子どもが食べない・・・
今日の助産院はオンライン相談三昧をしていました。
なんとすべてが食にまつわるご相談。
離乳食から幼児期の偏食まで。
三姉妹育児の変遷から、偏食や少食でお困りの方が
まずはじめにすべきことまで
お話してみたいと思います。
子どもが食べない・・・
特別なことをしなくても
気づいたらパクパク食べる!食べるの大好きな子もいれば、
手を変え品を変え、何をしても頑なにへの字の口が開かない子もいます。
食べない場合、子育ての難易度が格段に上がる気がします。
長女は今でこそ食べますが、2歳頃からの偏食が始まり
手の込んだものを作ってみたり
情に訴えてお願いしてみたり
小鳥の口にエサを運ぶように食べさせてみたり・・・
時には怒り、泣き・・・親の情緒よ。
偏食の孫を前に母親が
「あなたがいろんなもの食べさせないからでしょ」
とカウンターパンチをきめられたり。
結果、ある程度大きくなったら普通に(今でもスキキライは多いですが)
食べるようになりました。
2年半、何もしなくても半分の子が食べるようになります。
長女は運よく、この半分の子でした。
残りの半分はやはり食べない。
食べない2年半を待っても。
次女はというと、小さいころからよく食べる子でした。
また次女の育休の頃は、育休が楽しすぎて
あっちこっちの活動に顔を出しては、
いろいろな人とランチに出かけていました。
ついでにそのまま離乳食をたべさせたり。
夜のごはんももちろん長女と一緒。
「食べる」が身近にありました。
この食べる次女が長女の食べる意欲を刺激したのです。
三女はというと
もうめちゃめちゃ食べます!
量も、そしてめちゃめちゃにして手づかみで。
子どもが三人もいるとなかなか目も手もかけることが難しく
とりあえずそこに座って
何か食べてて、と
人参、サツマイモ、大根などの野菜の手づかみから始まり
ハンバーグ、お好み焼き、
スパゲッティなどなど・・・
食べるが身近にあり
食べたい意欲があり
注目されずにめちゃめちゃにできて
なんだかよくわからずに食べられたら褒められる!
食べることに何のプレッシャーも感じずに
育った。そんな感じです。
食べない子どもを前に親がすることは、
昔の私にように怒ったり、情に訴えたり
とにかく何でもいいから一口だけでも食べるものを
後から後から出すことでもなく、
食べても、食べなくてもいいから
のびのびと食に向き合うことです。
新しく始めた仕事、
先輩にじーーーーーっとみつめられたままだと
しんどくないですか。
どんな時も(食事以外の場面でも)
親がまず最初にしてあげられることは
できると信じる。
都立大さわだ助産院では
「離乳食講座」をnoteで公開しています。
また、偏食のお子様を対象に「子どもと食事外来」を
行っています。
オンラインで初回の45分の面談で現状把握と方向性をきめ、
2週間~3週間おきくらいに2回、オンラインでお話します。
その間、家族だけで頑張っていても
小さな疑問、不安が出てきます。
いつでもOKのLINEにて解消しながらすすんでいきます。
今も数組のご家庭が進行中です。
なにより最初は親のプレッシャーを解放することです。
過去の私にこんなふうに寄り添って
道しるべを示してくれる存在がいたらな・・・という
思いですすめています。
キラキラの映えた離乳食や食事じゃなくていい
笑顔があふれる食卓になりますように。
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