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思いやりの心から始まる世界


今日易経のクラスでこの言葉を聞いて、
なんて素敵な世界だろうと思った。

これは乾為天(けんいてん)と言う
始まりや王者の卦(け)、
と言われる卦の説明
であったもの。

物事のはじまりは、動かすこと。
冷たく暗い、眠っている冬の世界を揺り動かし、
春に向かう動機は「仁」。
動かすのは「仁」の力。
それは人を思いやる心。

何事も言わないと始まらない、
やらないと始まらない。
でも初めの1人になるのって結構めんどい。
だけどそこを引き受けて始めるのは、
後続のの人がやりやすくなる
思いやりの心があるから。

先生の話した例は
カラオケで最初の一曲を歌う人のこと。

やる気満々とか目立ちたがりなだけじゃなくて、
1人目をやる勇気がないとか、
目立つのが嫌、とかそういう人達が
歌いやすくなるように、
敢えて一曲目を歌い始めるような、
しかもちょっとバカっぽく歌ったりして
場を和ませるような、

そういう思いやりの心から
1曲目を歌う人の心意気笑。

その思いやりの心「仁」は
人の上に立つものが持つべき四徳の一つ。
その仁から始まる世界は、
思いやりに溢れているよね。

人の上に立たずとも、
私達が
全ての動機を思いやりから始める世界は
どんなに優しくなるのだろう。

だから、いつでも
自分自身にこの問いかけをしていこう。

あなたは今日、
思いやりの心から
世界をはじめている?

あなたの世界は
今日、思いやりから始まっている?

一人一人がその心意気を持っていたら
世界は昨日より、今日、
今日より明日、
少し良くなって行くよね。

自分でそれを始める、
そして始められるって
希望がある。

やっぱりこの世界を創っているのは
私達自身なのだな、と実感するよね。

明日は冬至。
新しい世界、思いやりから始めていこう。

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