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生きる、働く、育てる を もっと自由に、もっと豊かに

多様性とか個性とか、それぞれのカラーを打ち出すことが良いことだという風潮になっていて、まだまだ根深いところはありつつも、これからが楽しみな社会になっているとポジティブに受け取っています。

私は事業として女性がもっと多様に働ける環境や機会を増やしていくことに取り組もうとしていますが、「既存の」働く環境としての社会の中にそれを作っていくのはちょっと違うのかなと考えています。

バリバリ働いていると「男社会で頑張っている」とか評されます。

女性が偉くなると「男化する」「女を捨ててる」と言われます。

既存の社会は、男性が努力して作り上げてきたものです。

男性たちが頑張って作り上げた既存の社会のなかでは、男性の価値観の中で評価されていかなければいならないので、そうならざるを得ないのです。

女性の働き方改革がなかなかうまくいかないのはそういった点にも課題があるのではないでしょうか。

「既存の」社会に、既存の社会では活躍できるチャンスを得られていない人たちを、手当を増やす。休みを増やす。等の仕組みだけで押し込むのは難しいと思います。

私はいわゆるフェミニストではありません。

男女は身体の作りも違うし、思考回路も異なる場合が多いので、男性女性、または個々人がそれぞれ一番自分にあった場所で生きていくことが幸せへの近道だと信じています。

私は既存の社会は尊重しつつ、それとは違った視点や価値観で物事を進められる世界を作り上げていく努力をしたいと思っています。

以前、人に言われました。「論理的であることが求められない仕事なんてないだろう。」

たしかに既存の社会ではそうかもしれません。

でもそうじゃない社会があってもいいんじゃないかなとその時思いました。

感情優位の姿が当たり前だったり、感性や共感で物事が動く世界。(今までのサラリーマンの価値観で見ると恐ろしさすら感じますが…)

サークルレベルの単位ではなく大きな世界で実現されたものを見てみたいと思い、それに力を注いでいきたいと思っています。

この実現は、自分のためでもあり、社会のためでもあり、共感してくれる女性たちのためでもありますが、何よりも子供たちの世代のためです。


私には娘が二人。彼女たちが大人になるころには、働く環境や条件みたいな些末なことで葛藤し、悩んで時間を費やすような社会ではなく、心からやりたいことに自由に取り組める社会であってほしいと強く思うからです。

「生きる、働く、育てる を もっと自由に、もっと豊かに」

私のスローガンの意図はそういうところにあります。

「既存の」社会と分断されたものではなく、共存していくような新しい価値観の世界。カラフルでみんなが満たされて自由で豊かな社会。目指したいです。


と、想いは強いですが、まだその仕組みは走りながら考えております!

なにかアイディアないかなー!







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