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さわだ
2024年4月8日 08:37
本文「守田、チューしたい」喫茶店のソファーに座るメイド服姿の金髪碧眼の少女に睨まれながら、守田亘(もりたわたる)は悩んでいた。「誅(ちゅう)したい?」守田は読んでいた時代劇小説を閉じ、表紙を目の前の少女に見せた。「誅殺(ちゅうさつ)じゃないよ」「チュウってあのチュウか?」「そう、接吻、キス、とか色々言い方あるけど物理的に他人と自分の唇を重ね合わせるヤツ」そう言いながら、女の子は