見出し画像

78歳 #10 骨髄異形成症候群・ムズムズ足症候群

「ムズムズ足症候群」(レストレスレッグス症候群)で夜眠れず、朝起きれない日が続いた。

「ムズムズ足症候群」は、5年くらい前から症状があったのだけど、何科を受診すればいいのか分からずにいた。

眠いのに、足が不快で眠れない。
普通の内科で「夜眠れない」みたいなことを言うと安定剤が出るが、足には効かない。

自分の拳で足(骨ではないところ)をでガンガン叩いていたので、私がマッサージをしようとすると、ひどく嫌がった。

歩いていると少し気がまぎれるらしく、眠いのに歩き出す。
安定剤を飲んでいるのでフラフラしている。

疲れて横になるが、すぐ起きて、そのたびにどこか打撲していた。

ネットで調べると「夜リラックスしているときに症状が出る」と書いてあるが、時間関係なく症状が出た。

たまたま、総合病院でMRIを取ることがあって、症状が治まらず足をジタバタさせてた。

「じっとしてください」
「無理です」

動きすぎて検査ができないので、脳神経内科の先生を呼ばれた。
話をしたら「ムズムズ足症候群」と言われ、それから投薬が始まった。
最初は、貼り薬を処方された。
内もも、肩、毎日場所を変えて貼り替えていたが、そのうちシールにかぶれた。
飲み薬に変え、1週間ずつ薬を試した。
胃腸症状が出て、続けて飲めなくなった時は、別の薬を2種類を組み合わせたり、錠数を変えたりした。
本人は不眠でフラフラして危ないので、電話して代理受診した。

足ムズムズ症候群と鉄不足

医師は、優しい口調でお薬を処方してくれたが「ムズムズ足症候群」の原因は教えてくれなかった。

ネットで調べたら、鉄不足が関係しているという情報もあったが、定期的に輸血をしていたため「鉄」は普通の人より過剰に蓄積されていた。

脳神経内科の医師は血液内科は専門ではないし、
こちらから質問しても、
「〜じゃないかな」と答えを濁した。

「私、失敗しないので。」
「絶対治りますよ。」
こんなことを言う医者はフィクションのドラマの中にしかいない。

シクロスポリン再開

投薬後半年〜1年で血小板の数値が上がり始めたので、シクロスポリン(免疫抑制薬)を半年やめていたのだが、また下がって来たので投薬再開した。

血色素(Hb) 10.6(下限値11)
血小板 40,000(下限値158,000)

週1〜2回、下痢と吐き気があって、不眠から朝起きれず、朝ごはんが午後3時になることもあった。

健康のための規則正しい生活は難しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?