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・v・
2023年7月12日 17:32
「星、見に行こうよ」自分が生きている中で、そんなロマンチックな誘いを言葉にされる日が来るなんて、思いもしなかった。きっとこれから先も、そんなこと言われる日は二度と来ないだろう、最初で最後の、空前絶後の、それはそれは、特別な約束だった。3回生の夏。前期のテストが全て終わり、夏休みに入る頃。「田舎がほしい!!」君が唐突に言い出した。「ごめん、うちも提供できる田舎がない」僕の返しに吹き