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【追記あり】ユニコーンに乗ってみた話

この記事は48歳になった本日公開します。
近況共有と、良かったら誕生日プレゼント代わりに”スキ”をしてもらえたらうれしいです。

タイトル由来

最近完結した「ユニコーンに乗って」というドラマで、西島秀俊が演じる「小鳥(ことり)」さんが48歳で転職活動を行いEdTechスタートアップで働くことが決まった第1話にとてもリスペクトしたのでタイトルとして使わせてもらいました。
ちなみにガンダムUCも大好きです!という話は横道にそれるのでまた別の機会に。
なぜリスペクトしたかというと、ご縁がありまして47歳と9か月くらいからGovTechスタートアップで複業として働かせてもらい3か月が経過しました。

ちょうど働き始めたタイミングでドラマが放映されたので設定上の年齢が近しいところもあり初回は特に見ながら胃が痛かったです。
ちなみに私も最年長者で参加させてもらい、現在もメンバーは増えていますが「誰にもこの場所は渡さない!」ってくらい絶賛最年長者です!
”ジョイン”って言葉が使いづらい世代です。

ほぼタイトル出オチ状態ですが、以降は今年も2/3終わって色々あった的な近況共有です。

きっかけについて

今年の目標を”越境”と定めていました。ちょうど現業が資本提携を受けるタイミングだったので、自分自身の17年務めた環境が変わり始めることに不安感を覚え、周りの世界を見てみたいなと考えるようになりました。

実際のところ目標を定めたころは、知り合いのツテ経由でボランティア的に他業界を見られたらなと考えていた程度でした。

そして、なんだかんだと年度末を駆け抜け、組織の再編とか色々をやりつつひと段落ついた4月のタイミングで、取締役に就任してから6年間の従業員兼役員状態から従業員としての役割を終え、取締役に専念することが決定しました。きちんと退職手続きをとり17年の従業員生活を終えました。

が、ちょっと突然すぎて退職の余韻も全くないというか他のメンバーが全く気付かないうちに、会社都合退社(取締役は継続)で私のサラリーマン生活が終わりました。
人に経緯を話すんですが、大体の人は「昇進じゃないですか!経営に専念ですね!」って祝ってくれるんですが心境的には”違うそうじゃない”みたいな感じでしたね。

モヤるところはありますが、前向きに考えます。
従業員ではできないことをやってみよう!ってことで従業員は副業NGな会社規定ですが、従業員でなくなったのでチャレンジしてみようと探し出しました。

長年培ったキャリアに該当するしごとは利益相反になってしまいかねないので外して探すと。。。意外と何もできないみたいな自分のスキルのなさを思い知らされました。
そして、カジュアル面談で気になるところに会うと話は盛り上がるんですが。。。オチとして「会社間で何か一緒にやりましょう!」というオファーをいただいたり。
それを求めてはいないんだと心の中で思ったり更にモヤモヤと。

全く想定してなかった世界を見つける

「カジュアル面談ってどうなんだろ?」
と、当時Meetyをアカウント登録していて、Twitterの公式アカウントもフォローしていたのでピックアップされ流れてくる特徴的な募集を見てました。

でも基本的にスタートアップ系が若い人を求めていそうな感じ(偏見)で、自分には縁がないかなーと思っていたのですが、たまたま「まちづくり×DX」文脈のカジュアル面談の募集を見かけました。

”まちづくり”は青学WSDの同期や知人の中でもよく聞くテーマなのでワークショップデザインやファシリテーター的な能力があれば何か役に立てるのかな?と勝手に想像しました。
そしてもう1つのキーワードの”行政DX”は、仕事上メインではないけどWebとデザインをつかって行政系の仕事は色々やってるし状況は理解できるし、もしかしたら私チャレンジできる?ということで興味をもちました。

応募する決定打はサイトをみたときです。
トップのメッセージである「関係性をデザインする」というフレーズに一目ぼれしました。ちょうど勝手に師と仰いでいる方がよく仰ってるフレーズだったのもあり一方的に好感を持ちました。

あと取締役の東さんのMeetyに書かれていたキャリアが気になったので、話を聞くだけで雑談で終わってもいいや(今思えばかなり失礼)という感じでカジュアル面談申し込みをしました。
日程調整に成功してカジュアル面談が実現されます。

アナタがはじめての人です

みたいな感じで、どうやら一般募集で現れた最初のフレッシュマン(初老)だったようです。
最初の人って何もないところから始まり、失敗や成長の機会、学びと実践や型作りで色々できるのは非常にやりがいがあるしと個人的には興奮します。

ただし、採用側としては若くて一緒に成長していくタイプのほうがよいだろうし、それがきっと当たり前だよなーと勝手に思ったり。というか自分だって採用するなら若手を!と思うので、ドキドキしながらカジュアル面談後連絡を待ちました。
結果は採用いただけました!ガバメントサクセスという新たな領域で働けることになったのはすごくうれしかったです。

不安はなかったか?というとめっちゃありました。
これまでの経験上デジタル系の仕組みは大体わかる。でも、自分が手を動かして何かをしたわけじゃなく、チームメンバーが対応してくれたという状況下での”わかる”です。

参考サイトや事例は色々知ってる。でも自分が作ったわけじゃない。
知ってるとできるとの間のギャップってこんなにあるんだと正直焦りまくってたりしました。

知ってるってことは流れはわかるし、流れがわかれば対策うてるし取りこぼすことはないんだ!球拾いみたいな感じで頑張ろう!と開き直って思いながら、とにかく触る・調べる・整理するみたいなかんじで勝手にNotionで自分用ポータルを作ったりしつつ、それも意外と受け入れてもらえたので安心してました。

現在は主力サービスのmy grooveの立ち上げ&導入がメインです。分からないことを分からないと言えてフォローしてもらえるのがとても良いです。
あと社内文化として良いものは積極的に取り入れてくれるし、まちづくりの素人意見も含めてちゃんと聞いてくれるし自分が作ったフォーマットも使えるものは使ってくれるのもありがたいなーって感じてます。しみじみ。

※良いサービスです!行政系の方やまちづくり系の知り合いがいたら是非説明させてください。

とりあえず使い勝手の良いおじさんになろうと日々Slackでスタンプを押し、社内で人手を内部で募集してたら混ぜてもらいつつ過ごしてます。

そして今後について

何か卒業メッセージ感がでているので補足を。
複業と最初に書いたように現在取締役をしてますエスケイワードの仕事もやる気を失ったわけではありません責任者ですし。
こちらはこちらで過去最高売上と最強の組織を作る+新規の事業やデザインの領域も広げる気満々です!

今年はコンペに参加しないけど最高売り上げを目指す!それだけの良い顧客と良い関係を作ってよい仕事をする。だから良いメンバーとパートナー体制も戦略的に対応する。
みたいな感じで楽しくやってます。
アプリ系のデザイン領域もこの機会で入り込む気になってます!

※是非一緒に仕事してくれるデザイナーさん募集してます。

ただしすべての行動に”経営者として”を念頭に置いてます。
次の世代にマネジメントを渡していかないといけないですし、チャレンジや失敗の繰り返しという楽しみや、ジャストアイデアの実装と迷走の繰り返しと言うたのしさ、学ぶ→わかる→できるといった成長のサイクルは私のものではないです。

経験できて成長できるものは誰かに渡して、私自身は戦略を考えて目指す場所に旗を置いて自走してもらうのが私の役割です。

俺のおかげで組織が回ってるとか、俺のクライアントや俺の仕事と成果っていうのはダサさの極みなので次にどんどん渡していきます。
私は外で仲間を増やして、そこから偶然発生する仕事の相談は関わったメンバーの成果と思って負荷や都合は考えず渡していきます!頑張って。

そして、何より個人的優先事項があります。最近もう腹をくくって色んな人に報告してますが、来年大学院にすすむ予定(合格すれば)です!9/18に試験を受けますので落ちたら笑ってください。でも大丈夫、2月に春試験もあるから!1年で二浪という奇跡が起きるかもw

青学に通う前から気になっていたけど、仮に合格して通うには自分自身の時間の使い方を変えないといけないとと徐々に慣らしました。
・青学WSD→三か月ちょい週末通学
・日経ビジネススクール→三か月週末オンライン
・社会情報大学院大学→半年毎週金曜日オンライン
・Project Climbing Challenge→三か月毎週水曜オンライン
と週末だけじゃなくて仕事をしながらの学びの目途が立った+学びの過程での知り合った人たちも進学を検討しているので、その流れにのってみようってことでチャレンジです。

50代はソーシャルデザインの領域で強みを持ちたい!って想いがあります。
試験が終わったらもう1つ認定資格とりたいのもあり、そっちでも「ここに辿り着いたのはアナタが初めてです」と言われているのでご縁を勝手に感じてます。

と、自分自身の近況とこの先どうしたものかと思ってることを誕生日に敢えて言語化してみました。

ここまで読んで頂けた皆様ありがとうございます!
まったく落ち着かないまま、48歳を迎えましたが引き続き仲良くしてください。

<追記>

合格しました!!!!2023年4月から大学院生になります。


書籍や配信機材に活用します!