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ゴミ中年がネットポルノ依存から抜け出せた訳

みんな、こんにちわ
サワカズキだよ!

今回の記事は読む人を選ぶ内容になると思うけれど、私自身ここから抜け出せてポジティブな結果を得られたから書きました。
少しアダルトチックな内容になりますが、悩みがある人・興味がある方はどうぞ読んでいって下さい。
xvideo,pornhub,spankbangなどの単語に身に覚えがある方に向けた記事です笑



はじめに

私は重度のネットポルノ依存人間でした。
毎日ネットポルノ視聴がルーティン化され、資料が義務化されていた様な有様でした。
こちらの記事を読んでいる方の中にも「うんうん、わかるわかる」っていう方もいるかも知れません。
無駄な事に貴重な人生の時間とあなたのリソースを取られるのは嫌ですよね?
私も嫌だと思ったし、そもそもこれは異常な状態なのでは?と思いました。
そこで一念発起し、この悪しき習慣を断ち切る為に行動を起こした事が幾度かありました。
その時の方法はネットポルノを見れない様にブロックアプリを導入したり禁欲コミュニティに所属してみたりでしたね。
しかしこれらをもってしても2日ともたずに失敗する事ばかり
その度に「自分はなんてダメな奴なんだ」と落ち込んでいました。
そして暫くしてまた再挑戦し、失敗をする事多数。
そんな中たった1度だけモチベーションが続き、7日ほど断てた事はありました。
しかしそれも気持ちが落ち着いた頃合いで一瞬の誘惑に惑わされてしまい、結局瓦解。
もうこれは自分の生来の意思力の弱さが原因であり、克服は無理だと諦めてしまったのでした。

そんな私ですが、今回取り入れた方法で1ヶ月ほどに渡りネットポルノ排除が出来る様になりました。
ブロックアプリも入れておらずいつでも見放題な状況ですし、コミュニティにも特に所属せずに監視もありません。
なのに1人で特に気負いもなくのほほんとネットポルノ排除の継続が出来ています。

ですので、当時この方法を知っていればあんな無駄な事をしなかったのになぁと思うと同時に、過去の自分と同じくネットポルノ依存で悩んでいる方がいれば役に立てそうだぞ、と思いました。

みんながみんなこの方法で成功するとは限りません。
別の方法が合う方もきっといるでしょう。
それでも、1人であっても、この記事を参考にしてネットポルノ依存から抜け出せる人が出てくれれば!と願い筆を執る事にしました。

*ちなみに
この記事はネットポルノ起因による過度な自慰行為を排除する目的で書いております。
2週間を超える様な長期的な自慰禁止(以後、超禁欲と呼びます)を目的とはしておりません。
超禁欲自体を全く否定するつもりはありません。
しかし私個人的には、自然の生理現象は受け入れるべきという考えなので、一部超禁欲の方には参考にならない部分もあるかと思います。
考え方の違いですので、その点を留意し読んで下さい。



この記事を読むとメリットがある人

・特に理由がないのについついネットポルノを視聴してしまう人
・辞めたいと思っているのにネットポルノ視聴を辞められない人
・ネットポルノ依存をしており、無気力な人・無気力になりつつある人


この記事を読んで得られるもの

・ネットポルノ依存からの脱却のヒント
・他の依存症を解決するヒント
・継続力をつける第一歩

興味をもった方はお読み下さい。
それは早速本題へいってみましょう。



なぜネットポルノ依存が悪いの?

そもそもなんでネットポルノ依存が悪いのでしょうか?
いきなり言われてもなぜか分からない方が沢山いらっしゃると思いますので、まずはその理由を解説していきたいと思います。

悪い理由
1、努力が出来なくなる
2、時間の無駄


1、努力ができなくなる

ネトポルが悪い1番の理由は何でしょうか?
そう聞かれれば答えはこれに尽きます。
「努力が出来なくなり成果を出せなくなる」
もう少し詳しく言えば
「目の前の簡単に得られる報酬に飛びつくせいで、長期的に努力をしなければ手に入らない大きな報酬を手に入れられなくなる」
という事になります。

「え?なんでそうなるの?訳わからん!」
そう思った方もいるでしょうから簡単に説明をします。
これにはドーパミンの話が密接に関わってきますのでまずはそちらを説明します。

ドーパミンは簡単に言えば、人間が行動を起こす際に
「これをしたら結果として良い気分を味わえるぞ!」
期待感をもたせるホルモンのことです。
期待感を持たせ、行動を起こす動機となるホルモンです。
*医療関係者では無いのでざっくりと言っています。

これがあるから人間は苦痛やストレスを伴う様な事も頑張れる様になるのです。
例えば大昔で言うならば
「危険なのは分かっているが食料を得る為に狩りに行く」
「遠いし、大変なのは分かっているが水が無いと困るから水を汲みに行く」
などですね。
大変だろうなぁ…と思いつつも”苦労を乗り越えた後に得られるもの”を期待させて頑張って動く事を促すホルモンなんですね。

問題のネットポルノはこのドーパミンを”簡単に”かつ”大量に”放出してしまうコンテンツなのです。
ネットポルノはスマホさえあれば手軽にどこでも簡単に無料で視聴できてしまいます。
昔だったら人目を気にして本屋で購入したり、レンタルしたりとハードルが少し高めのアダルトコンテンツと違ってですよ。
日常では中々関わらない美しい女性のむふふなコンテンツがすぐに手に入り、簡単に快楽を得られてしまうのです。
脳は簡単に得られる大きな欲求を求めます。
ネットポルノはまさにここに該当し、脳を「バグらせ」るのです。
しかも人間の3大欲求である「性欲」を満たせてしまうので効果は抜群です。

そしてこのドーパミン、無限に湧き出てくる訳ではなく放出量にある程度の上限があるのも問題。
ネットポルノが恐ろしいのは、次から次へと好みの動画を探せてしまうところ。
最高の動画でフィニッシュしたいと思い、新しい動画を探してしまった経験は読者でも思い当たる人がいるのではないでしょうか?
新しい期待を持つという事は…そうです、その時にドーパミンがガンガンに放出されてしまっているのです。
簡単に快楽が手に入るし、他の作業をする動機を発生させるドーパミンも出し尽くしてしまう恐れがある。
こうなると脳はネットポルノ優先で動き、そこで疲れてしまい他の作業への指令が疎かになるのです。

そうなると地道に頑張らないと手に入れらないモノを我慢強く獲得する動機が薄れてしまうのです。
つまり忍耐力が無くなってしまうんですね。

・すぐに結果は出ないが、余暇の時間を犠牲にして必要なスキルを取得する
・長期間をかけて自分の体を理想に近付ける様に鍛える
・現実の女性をGETするためにコミュニケーションをとり口説いてみる

こういった事への努力が出来なくなっていってしまうのです。

2、時間の無駄

これは詳しい説明をせずともご理解いただける方が多いはずです笑
仮に1日の試聴時間が30分だったとしても、毎日これを繰り返すと年間約182時間も無駄にする事となります。
この時間を0とは言わずとも1/4にするだけでなんと137時間が捻出できちゃうんですね。
もし2倍視聴していたり、1日に複数回していたら…恐ろしい事にもっと多くの時間が無駄になってしまいます。
それならば捻出した時間で毎日20分程度でも散歩をした方が、よっぽどポジティブな効果を得られますよね?

という訳で時間の無駄です笑
こんな無駄な時間を人生から排除していきましょう。
そして自分の健康や収入向上、家族との時間にでも使いましょう。
どう考えてもそちらの方が有意義ですから。


ちなみに偉そうに語っている私の場合ですが、恥ずべき事に最低でも1日1時間は時間をかけていた過去があります。
それも20年近くも!
つまり年間365時間以上は無駄にしていた事になるのですから、とんでもない無駄遣いですし、アホですよね。
ネトポル視聴に生産性など皆無なので、後悔しか残っていません。
私よりも早くに気付けば気付くほど後悔は減ります!
早く悪習慣を断ち、後悔をしない人生にして下さい。



どうすれば良いの?

なぜ悪いかは分かったから早くどうやって依存から抜け出たかを教えてくれ!
そう言われそうなので、ここからは20年以上ネトポル漬けだった私が依存から抜け出れた方法を書いていきます。
それは…

1、バッファ(余裕)を持つ事
2、新たなルーティンで上書きをする
3、記録を取る

これら3つです。
早速ですが解説をしていきます。

1、バッファ(余裕)を持つ事
ここでいうバッファはネットポルノを観る事ではなく、射精をする事に対してです。
ネットポルノは観てはいけないが、オナニーや対人での発射はOKという事です笑

ここは意見が分かれると思ってはいますが、私はオナ禁というものにはあまり大きな効果はないと思っています。
ネットポルノを使わずに、妄想だけでも行えるほど意欲があるならば我慢などせずにさっさとすましてしまえ!位のスタンスです。
妄想でいけるとなると相当追い込まれている状況(笑)になるので、結果として回数はかなり減る事にはなると思いますが。
またパートナーがいて行為が出来るのであれば「気にせずしてしまえ」というスタンスでもあります。

だってこれらは自然な事だと思っているからです。

ちなみに、お金を払う事で性行為や抜きをして貰える風俗店も厳密に言えば自然ではないため利用推奨をしていません。
多用をすると自分で女性と積極的に関わり、口説いていく渇望感が削がれるからですね。
ただ我慢しすぎて頭おかしくなったりネットポルノに逃げるくらいならいいんじゃない?とも思っています。
お金も時間もかかりますが、ネットポルノ徘徊しているよりはかなりマシですからね笑

私も2ヶ月に1〜2回くらいなら「追い込まれた時に使える切り札」として使っても良いと考えており、選択肢を残してはいます笑
こういった最後の砦があると心理的に安心するからです。


私が1番問題視しているのは
・強刺激なネットポルノにてドーパミン過剰放出しながら脳内破壊をする事。
・次から次へと刺激を求めて、だらだらと時間を浪費してしまう事。
明らかに不自然なこの2つの状況なのです。

ネットポルノ依存克服≠射精を我慢する事
これを一緒にしてしまい「絶対禁欲!」といった余裕が無い計画を立てるからストレスになるのです。
そしてたった1度の発射ですべてが終わったみたいなマインドとなり自暴自棄からの完全破綻に繋がるのです。
身に憶えはありませんか?
私はとてもあります笑

あとは仮にネットポルノを見て射精してしまっても、完全に頑張りが0になると思ってもいけません。
記録を取り、過去の自分より少しでも制御できればOKくらいの気持ちでいきましょう。
初めは瓦解する前提でいかなければならないのです。
自分を過信してはだめですよ。
脳が簡単に得られる本能的欲求をそう易々と諦めてくれる訳がありません。
どんなに意思力が強くとも無理な時は無理。
何度も言いますが、重要なのは過去の自分に比べてどれだけ成長しているかです。
だから連続○日クリアに囚われず、週単位・月単位でどうだったのかを考える様にすると良いですね。
初めはハードルを低めに設定して始めるのが良いのですよ。


2、新たなルーティンで上書きをする

いつネトポルを観ているのかが重要になります。
依存状態になっている方ならおそらくネトポル視聴がルーティン化している可能性が高いと想定しているからです。
私の場合は朝でした。
朝起きて仕事の準備をし、ネットポルノ視聴からの自慰をする。
その後にシャワーを浴びて着替えて出勤。
そして仕事から帰宅後に食事をし、晩酌をしながら寝る前にもう1度…
その日の体調次第でどちらかが無くなる事もありましたが大体この様な状態でした。
過去の失敗時を思い起こすと(記録がないので記憶頼りですが)このルーティンの強制力?に負けて朝夜のどちらかで挫折をしていました。

今回は意図した訳では無かったのですが、ネットポルノ禁をするのと同時に朝活を始めようと試みておりました。
その朝活の中で先に身だしなみやシャワー等も済ませており、やる事も他にある状態だったため朝の誘惑から比較的簡単に脱する事が出来たのです。
前述の通りバッファも持たせてあったので
「まぁ朝できなくてもいいや。どうしてもしたくなったら夜してもいっか。」
くらいの感覚したので、特に苦戦しませんでした。
ちょっとした衝動的なムラムラくらいなら難なく撃退できましたね。

夜のルーティンに関して特に導入していなかったのですが、運動を朝取り入れた事と、5:00前後という早朝に動き出す朝ルーティンのせい(おかげ?笑)でムラムラするよりも先に眠気が襲ってきたのでこちらもあまり苦戦しませんでした。

習慣になってしまっているならば、その習慣時間に合わせて新たな習慣を作ってしまう。
もしくは疲れて出来なくなる様にしてしまう。
単純ですがこれもかなりの効果を発揮しました。

補足ですが、人間の意思力が1番弱くなるのは脳が疲れている夜とも言われている様なので、夜に暇があると自己制御が難しくなりますね。
夜に余力を残さないくらい昼間運動をするか、夜にやる事をあらかじめルーティンとし、刷り込み、ネットポルノの入り込む余地をなくす事をおすすめします。
またアルコールを飲むとさらに自己制御力低下に拍車がかかるので、自己制御に自信がない内は禁酒も並行すると良いです。
私もたまたま禁酒していたので、そこが功を奏した可能性がありますね笑


3、記録をとる

記録を取るのも大事です。
ここでの記録は成功している時の気持ちと失敗時の気持ちをメモしていくという事です。
ネトポル禁止を1ヶ月クリアしていますが、私もまだまだ記録中です。
なんとなく興味が湧いたな〜という日はそれも感情として記録しています。
私は私の意思力に期待をしていないので、最低3ヶ月継続出来なければ安定しないと思っています。
朝ルーティンに組み込み、毎日のネトポル関連の感情と結果を記録。
それを元に月間何日クリアしているかの確認もしています。

*ちなみにダメだった日に×をつけるのはおすすめしません。
私だけかもしれませんが、×をみると視覚的にがっかりしてしまうからです。
個人的にダメだったら空欄にする事で失敗ではなく休息という事にしてメンタルダウンを防ぎ、継続に繋げています。

「ここは失敗した日」よりも「ここは休んだ日」の方が気楽だからですw



どういった効果があった?

実際にネットポルノ依存から脱するとどういった効果があったのか。
私が感じている利点を元に書いていこうと思います。

1、自己規律の強化

1番に感じた効果はこれでした。
自己規律が強化されたおかげで朝ルーティンや、面倒だけどやった方が良いと思える運動・勉強を継続して行える様になりました。
すぐに結果は出ないけれど、続ければ効果が期待できる事に立ち向かえるようになったのです。
またこれはやめた方が良いという事もやめられる様になってきました。
具体的にはアルコール依存、ジャンクフード依存です。
今までは良くはないと分かっていても、快楽への期待を抑えきれなかった事に抑えが効く様になりました。
まだギャンブル欲だけは完全に支配下におけておりませんが、頻度を抑えられてきております。
これも3月中にはコントロール出来る様になると思っています。

これらはドーパミンの放出量が過剰から正常値に戻ってきたからかもしれません。

今までは「やろう!・やめよう!」と思って行動・制限をしても1日2日で断念してしまった事に対して1ヶ月行動継続・抑制継続出来ているのは大きな進歩だと思いました。
これが出来なくて何事も上手くいかなかったので、私にとっては1番の効果でしたね。


2、自己肯定感が上がった

・長年依存していたものを辞められた事による自信
・継続が出来ない自分に落胆する事もなくなった
これで自己肯定感も上がりました。
「俺なら出来る」
「つらくても耐えれる」
まだまだ小さな肯定感ではありますが、過去の自分と比べて自信というものが付いてきた事を実感しています。
そこからメンタルヘルスの安定にも繋がっています。

これは確かな効果があったなと感じました。


3、時間が作れた

当たり前すぎてすみません笑
視聴時間が減ったので当然ですね。
減った時間もダラダラする訳ではなく、執筆であったり筋トレや散歩などの運動に費やす事が出来ています。
これも、上がった自己規律のおかげです。

今までの自分を振り返るととても時間を無駄にしていました。
若くして依存に悩んでいる方がいれば、私よりも浪費した時間は少なくなるでしょうから1日も早く取り組んで欲しいと思います。



さいごに


途中で失敗しながらでも良いので、1週間断絶する事が出来る様になったらかなり自信が湧いてきます。
今まで辞めれなかった事が前に進んでいるのですから当然です。
そうすると次は他の悪習慣も辞めれるかも?と挑戦する気概も湧いてきます。
脳内がある程度落ち着くからかもしれません。

私はネットポルノ禁を足掛かりに、ポジティブなループに突入できました。
苦痛だった朝ルーティンも定着し、毎晩の習慣だった飲酒の断絶にも成功しております。
次の目標も長年辞められないギャンブル依存の克服と決められました。
大変だけど頑張れば成果が残る執筆活動も粛々と出来る様になってきております。
私の中で全ての「頑張る」の基礎基盤となったのがこのネットポルノ依存克服なので、同じ悩みをもっている人たちにも同じ体験をして欲しいと思います。

悪習慣根絶のポイントは「バッファ、新たな習慣での塗りつぶし、記録」
今はそう確信しております。
いきなりは難しいので週間単位で一緒に悪習慣を排除していきましょう!



【補足】
実はネットポルノではなくスマホでSNSやネットをみる事でもドーパミンは発してたりします。
新しい情報、新しいやりとり、承認…
常に新しい刺激が手に入るから「もっと調べよう」「もっといいねを貰おう」と期待させるドーパミンがガンガン放出されます。
ですのでこちらも没頭するのは危険なのです。
私はスマホ依存者でもあるので、こちらも克服してやりたいと目論んでいますがこいつはネットポルノ依存よりもはるかに強敵でした。
1つの指標として、スクリーンタイムを週平均で1日4時間以内に収められる様に格闘中ですがまだまだ攻略が出来ておりません。
こちらも達成し、打ち勝てたその時にはその軌跡と気付き、ポイントをまとめて記事にいたします。



今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます
読んで少しでも参考になったよ!という方がいたらスキ❤️を下さい!
私の執筆の励みとなりますのでよろしくお願いします笑

それでは今回はこのへんで
またね!
バイバイ!

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