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日々のこと。父、先輩に会う。

今日は日々のことを。

先日、80歳の父が88歳の方にお会いする場に同席しました。
二人は仕事の関係でお互いを知っていたものの、
会った事がなかったので、共通の知り合いは沢山。
そのせいもあり、挨拶したすぐ後から
話しが弾んでいました。

私はもちろん話しの内容は
ほとんどフォロー出来ていないのですが、
父も先輩の方も、本当に仕事の話しというのを
差し引いても記憶力も話し方もしっかりしていていて、隣で感心しながら聞いていました。
歳を感じさせないとはこのことかと。
なんというか
1つの仕事を
60年やっていることから来る智慧と言うのは、
浅く広くではなく、深く広く、
水が大地に染み渡るように、
広がっていくのだなあと。
1つの話題がどこまでも
広がっていくのを二人が楽しんでいるのを
見ているだけでこちらが満たされるような感覚でした。
そんな話しの合間に犬や猫の話しがあるのも
なんだか楽しかったです。

ご用意下さった美味しいお昼ご飯と
アップルパイを
美味しい美味しい、
と言いながら皆で食べるのも、
また幸せを倍増させていて、
帰り道、運転しながら自分が
静かな多幸感に満たされているのを感じました。
大切な家族、友人、美味しいご飯、
そして積み重ねられてきた智慧を聴く。
そういった、昔から連綿と家庭やコミュニティで
続けられてきたことって、
私達の幸せの原点でもあるのかも知れない、
と、その多幸感の中でふと感じました。

二人とも年を重ねているけれど、
またぜひ再会する機会がありますように。
私もまたあのように智慧を重ねていけますように。

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