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77歳 #06 骨髄異形成症候群・血小板が増えた

半年かけて血小板値が上がる

診断されて半年、ネスプ注とシクロスポリン服用で、血液検査の数値が良くなってきた。

血色素(Hb) 9.3(下限値11)
血小板 50,000(下限値158,000)

血小板が10,000を切ると、何もしていないのに歯茎から血が出る、ちょっと軽く当たっただけで皮膚が内出血する。
全部自分の歯だったが、歯が一部欠けてしまった。
血小板50,000は、全然健康な値に届いていないんだけど「50,000にあがるまでは、抜歯は禁止」と言われていた。
血小板の値が上がったので、やっと歯医者に行けると思ったが、咳があったり、熱があったり、吐き気があったりして体調がすぐれず、この後1年くらい歯医者を延期した。
(あとでわかったけど、抜いて差し歯にするわけではなく、欠けたところを樹脂のようなもので継ぎ足すだけだったので、もっと早く歯医者に行けば良かった)

血液検査の値が上がりだしたので、週1の受診から月1に減らせることになった。
やったー!

ご飯が食べられるようになった

食欲がない日が多かったので、家ではあっさり系のメニューを作っていたが、それをやっとで食べていた。
週1で病院に通う日は、院内のレストランで昼食をとるのだが、いつもと違う場所の食事で気分転換になったのか、母がしっかり食べれるようになった。
天ぷら定食を完食できるほどになっていた。
「油物は嫌だ」と言っていたのに、場所や皿を変えることは大事だなと思った。

外食のカロリーはすさまじい。
受診するたびにちょっと太ってきた。
栄養をとったので、血液検査の結果も良くなってきたのだと思う。
長生きしている人は、やはり肉とかタンパク質をよく食べている。
ただ、だんだん血糖値が上がってしまったので、糖尿病内科を受診した後、栄養士から食事指導を受けた。

高齢者の糖尿病

糖尿病は運動が基本だが、ちょっと動くだけでも息切れがひどく、風呂に入った後が一番苦しかった。
浴槽には入らず、シャワーだけだったが、腕を動かして髪の毛を洗うだけで、ハードな運動をした時と同じくらい消耗していた。
血糖値を下げる薬を飲んで、とりあえず現状維持できていたので、無理に運動をすすめなかった。
病院に行く日以外はほとんど家から出ずに過ごした。

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