分の気持ちや考えがあって、それは本人にとって正義であり、ウソではありません。だから、キャリアカウンセラーは、それを評価せず、そう思っているんだーとただただ受け止めます。

コンサルタントはどんな時もその人の味方だからです。

それによって、相談者は、心を開いてくれます。そして、色んな話をしてくれるのです。色んな話をしてくださることで、方策がたくさん考えられます。

これを企業のコンサルティングに当てはめても一緒です。

さて、キャリアコンサルタントの方から良く受ける相談で、傾聴はたくさん学んだので、できるが、方策を提示することが苦手、というもの。

確かに、キャリアコンサルタント向けのセミナーでケーススタディを実施しているんですが、皆さん、そのケースの人に向けての質問はたくさん出てくるのですが、それをもとにアドバイスを考えてもらうと、急に出てこなくなってしまう方がたくさんいらっしゃいます。

どうしたら多岐に渡る解決ができるようになるか、と言えば、それも情報収集。解決するための方策をたくさん知っている、アイデアを持っていることかもしれません。日々、コンサルタントはたくさんの情報をキャッチする必要があります。

この仕事は、正解がないので大変ですが、たくさんの視点を持ち、固定観念にとらわれず、柔軟な発想を持つことで相手の可能性を拡げるお手伝いができるので、楽しいです!

キャリアカウンセリング http://www.sawako-women.net/

現在、安心してご相談いただくためにも、密になるカウンセリングルームは一時避けてすべてオンラインか、風通しの良いカフェでの対応に切り替えさせていただいております。平日夜、土日も対応しておりますので、いつでもご連絡ください。


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