世界には、自分しかいない?

私がいて、

『家族から、〇〇だと思われてるよなー』と思う、私がいる。


これ食べたいなーと思う私がいて、

『食べたら、お姉ちゃんに怒られるかな』と思う、私がいる。


この服、着ていきたいな。と思う私がいて

『でも友達にダサいって思われそう』と思う、私がいる。


〇〇と思う、私がいて

他人が××と思うだろう、と思っている私がいる。


どっちにしても、私が思っていること。


私が、自分のことをダサいと思っているから

周囲の視線やことばも、ダサいって言われてるように感じて


自分がバカだと思っているから

発言する時に、馬鹿だと思われているんじゃないかと不安になって

結局、緊張して思う通りに話せず、頭が真っ白になって

ほんとうに、頭が動かなくなってしまったりする。



〇〇と思う自分がいて、

他人からも〇〇だと思われると思っているから

自分が〇○であるという証拠を見つけたり

〇〇という前提で動くから、

ほんとうに〇〇になっていったりする。


全ては、「私」が思うこと。


自分が思うことも

周りからこうだと思われる、と思っているのも自分。


他人が何を感じているかなんて、本当の意味ではわからない。


どんな時も、何かを感じている自分と

他人の目にはこう映るだろうと思っている自分しかいない。


そして、自分の思い込みの通りに、世界は創られて行くから、

あ、やっぱりそうだったんだね。

と思う現実がやってくる。



この世には、私と

私以外にこう思われている、と思う

やっぱり私しかいない。 
(ローランド風)



つまり、『自分が自分をどう思うかが一番大事』ってことだ。

それを起点に、周囲からこう見られているだろう、という捉え方も変わってくるから。



でもだって、私はどう見たって顔が大きいし

どう見たって太ってるし

どう見たって勉強できないもん、て?


ほんとうに誰かに、顔が大きいって言われたことがあるんですか。

誰と比べて言ってるんですか。

それは本当に、事実なんですか?


自分で鏡をみて、自分の顔が大きい証拠ばかり探して

「自分は顔が大きい」と自分に言い聞かせているから

無意識に、歯を食いしばったり、呼吸が浅くなったり、顔がむくむ食べ物ばかり選ぶようになって

本当に、顔が大きくなっていってしまったりするんです。



あゝ エラ張りで長いこと悩んで

「誰にも言われてないのに」自分はエラが張ってると思い込んで

ストレスで歯を食いしばって

鏡を見るたびに、わざわざ自分のエラ(と思しきもの)を確認して

小顔サロンに行って、「エラ張ってますよね?」と先生に同意を求める。


そんなことをしていた自分に教えてあげたいよ。


いつまでも、ちっちゃい頃にお姉ちゃんに言われたひとことを、頑固に握りしめていなくていい。

それを事実にしていってるのは自分だよ。


今のわたしは、全然気にしてないよ。

むしろ、「私、顔ちっちゃーい♪」とか

「このぷにぷにのほっぺが良いんだよね〜」とか

思っちゃってるから。



人生、自分の都合のいいように、思っていかにゃ、そんそん。


どうせ、世界には私という観測者しか、いないのだからね。


おわり

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