見出し画像

起業メモ #18 メールサービスを選ぶ

会社名ドメインが取得できたら、そのドメインを使ったメールアドレスを使いたくなるものです。個人のGmailアドレスよりも会社名ドメインのメールアドレスの方が、顧客とのやりとりや法人向けサービスの申請時に、信頼度があがるというメリットもあります。

独自ドメインを使えるメールサービス

会社名ドメインなど、独自ドメインを使えるメールサービスはたくさんあります。例えば、Apple の個人向けのiCloud+でも、2021年頃から独自ドメインを使ってメールの送受信が可能になりました。

今回は、もう少し法人向けのメールサービスを使うことを考えて、Microsoft 365のメールサービス を使うことにしました。元々、デスクトップ版のWordやExcelを使うために Microsoft 365 Business Standard を会社で契約しようと思っていたので、それであれば追加料金無しで独自ドメインでのメール送受信が可能になります。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/microsoft-365-business-standard

独自ドメインのメールサービスをDMARC対応にする

独自ドメインでメールサービスを使う場合、最近ではDMARC対応が必須です。DMARCとはメールのなりすましを抑止する技術で、正しく設定しておかないと、自分が送ったメールが届かない(特にGmail宛に届かない)ケースが増えています。
Microsoft 365の場合、公式ページにその設定方法が書かれてるので、それに従って初期設定は比較的容易にできました。ただし、DMARCは運用しながら設定変更する(ポリシーを厳しくする)必要があるので、今後の検討が必要です。

Gmailに転送してメールを読む

Microsoft 365のメールは、ブラウザのOutlook に加えて、各種メールクライアントで読むことができます。私も基本的にはWindows 上のOutlook クライアントで読むことにしましたが、個人メールはGmail を使っているので、メール着信通知がGmailとOutlookの両方から来るのが煩わしくなりました。
そこで、会社アドレス(Microsoft 365)に来たメールをGmail に転送する設定にして、受信通知とメールを読む作業はGmail に統一しました。これで、スマホのメール着信通知はGmail だけで済みます。
こうしておくと、会社のメールアドレスでメールを発信するときだけOutlook を使い、その際ついでにOutlook 側に溜まったメールを整理することで、メールを捌く処理の効率化ができています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?