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「レーズンサンド大好きっっ!」からの北海道土産〜お土産選びはやる気だしていこう!

「レーズンサンド食べる人〜!!」
ある日、アンニュイな雰囲気をまとった職場の男性(アンニュイ男子B)が外勤から白い手提げ袋を持って帰ってきて皆に向かって叫びました。
「はーい!」
私は全力で手をあげました。
しかし、そのアンニュイ男子Bが私にレーズンサンドを手渡しするタイミングで、こう言いました。
「ごめんね、代官山のじゃなくて。。。」と。
私はちょうど5年位前に札幌市の関係の職場で働いてました。当時、職場では東京生活や自分の事を順番で記事にしてあげるという事をしており、私は自分の記事に下北沢のサブカルチャーや世田谷の事、あとレーズンサンドウイッチは代官山のが一番おいしい!という様な事を書いていたのです。

それを覚えていたアンニュイ男子Bさんは、たしか、御茶ノ水か目黒の小川軒のレーズンサンドウィッチだったと思いますが、渡してきた際に
「ごめんね、代官山のじゃなくて。。。」
と、謝ってきたわけです。

もうかなり前なので、その書いた記事を詳しくは覚えていませんが、小川軒のレーズンサンドイッチは代官山が一番美味しい、と言い出したのは母でした。蠍座の母のかなり舌が超えていて、お土産を買ってくるとどこの?と聞いてきて必ず箱をチェックする人でした。それから、あまり意識していなかったけど、レーズンサンドイッチを買う時はどこのものか見るようになりました。

私が小川軒のレーズンサンドイッチを一番購入する場所は、東急渋谷のマークシティの地下でした。いつも1〜2週間のサイクルで色々なお店が出店しているので、会社帰りにふらっと立ち寄った際にあったらラッキーと思い買ってしまうという感じでした。

あとは、吉祥寺の井の頭線乗り場エスカレーター横では、よく鎌倉のレーズンサンドがよく売っている気がします。

そして、おそらく、小川軒のものは代官山、御茶ノ水、目黒のものは食べた事がありますが、代官山のものは一番〝レーズン多め。ラムが効いている”という感覚が脳裏に残っています。
なので、ラムが好きな私も母と同じく代官山推しという訳なんです。

他にも“クッキーの硬さ”“クリームの甘さ”“クリームのふわっと感”これらの微妙な違いも記憶にあります。

この違いに関して調べたら、食べ比べしているサイトがいくつかありました!
やはり、レーズンサンドウイッチは多くの人を魅了している。

私はわざわざ買いに行くというより、偶然見つけた時に買うという事を楽しんでいる人なので、食べ比べはやらなくていいのかなと思ったりもします。(と、言いつついつかやるかもしれません)
そしてレーズンサンドへの愛が引き寄せているのでしょうか、不思議と貰える率が高かったりします。
人におススメを聞かれたら代官山を推すけれど、それ以外が嫌という訳ではないのです。
なぜなら、、、

私はクッキーとか焼き菓子が大好きすぎるからです!!!そう。愛してやまない。

なので、どこのレーズンサンドウィッチも違いを楽しんで食べる自信があります!

みんな違ってみんな良い。
そして、レーズンサンドといえば、六花亭のバターサンド大好きでございます。
こちらも売っているのを見つけたら買ってしまうランキング上位入り。

先日もスーパーで売っていたので、我が家に連れて帰りました。
確か5個入だったけど、それを一日一個ずつ食べる幸せを噛み締めてました。
なんでしょうか、寝る前に明日食べる焼き菓子を想像し、ワクワク、うっとりする時間が私は好きなのです!

だって私は食いしん坊野郎。

六花亭のバターサンドといえば、賞味期限が短いのです。
そこで、このお土産が運ばれてくるとよく当時の職場の皆は冷凍庫に入れていたのが印象的でした。
冷やして食べた方が好き勢が多かった記憶がありますが、私は大好き過ぎてすぐ食べる派でした。
常温で食べる柔らかめのクッキーとクリームの甘さ、バターたっぷり。これぞ幸せの象徴です。

そして、新しいお土産もこの時結構いただいたし、リクエストをだして買ってきていただいた事もありました。
教えてもらったり、自分が食べたりして記憶に残っているお菓子は、MORIMOTOさんの「ハスカップジュエリー」とカプチーノ味がたまらない六花亭の「雪だたみ」さんです。
この辺りの焼き菓子好きが反映されちゃってますね。
あとは、この間たまたま渋谷で売っていて買った「ラネージュ」さんのスイートポテトも好きでした。
しょっぱい系でいくと、丸さが可愛い「ぽてコタン」と、フリッターせんべい「ほじゃが」も好きでした。芋好きでもある私、全部お芋でしたね。

そして、ここからが本題なのですが、このお土産ラッシュの職場では一方で何を買ってくるかが実はプレッシャーになっていたとか。
お土産を買ってくる事はもちろん義務ではなかったのですが、出張にいく度に皆が買ってくるので、買わなきゃという無言の圧があったようです。

皆、他の人とかぶらないようにとか、新作はないかとか探したり、結構大変なんだよという話を後になって聞いたりしました。

そして、私、お菓子を愛するあまり、常にお菓子とは誠実に向き合いたいという思いが溢れてしまい買ってきてくれたお土産にあまり良くない感想を言ってしまった事があったのです。
なんだか、もうパッケージからやる気がなくて、食べたら美味しくなかったものもありました。
定番がカスタード味で新作がいちごだったとしたら、新作に期待するのになんだかイマイチだったりして。
大体のお土産を一番に受け取り、お茶コーナーに並べ、一番に食べていた私は、もう無意識的に感想を言っていたのです。

そして、ある日、想像を超える美味しくないものに出会ってしまいました。

「まずっ!なんかこれ全然美味しくない!」

と結構な音量で発してしまったら、隣のCさんが、「ちょっとこれT君が買ってきたお土産なんだから失礼だよ!」と言われてしまったのです。

あーそうか。
私は別にT君を攻めるつもりはないんだけど、このお土産のパッケージとか味とかやる気なさすぎて思わず言ってしまったのだよ。とCさんに説明しました。

私はただ、ただ、そのモノが美味しいかどうかを一人楽しんでいたので、買ってきた人を傷つけるつもりはなく、頂いたものをありがたいとは思っているけど、いちいち感想を言ってしまうのです。
そして紙には書いてないけど、リピートリストと絶対もう買わないリストが頭に入っていた訳です。

美味しいものを発見した時は、
「めっちゃ美味しい!食べてみてっっ!!!!!!!!(目はキッラキラ)」
まだ食べるタイミングではない人に勧めていたほどでした。

「また買ってきて〜!!!!(満面の笑み)」もはや、叫び。
そう、私は面倒くさい人だったと思います。

そして、それだけのお土産を頂いていた私が思うのは、お土産を買う際に「これでいいや」じゃなくて、「これがいいや」で買って欲しいなって事でした。

受け取る際に、それを開けた時になんとなくその要素がわかってしまうものですよね。
もちろん仕事の合間で買ってくれている訳だからそんな時間がないのもわかります。でもせっかく買ってくれるなら美味しいもの選んでほしいし、意外と選ぶ気持ちが大事じゃないかなと感じていたのです。もちろん主導権は買う方にある訳でその人が好きなモノを選んでくれた時はとても嬉しいし、そういう話を聞きたかったのかもしれません。
そんな訳で、私はいつも食べ物と対話しているし、食べ物を通して人と会話をするのが好きだったなと改めて思いました。

最近裏で呼ばれていた、グルメ番長、というあだ名に友人のさとちゃんが、
「やるきあんのか」と付け加えてくれました。その言葉を聞いてきたら、今回書いたエピソードを思い出してしまった訳です。

そんな訳で今後も食べ物を、特にスイーツを、大好きな焼き菓子との真剣な対話を楽しんでいこうと思います。
このような私と今後ともお付き合いいただけたら幸いです。

次回はオススメアイス屋さん特集にします!


#レーズンサンド #焼き菓子 #北海道 #グルメ #お土産


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