【映画】「ザ・キラー」レビュー
▼あらすじ
▼感想
いわゆるノワール映画という作品だが、暗さは感じずめちゃくちゃ面白い。2時間があっという間だった。
殺し屋である主人公の語りというかその時の心の声みたいなものがセリフのほとんどを占めている。
殺し屋が自分の仕事における自分のルールを語るのだが、殺し屋を扱う作品で、殺すシーンよりもその準備や裏側みたいなところにフォーカスしたものを余り観た事がなかったのでとても新鮮だった。殺し屋のプロフェッショナル〜仕事の流儀〜かセブンルールみたいな。
あくまで主人公は自分の仕事におけるマイルールを語っているのだが、意外とどの仕事にもヒントになる様なポイントもある気がした。
散々語っておきながら仕事を失敗する所から始まるのも人間らしさが見え面白いが、その後の始末もスマート。
本当にかっこいいショットが多く、音楽の使われ方もめちゃくちゃ良い。観た後はずっとスミス聴いてた。
4月に公開された「AIR」と並んで今年を代表する仕事映画だと思う。
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