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継続できる人ってどんな人?

そもそも、継続ってなんだろう。何となくわかるけどちゃんと調べてみると。

継続  読み方:けいぞく

[名](スル)

1 前から行っていることをそのまま続けること。また、そのまま続くこと。「討議を—する」

2 以前からのことを受け継ぐこと。継承。

Weblio 国語辞典

ふむふむ、なるほどね。今の私が知りたいのは1のほうである。「そのまま続ける」ができる人になりたい。じゃあ、「継続できる人」ってどんな人だろう。私なりの考えをまとめてみた。

1必要に迫られている人
それを続けないと生活に支障をきたす場合、ほとんどの人はそれを続けるだろう。極端な例は重病の治療など。処置や服薬を継続しないと命に関わる場合。そこまで極端でなくても、一定の業務実績をクリアし続けなければ減給されるとか、テストで基準点以上を取り続けなければクラスが下がる・進級できないなどの場合。

2楽しむ人
別に習慣化するつもりはなくても、楽しければ続く。

3意志が強い人
絶対有言実行なタイプ、または根性論が大好きな人、あるいは自分に厳しい人。このタイプはむしろ「途中で諦める」という選択肢を持たないことが多そう。

4計画を立て実行するのが上手な人
継続するにはそれをどのくらいの頻度でいつどのようにすればよいか、やる気がなくなった場合にどう対処するか、などを前もって考え、そしてそれをきちんとできる人は継続できるだろう。

5完璧主義やせっかちではない人
体調や事情は日によって異なるので、完璧でなくてもとにかく続けよう、というマインドの人。また、勉強にしろダイエットにしろ大抵のことはすぐに結果が出ないので、それを分かった上で辛抱づよく続けられる人。(こういう人は息抜きや切り替えが上手だったりもする)

とまあ、ざっと考えてこんな人たちが継続できる人たちと仮定する。

この仮定が正しければ、上のどれかに当てはまる人になる/そのエッセンスを取り入れると「継続できる人」になれそうである。

3と5の「意志が強い」「完璧主義やせっかちではない」に関しては生まれ持った性格かというと必ずしもそうではないはず。むしろ3と5の要素両方があったほうがいいと思う。ときに自分にきびしく、ときには自分にやさしく、というスタンスを取り入れるだけ。

2の「楽しむ」に関してはどんな辛いルーティーンでも何か楽しいことと組み合わせるとか、それを終えたら自分にご褒美、などで、工夫できそう。

4の「計画を立て実行するのが上手」に関してはたとえ上手じゃなくても、前もってのペース配分とモチベーション維持を考えておくのは特別すごい才能がなくてもできるはず。

そして、なにより、1。それを続けることが今の自分にとって必要だと感じられるなら、それが些細なことでも、他人から見たらくだらないことでも継続の大きな力になる。逆に言えば、「今の自分」に必要じゃなければ続けられないし続ける必要もない。そして、何かをどうしても続けられなかった場合、それは「今の」自分に必要なかっただけで、数ヶ月後、数年後の自分になら必要かもしれない。

それに、人は本当に好きなこと、やりたいことには何度辞めても必ず戻ってくるものだ。だから、「私はどうせ何も続かない」と大袈裟に悲観しないでほしい。

などと言いつつ、私自身が継続に苦労しているんですがね。

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