さわだ

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さわだ

戦艦おじさんです。 カクヨム:https://kakuyomu.jp/users/sawada Pixiv:https://pixiv.me/sawada04

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    日記です。

  • 艦これ同人誌備忘録

    四年近く買い貯めた艦これ同人誌の個人的備忘録

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Cafe本音の光

本文 「守田、チューしたい」 喫茶店のソファーに座るメイド服姿の金髪碧眼の少女に睨まれながら、守田亘(もりたわたる)は悩んでいた。 「誅(ちゅう)したい?」 守田は読んでいた時代劇小説を閉じ、表紙を目の前の少女に見せた。 「誅殺(ちゅうさつ)じゃないよ」 「チュウってあのチュウか?」 「そう、接吻、キス、とか色々言い方あるけど物理的に他人と自分の唇を重ね合わせるヤツ」 そう言いながら、女の子は顔の前で両手の人差し指を合わせた。 「柏さん、ここはいつから風営法に引っかかる商

    • さわだコミティア20年反省文「10万字の壁のあとさき」

      かれこれコミティアに出るようになって20年ですが小説・・・のようなものを書いていますが、未だに自分の作品を冷静になって読み直すということが自分にはできなくて、これは「反省」しなければいけないと思って書き始めたのがこの文章です。 本題に戻りますが他の人はどうか分からないけど、僕は自分の作品があまり好きではない、というか嫌いだ。 嫌いというのは本当に感情的な部分の事で、例えるならば「野菜が嫌い」と言いながら、温野菜だったら食べるとか、そういう食わず嫌いというよりは「まあ進んで

      • 釣れた女の子とこのリバー

        本文夏の残暑が想像以上に長引いて暖かい日が続いていたのに、数週間たつともうコートを着ていた。 何だが秋が短くて急に冬に放り込まれたので忙しなく流されるままになっているようで嫌な感じがする。 「流されてるなあ」 川を見ながら高校生の高橋みなみ(たかはしみなみ)は溜め息をついた。 昨日母親と久しぶりに口論をした。 理由は忘れたが二人しかいないのだから家事の分担とかの話からなぜかみなみの進学をどうするかという話になって、母親が愚痴をこぼすのでイライラして部屋にこもった。

        • クーラーの効いた部屋で彼女とイチャイチャ工作する夏休み

          本文夏休みが始まって一週間、毎日休みだという高揚感から解放され、なんとなく朝起きて学校行っていた日々から朝起きても学校に行かずに自宅に居る事に飽きて、友達と一緒に遊びに行ったり、遠出を計画したりするのだろうが、高校一年生の俵積田直道(たわらつみだなおみち)は夏休み前に受験で勉強ばかりだった去年の夏休みと違い、高校一年の夏休みは大好きなインドア趣味を満喫しようと決めていた。 直道は手先が器用なのでプラモデルを作ったり、工作したり、楽器を弾いたりするのは大好きで、インドア趣味は

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        記事

          無職、無職、無職!

          本文 四月に入り天気の良い日が続いて朝の肌寒さに上着を着るが、昼は暑くて上着を脱ぐ朝夕の寒暖差がある季節。 県境の大きな川沿いの何もない河川敷、川から土手までは広々と雑草と少し土が剥き出しになった場所があって野球グランドには少し狭く、サッカーグラウンドの横幅には広いぐらいの中途半端な空間があった。 少し急な土手からコンクリートで作られた階段を川沿いに降りたところにはひとつだけベンチがあって、シャツとスラックスを履いた男がベンチに深々と背中を預けて座っていた。 昼過ぎの太陽

          無職、無職、無職!

          喫茶室ルノアールで契約書を結ぶ青春

          本文 夕方近くの放課後に訪れたのは、学校近くの駅にある雑居ビル二階の喫茶店だった。 お店の名前は「喫茶室ルノアール」と書いてあり、都内の大きな駅の近くではよく見る白地に黒い文字の看板が目に付く事があったが、入るのは初めてだった。 ふとカフェと喫茶室の違いはなんだろうかと高校生の中神立隆晃(なかかんだたかあき)は店内を見渡す。 古い欧風とでも呼べば良いのか、白い壁紙と古風な木枠を組み合わせて構成された壁面と、四角い白いテーブルを囲むように緑色の少しくたびれた一人掛けの緑色の

          喫茶室ルノアールで契約書を結ぶ青春

          書くことが無いのに文芸部、遠くに咲く花近くに居る君に見えた。

          本文 都外にある高校校舎の一角には小さな部室が並んでいて、廊下には部室を使っている部の名前が扉毎に紙に書いてある。そのひとつに少し黄ばんだ紙に文芸部と書かれた部室があった。 部室の中は縦に広い準備室のような部屋になって真ん中に机が置かれていて、壁の周りには掃除用具を入れるロッカーや扉のない荷物を置くスチール棚に本やダンボールが無造作に積まれていた。 そんな教室の真ん中に細長い折りたたみテーブルを組み合わせた机の前で冬服の黒い生地のセーラー服を着た女の子が腕を組んでパイプ椅子

          書くことが無いのに文芸部、遠くに咲く花近くに居る君に見えた。

          6月14日:NFTってなんっすか?(素直)

          NFTとか難しい事言われても全然分からないのですが、何となく感じているのが「新しいお金儲けの方法」ぐらいにしか感じられなくて、そういうものもあるのかーっと思いながら未だに買おうとか集めようとかする気がしない。 デジタル資産っていうと急に胡散臭くなるのはなんでだろう? 実際にはサービスが終了したら読めなくなるキンドル電子書籍も買ってるしなあと思ったけど、あれはサービスで読める権利を買ってるのであって「本」を買ってるわけじゃないもんね。 「権利」だから「資産」にならない?

          6月14日:NFTってなんっすか?(素直)

          6月13日:体感虚報主義

          小学生の頃に住んでいた家の近くにペンキ屋さんと小学校のころに言ってたけど、多分看板作ったり外装工事する個人商店のお店のガレージがあって、お店の前を通る度に、ガレージのシャッターが空いていると、奥にある机の上の棚には通り道からでも見える、大きな灰色と赤の色が目立つ戦艦のみ模型が棚に飾ってあった。 フルハルモデルの大きな艦船の模型は遠目から見ても大和だと分かった。 お店の前を通りかかっては、たぶん物欲しそうに僕が見てたので、一度だけお店の奥にいたおじさんにもっと近くで見ていい

          6月13日:体感虚報主義

          6月12日:6月の勝利の歌ってなんだっけ?

          AFC U-23アジアカップ 韓国対日本戦をぼーっとしながら見てた。 日本のこの年代の選手は結構面白らしいと、最近アンダー世代の試合をちゃんと見てないのでたいした知識はなく高校卒業してすぐにドイツのシュトッツガルドに入団したチェイス・アンリやFマリノスでも活躍する新進気鋭の藤田譲瑠チマなど多彩なタレントが多くてパリ五輪に向けて楽しみな世代。 一方の韓国は既にスペインリーグに出場してるイ・ガンイン中心の日本とは違う一つ上のアンダー23を中心にしたメンバーで序盤はボールを握っ

          6月12日:6月の勝利の歌ってなんだっけ?

          6月11日:腹の呼吸

          ちょっと身体動かすかぁと夜に空いていた個サルに思いつきで参加した。 天気予報では小雨だったのだけど、身体を動かすということが目的なので、いつもは自電車を乗り継ぐのだが転車で行くことにした。 地元の所沢からフットサルコートのある国分寺まではだいたい4~50分っといったところなので、まあなんとかなるかと自転車を漕ぎ始める。 友達の車に乗っけてもらった事が多いのでそんなに道に迷うと言うことはないと思ったけど、Google マップにが教えてくれる道もだいたい同じ感じだった。 だが西

          6月11日:腹の呼吸

          6月10日:子供だけ鎹

          出生率が下がって大変というニュースが出生率が発表される度に話題に上がる。 これはずっと出生率が下がっているからニュースとして大々的に取り上げあられるのだが、自分が知る限り出生率が上がった、対策の効果が出たというニュースは聞いた覚えがない。 色々な原因があって下がってるのだろうから保育園が足りない~若者の所得が~とかはここには書かないけど、最近よく見る国際政治チャンネルの動画で出生率が下がってるのは先進国どこも同じでしょ?って議論は日本には当てはまらないぞ!という提言をみた。

          6月10日:子供だけ鎹

          6月9日:大和貝煮

          艦これで大和改二が来てやっぱりうれしくて小躍りしちゃう。 しかもステータスもだいぶあがってこれぞ最強最高最後の戦艦大和に相応しい出で立ちよと誇張なしに震える。 巨大な砲塔に突き刺さる連装砲は51サンチ砲を思わせるし、その後ろにハリネズミのごとく砲身を上に掲げている長10サンチ砲の乱立は航空機なんかに負けないぞという意志の強さを感じる。 ああ、これだけ大和に長10サンチ砲が付いていたら沖縄にたどり着いたのかなあなんて今時小学生でも見ないお気楽ボーイな夢を見させるその姿についつい

          6月9日:大和貝煮

          6月8日:産業のコメコン

          台湾が16兆円掛けて半導体工場を建設しているという景気の良いニュースを聞いて、そう言えばこの前九州にTSMCが日本が補助金4000億円掛けて九州に新しい工場造って日本にも最新の工場ができるぞと大喜びしてなかったっけとなって、ググってみると金額は間違えてなかった。 日本が半分出してもう半分をTSMC出資して8000億円だそうだけど、そうか1兆円も行かないのか。 半導体生産って素人目にみて規模で殴る仕様は昔っから変わってないはずで、韓国の半導体設備投資のスピードに追いつけず脱

          6月8日:産業のコメコン

          6月7日:デッデーン

          いつものようにNetflixに進められるままドキュメンタリーを観てしまうのだけど、今回見のは「アダム・コノヴァーと"せ"は政府の"せ"」っていう、アメリカの スタンドアップコメディアンが色々なアメリカ政府、連邦政府がやってることの凄さやデタラメさを分かりやすくコミカルに解説してくれる番組なのだけどこれがけっこうおもしろかった。 アダム・コノヴァーと"せ"は政府の"せ" まず最初に出てくるのがあのバラク・オバマ前大統領(本人)で、彼が税理士に頼まないで自分で納税書類作るとこ

          6月7日:デッデーン

          6月6日:ブッチャー対高田延彦対フレンチ

          先週末の土曜日起きてすぐにアマゾンプライムのザ・ボーイズのシーズン3を見た。 始める前に今回は3話しかないの? っと思って見たが「3話で十分だった・・・」って感じの相変わらずの飛び散る肉片、切り裂く光線のアクションシーンと暖かい家族を求めるけど誰も手に入れられない悲しい物語だなあとは思うが、観ながらちょこちょこ挟まる政治的な背景のコメントがなった。 具体的なシーンはネタバレになっちゃうので避けるが「ラストベルトの支持率が40パーセント上がった!」っとか、懐かしいトランプ

          6月6日:ブッチャー対高田延彦対フレンチ